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鎮魂歌(レクイエム): 不夜城2
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鎮魂歌(レクイエム): 不夜城2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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中盤からクライマックスにかけて、短いセンテンスで織りなされる描写がどんどんスピードアップしていき、 読んでいるこちらの行を追う目とページをめくる指が止まらなくなってしまいます。 なので、次の日に大事な用があってきちんと眠っておかなければならない夜などは、気をつけたほうがいいと思います。 なお、前作主人公の劉健一とその後見者ともいえる楊偉民のほか、北京マフィアだの上海マフィアだのの頭目と子分、女たち、日本人ヤクザと刑事、ジャーナリストなど登場人物が多彩で、またそれらの関係性が複雑に入り組んでいるため、ノートや手帳に人物相関図を記しながら読み進めるとさらに楽しめるはずです。 | ||||
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面白いんだけど、複雑すぎてわからんかったりする。騙し騙され、結局みんな死ぬ、みたいな。 このシリーズ読んだけど名前も難しいし、何となく読んで最後の種あかしを読まないと意味わからない。 面白いけどね。 | ||||
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おもしろかった | ||||
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第1作を凌ぐストーリー展開です。人物、設定、ストーリーどれを取っても名作! | ||||
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著者が、本作を書くのに非常に苦労したというのを読んだことがある。 改めて、読んでみて納得。 まず、最初に登場するのが劉健一では無いからだ。 かわりに、楊偉民の凶手(殺し屋)郭秋生と元刑事、滝沢。 彼ら二人の行動を軸に話は展開していきます。 著者の好きなエルロイを彷彿させる文体や花村萬月が使ったあるギミックを取り入れながら、物語は終盤になだれ込む、と思わせておいて・・・ これから先は是非、読んでいただきたい。 あえて、書くとするならば、巻頭に引用されている『心臓を貫かれて』の一節がなぜ使われているのか。 そして、何故このような構造の作品になったのか。 読み終わった後に、ああ、なるほどと納得できると思います。 著者の最近の作品も読んでいますが やはりこの『鎮魂歌』が (あくまで、自分にとっては)ベストな作品だと初読から20年近く経ちましたが 思いは変わりません。 | ||||
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主人公2人仕立ては前作より凝ってて中々良かったけども、蓋開けて見ると殺戮の嵐で派手さは前作以上。そして核心となるのはBL。みんな死ぬほど身勝手なんだけど、そこそこ切なかった。前作の主人公がクソ野郎すぎて痛快だった。 | ||||
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Ⅰは金城武の映画がベスト。初めての方は映画のⅠ→Ⅱの文庫本で充分な継投。傑作!2年周期で思い出し、ぶっ続けで読破すること3回目。 | ||||
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前からほしかった、本なので満足しています、またよみたいのがあれば購入したいです。 | ||||
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金城武が好きな私は、不夜城(映画)を見た後書籍を買いました。 映画化は一度だけでしたが、これを読むとレクエイム・完結を含め映画化してほしいと思います。 主演はもちろん金城武で。 | ||||
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この作品の主人公は二人います。 一人は日本人の元警察官でもう一人は台湾人マフィアです。 この二人がはじめは別々のルートでこの作品の核となる陰謀に巻き込まれていきます。 陰謀に巻き込まれれば巻き込まれるほど彼らの生命は追い詰められていきます。 しばらくして二人はわけあって合流しますがその後ますます追い詰められていきます。 以上がこの作品のだいたいの粗筋です。 この作品の面白いところは何と言っても主人公たちが追い詰められれば追い詰められるほど感じるいいようもないほどのスリルにあると思います。 主人公の二人はこれでもかというほど追いつめられて命を何度も落としそうになるので読んでいる方は不安でたまりません。しかし、そこがこの作品の魅力であるのだとも思います。 また、暴力描写も半端なくて登場人物は皆情け容赦のない非情な人間でそれらが殺し合いや騙し合いをくりひろげるので作品には得も言われぬ緊張感が漂い恐怖が支配します。 まさに超一流のハードボイルド・ミステリー小説だと思います。 | ||||
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人間の心の闇、目まぐるしい展開が上手く、読んでてハラハラしっぱなしです。ノワール作品が好きな方は是非読むべきです! | ||||
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前作に続いてダーク。 犯したり殺したり なのに、なんか痛快な気になるのは なぜだろう? 暴力的描写が嫌いな人にはお勧めしません。 内容は、前作に比べると やや私的にはトーンダウン。 前作の主人公であり、シリーズの主人公たる 劉健一へ共感できる描写が少なかったからかもしれない。 本作の中心人物である殺し屋・秋生、 物語を大きく揺るがして行く元刑事・滝沢の心情も 今一歩、共感しづらい。 が、息をつかせぬ展開、ぐんぐん作品の世界に 入って行ける描写は、さすが。 「生きるために殺すだけ」という事実を描くために 共感はいらない、という計算なのかな? 事実、物語にのめり込んでいながら TVの向こう側から暴力を眺めている心境になってしまう。 そしてそれは、主人公・劉健一、そして敵である 楊 偉民に最も近い心境なのかもしれない。 さて、いよいよ次作でフィナーレ。 どんなラストになるのか。期待。 | ||||
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不夜城の続編の本作は、前作の主人公劉健一から、「サディストな汚職刑事滝沢」と、ある意味「純粋無垢と言ってよい殺し屋秋生」、この二人の視点を中心に描かれています。 中国裏社会の縮図、上海・北京・中華人民戦線、更に日本のヤクザが入り組んだ、謀略と流血にまみれた悪逆非道の大混戦を小気味よく、そして抜群の筆致力によって描き、読者を全く飽きさせません。 不夜城からのテンションが全く衰える事なく、全編を通じてスリル/驚き/スピード感が満載です。不夜城からの読者は絶対読むべきだと思います。 最終章「長恨歌」はどうなるのでしょうか。今からワクワクしています。 | ||||
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前作を読んだ後、即購入し、一気読みでした。 一作目の読者を裏切らない面白さです。 劉健一の悪くて凄い奴ぶりに、シンパシーは感じませんが 負の魅力に満ちたキャラです。 | ||||
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前作「不夜城」が面白かったので購入。 この作品も非常に面白かった。 練りに練られたストーリー展開、緻密に張りめぐされた伏線、どす黒くリアルな心理描写、筆者独特の文章表現・・・。 筆者の世界に魅せられて、ひたすらに先を読みたくなる一冊。 | ||||
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不夜城はビデオで見ましたが馳星周の作品を読むのは初めてです。 第一級の娯楽作品です。 薬屋「楊偉民」、故買屋「劉健一」、堅気「周天文」、殺し屋「郭秋生」、「朱宏」率いる上海流氓、朱宏の情婦「楽家麗」、「崔虎」率いる北京流氓、崔虎に使われる元刑事「滝沢」、滝沢の情婦「林宗英」、日本のヤクザ「新生会」、中華人民戦線「謝圓」等登場人物が、かなり多いのですが、複雑で分りづらい訳では有りません。 内容は非常にシンプルです。 劉健一の怨念と野望を背景とした策謀に巻き込まれながら、生き残りを掛けて、それぞれの登場人物が立ち回る物語です。 利用されているだけなのを分かりながらも一途な「郭秋生」の複雑な心理描写、落ちるところまで落ちていく「滝沢」の人物描写が秀逸です。 | ||||
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不夜城の続編。 物語は、殺し屋の郭秋生と、元刑事の滝沢の目を通して進む。 前作で主役だった劉健一は裏方に回る。 このあたり、最初の内は若干物足りなさも感じた。 殺し屋の郭秋生が北京流氓の幹部を殺す事から事件は始まる。 北京流氓のボスから犯人を捜すよう依頼される元刑事の滝沢。 北京流氓、上海流氓、中華人民戦線、日本のやくざ等、複数の グループが入り乱れ複雑に絡み合う。 しかし、裏で全ての糸を引いていたのは、劉健一と楊偉民だった。 前作では地面を這いずっていた劉健一が、自分は表に出る事無く、 裏で人を操る。 楊偉民と同じような、冷酷で嫌な奴になってしまったのがちょっと悲しい。 でも、劉健一がここまでになる過程も読んでみたかった気がする。 過去に傷を持つ郭秋生や、どこまでも落ちていく滝沢の造形が秀逸。 馳星周は落ちていく男を書かせると上手いですね。 エンターテイメントとして充分楽しめる作品です。 | ||||
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楽しめると思います。他の方達とは異なった意見ですが。堕ちていく奴を書かせたら、馳星周の右に出る作家はいないと思う。本作では元刑事、「夜光虫」では元野球選手の加倉、「漂流街」では渋谷のデートクラブで働くマーリオ。いずれも犯罪に手を染め徐々に後戻りできない袋小路に追い詰められる主人公。その独特の奈落スパイラルワールドにグッと引き込まれ一気に最後まで読み切ってしまうのは私だけではないでしょう。個人的にはその奈落スパイラルワールド全開という点で「夜光虫」と並んでのおススメ。「夜光虫」「漂流街」よりもストーリー、背景に深みがあるので、単にバイオレンス、臨場感だけでは飽き足らない方にもおススメかもしれません。 | ||||
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極度のSはホモの素質があるのか?妙に納得してしまいました。そう考えると潜在的ホモはかなりいるのではないかと思います。滝沢と秋生の視点から物語が展開しています。その点はとても面白く読めます。クライマックスは不夜城と同じような展開です。 | ||||
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「不夜城2」は台湾からやってきた殺し屋、元刑事、上海流氓、北京流氓、日本のヤクザらが入り乱れて嘘と裏切りを重ねるサバイバルゲームである。物語は元刑事と殺し屋の視点で描かれている。最初は、この2人を中心とした物語なのだと思った。しかし、実は全て裏で罠をしかけていたのは、劉健一と楊偉民。他の人間は全てこの2人の掌で遊ばれていただけだったのだ・・・前作から続く劉健一と楊偉民の骨肉の争い。楊偉民を殺す事に異常な執念を燃やす劉健一。「不夜城2」ではさらに確執が深くなる。現在、馳氏が執筆中の「不夜城3」では決着がつくのだろうか?人間関係が複雑なので、前作は必読。まあほとんどの人間は惨殺されますが(笑) | ||||
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