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鵼の碑
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鵼の碑の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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事件が起こっていたようで、何も起こっていなかったという事実に拍子抜けしてしまいました。しかし、主要キャスト4人(中禅寺秋彦、関口巽、榎木津礼二郎、木場修太郎)が出て来ていたので良しとします。次回作は早く刊行して欲しいものです。 | ||||
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お馴染みの登場人物たちの活躍に「これを待っていたのよ」と楽しく読み進めましたが、謎解きでがっかり。なんだかな…。こんなのに騙されて踊らされてたとかあるの? 楽しく読んでるうちは気にならなかったけど、つまらない真相に到るや、主要キャラの言説もこれまで京極堂から学んだことのおさらい会みたい。 そういえば、前作の邪魅の雫を読むのも自分には苦行だったのを思い出しました。 魍魎や鉄鼠のような作品を待っているけど、もう無理なのかな。 面白くみていた榎木津大先生の言動も異常にエスカレートするばかりで、今や木場修のうんざりする気持ちに同調してます。 | ||||
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いろんなことを忘れて半世紀後に読めたら没頭できたと思う。 昭和前半が舞台だけれど、現在の世相が生々しく感じられてファンタジーと思って没入できなかった。 それだけ東日本大震災後の「まつろわぬもの」扱いがトラウマになって、未だ解放されてないんだなあと思う。 そういうわけで、私の心理状態がこの本を受け止めきれないために星3つ。本が悪いわけじゃないです。私のメンタルがまだこの本を楽しめないので。 山と里の境界の認識の違い、作法の違いは現代でもあるので、そこもちょっとフィクションとして楽しめませんでした。 町の人は農家のよく通る道を山奥だと勘違いするし、栗畑を自由に取っていい自然の山だと勘違いするし。 勝手に畑や山に入ってくるのはクマやタヌキだけじゃないので、げんなりしました。 今まで妖怪を語る京極堂を楽しみにしていたけれど、経験と知識で妖怪の話を純粋に楽しめなくなった己が悲しい。 寒川さんのことに納得できたのは、経験と知識のおかげと思います。 | ||||
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久住、御厨、緑川と 読み進む物語の伴走は 魅力に欠けると感じたし 肝心の「ぬえ」が 大仰な序章の割に 拍子抜けする程 アッサリしている 何よりも舞台装置として 山奥の公◯館と サイク◯ト◯ンの融合が 全く想像できないのは 非常に厳しい だからこその 表紙扉絵なのだろうが はっきり云って「ヘン」すぎる | ||||
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注:ネタバレありです。 百鬼夜行シリーズの最新作なので、既刊は読んでおいた方が楽しめると思います。 さらに、前日譚のサイドストーリーがあり、百鬼夜行陽に収録されている「墓の火」と「蛇帯」も読んでおいた方がわかりやすいです。 そして最後の仕掛けとして、別シリーズの巷説百物語も読んだ方が楽しめます。 読むのが大変な場合は、巷説がどんな話なのか、なんとなく知っているだけでも違います。 百鬼夜行シリーズと巷説シリーズをクロスさせたうえで、憑き物落としや化け物の構造がどう変化したのかを感じられること、それがこの小説の見せ所であると思います。 どちらかと言えば百鬼夜行ファンよりは巷説ファンの方が、この小説は嬉しいだろうと思います。 私は巷説に思い入れがないので(読んでますが)、肩透かしをくらった感じです。 もっと京極堂や関口くんが活躍するケレンあふれる百鬼夜行が読みたかったな。 | ||||
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なんの疑いもなくノベルズのつもりでウキウキと予約したのですが、やけに高いなと思いながら。 単行本だったんですね。失敗しました。著者名とタイトルしか見ないで買うのはやめましょう、自分。 星3つの理由は装丁です。文字は普通サイズで1段なので1ページ当たりの文字数は少なめ、なのでめちゃくちゃぶ厚いです。まあそれはいつものことなので(単行本なので重いけれど)よいとして、ページの上下左右が黒に近いグレーの装丁、これ見た目は綺麗なのですが、ページの中に白色と黒色があるので目が疲れます。読みにくい。 内容は……もう諦めていた京極堂シリーズが出たので、嬉しいです。相変わらずの関口くん。 | ||||
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一気読みした。 シリーズ過去作に比べ大分薄味に感じる。京極堂シリーズの魅力は猟奇的かつ芸術的な殺人事件、殺人者の頭の狂い方の独創性、事件の下地をなすあらゆる種類の性的逸脱行為、のはずなのに、これらがない | ||||
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