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ミレニアム2 火と戯れる女
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【この小説が収録されている参考書籍】
ミレニアム2 火と戯れる女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全103件 101~103 6/6ページ
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オリジナルは2006年リリース。邦訳リリースは2009年4月15日。今は亡きスティーグ・ラーソンの『ミレニアム』第二作。第一作の『ドラゴン・タトゥーの女』を既読の人でこれを手に取らない人は、まずいないだろう。本作は『主役』リスベット・サランデル中心にストーリーが展開する。正に、リスベット・サランデルの魅力満載となっている。 ただ、ちょっと気に入らないのは前半の90ページくらいまで前作の説明みたいな部分が多くを占めていて、なかなか本作のストーリーに突入してくれない。もうこの作品を読む人は前作の内容は空で言えるくらい把握しているのだから前口上はいらないよ、と言いたくなってしまう。ただストーリーが展開し始めるとスピードが付いてきて、どんどん進む。すばらしい。 読んでいてもう一つ思うのは、ラーソン自身の雑誌編集の経験が随所に息づいていて、それがより一層作品を光り輝かせている。正に、ミカエル・ブルムクヴィストは彼自身なのだろう。 ハッキングを使ってのミカエルとリスベットの会話のシーンが一番シビれた。第三作、『眠れる女と狂卓の騎士』が待ちきれない。 | ||||
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「今世紀最大のミステリ」と帯に書かれているが、偽りなし。 ダグ・スヴェンソンがミレニアムに人身売買・強制売春に関するルポルタージュにを持ち込み、出版間近になったところで事件が発生する。第二部ではリスベット・サランデルを中心に物語が進んでいくのだが、前作で登場したミカエル・ブルムクヴィストを含むミレニアムの人たちやリスベットの後見人ニルス・エリック・ビュルマン、ミルトンセキュリティーの社長ドラガン・アルマンスキーなども再登場している。第一作であれだけの強烈な人物が登場したにも関わらず、今回もさらに強烈な人物が登場する。まず、金髪の巨人。彼はリスベットの拉致を指揮する男。次に、犯罪組織の黒幕ザラ。彼は人身売買・強制売春の調査で何度も名前が出てくるもののいくら調べても正体がつかめない謎の人物。 第二部で明らかにされるリスベットの過去には衝撃を受けてしまう。彼女が背負わされた運命のせいでどれだけ子供の頃から闘ってきたのか考えるだけで苦しくなる。下巻の最後では本当に衝撃のシーンが待っている。第三部は7月に刊行予定となっているが、これが著者スティーグ・ラーソン最後の物語になってしまうのがとても残念。それだけにこの物語を読まないと損である。 | ||||
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「今世紀最大のミステリ」と帯に書かれているが、偽りなし。 ダグ・スヴェンソンがミレニアムに人身売買・強制売春に関するルポルタージュにを持ち込み、出版間近になったところで事件が発生する。第二部ではリスベット・サランデルを中心に物語が進んでいくのだが、前作で登場したミカエル・ブルムクヴィストを含むミレニアムの人たちやリスベットの後見人ニルス・エリック・ビュルマン、ミルトンセキュリティーの社長ドラガン・アルマンスキーなども再登場している。第一作であれだけの強烈な人物が登場したにも関わらず、今回もさらに強烈な人物が登場する。まず、金髪の巨人。彼はリスベットの拉致を指揮する男。次に、犯罪組織の黒幕ザラ。彼は人身売買・強制売春の調査で何度も名前が出てくるもののいくら調べても正体がつかめない謎の人物。 第二部で明らかにされるリスベットの過去には衝撃を受けてしまう。彼女が背負わされた運命のせいでどれだけ子供の頃から闘ってきたのか考えるだけで苦しくなる。下巻の最後では本当に衝撃のシーンが待っている。第三部は7月に刊行予定となっているが、これが著者スティーグ・ラーソン最後の物語になってしまうのがとても残念。それだけにこの物語を読まないと損である。 | ||||
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