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署長シンドローム
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署長シンドロームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 1~20 1/3ページ
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私にはいまひとつでした。面白く読めるものの、署長の‘武器’の描写がクドく感じてしまって。隠蔽捜査シリーズは大好きなので期待が高くてその反動の感想かもしれません。 | ||||
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物語の舞台は警視庁大森署。『隠蔽捜査』シリーズで活躍した大森署の面々が登場するので、違和感なく馴染めて懐かしい気持ちになる。そして、物語は大森署の貝沼副署長の視点で語られて進んでいく。 タイトルにある女性署長とは、竜崎伸也の後任として大森署に赴任してきた美人で魅力的な警察キャリアの藍本小百合署長のことである。普段は高圧的な警察幹部やそれまで非協力的だった人物が、藍本署長の姿を目した途端にその美貌に魅せられて骨抜きにされてしまう。何事にも動じず飄々としていて、一見天然系に思われる藍本署長の言動が、なんともほんわかしていて微笑ましい。今までの今野敏作品にはないキャラ設定である。実は、藍本署長は『隠蔽捜査9.5審議官』でも一度登場しているのであるが....。 表面的には前任者の竜崎とは全く異なるタイプの署長に思えるが、読み進めていくうちに実は藍本と竜崎のふたりには共通点が多いことに気づく。無駄なことはしないという合理的な考え、決断の早さと的確さ。さらに、言い方はやわらかであるが自分より役職が上の者に対しても忖度することなく自分の意見を述べ、部下を信頼し仕事を任せ、何か問題が起こったら自分が責任を取るという点である。 一見天然系に見える藍本署長であるが、何事にも動じることなく冷静かつ合理的に物事を考え、リーダーとして的確な判断を下し問題をすべて解決してしまう。実は、竜崎以上の大物署長なのではないのだろうか。 文章が平易でかなりの部分が会話で構成されているので、とても読みやすい。そして、内容が面白くスピーディーに物語が展開していくので、軽快にサクサク読んでいくことができる。気がつくと、あっという間に読み終えてしまっていた。 『隠蔽捜査』シリーズに比べると、ちょっとコメディタッチな作品と言えるかもしれないが、藍本小百合署長のキャラに魅せられ十分楽しみながら読ませてもらった。 | ||||
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オーディブルで聞いた。真面目な警察小説、ハードボイルドを望んでいる人には勧めない。これはコメディです。美人署長と愉快な仲間たちの話。とにかく笑える。楽しい。まさか警察小説にこんな面白い話があったとは。真面目な「隠蔽捜査」シリーズの番外編だが、私はそのシリーズを全く知らずにオーディブルで聞いた。ナレーターがあまりにもうますぎて、文字をただ読むのではなく、実際の会話のような味を十二分に出し、多くのキャラクターの性格を掴んで表している。まるで目の前でドラマを見ているような楽しさ。普通、男性が女性の声をやると、おかまのような違和感を感じることがよくあるが、このナレーターは性格を十分に表しているので、全く違和感がない。朗読好きな私はナレーションのうまさに何度も唸った。小説を読んだだけではこの面白さに気づいたかどうかわからないほど、ナレーションがうますぎる。私は警察小説にはあまり興味がなく、これまで数冊しか読んだことがない。こんな楽しい小説もあるんだなーと思った。警察組織のことも知らなかったので勉強になった。ナレーションが耳に心地良く、寝る前に子守唄がわりに聞いているほど。著者には、ぜひこの愉快な仲間たちの話をシリーズ化してほしい。終わってしまうのがたまらなく寂しい。 | ||||
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竜崎が去った大森署の物語で本作は副署長である貝沼を通して語られるのだが、彼は今までの隠蔽シリーズではホテルマンの様と評されていたものの余りキャラとして多く語られていなかった。本作では彼に焦点が当たることによってかなりキャラの深みが出た。しかしそれは私の予想してた生真面目キャラではなく、例えば歪み合っている人同士の言い争いを見てゾクゾク、ワクワクする変態なのだ 笑 また物語を通してツッコミ的な立場でかなり今までと印象が変わった(勿論良い意味で)。 そして新しい署長の藍本はまるでワン・ピースに出てくるボア・ハンコックの様。彼女の能力にかかった物は皆メロメロになってしまうのだけど、藍本も自覚はなさそうだが、それに近い能力を発揮している。そして竜崎とは違う手段で見事に大森署は勿論その周り(今まで竜崎に敵対しがちだった者たち)をまとめ上げる。 ファンとしてはいつか竜崎と藍本の会話を読んでみたいですね。 | ||||
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文庫本を買う必要なし | ||||
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大森署の愉快な仲間たちにまた会えて嬉しいです。 これもシリーズ化されるのかな? | ||||
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今野さんですよ。もう少し骨のあるストーリーを期待しますよ。 なんか結構すんなりと事件は解決しちゃうし、署長の(美貌以外の)魅力もよくわからないし…。 次回作に期待。 | ||||
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今野さん、こういうコミカルな本も書けるんですね。 非常に面白かったです。 この署長を主題にした後継作を期待します。 | ||||
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「隠蔽捜査」シリーズの外伝だけに、竜崎を始め同シリーズのメンバーの登場が懐かしい。竜崎の後任である美人女性キャリアの新任署長の天然系の言動が何とも微笑ましい一方で、著者ご自慢の格闘技知識を並べたいつもの暴力シーンが無い捜査の展開には好感度が高い。 | ||||
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最初の部分は、ちょっと退屈かなと思っていたらいきなり「ジェイソン・ボーン」とか「ジャック・ライアン」とかの名前が出てきてびっくり!!(単行本155P)なにしろ「ボーン」のDVD4巻組を繰り返し何回も見ておりますので、他人事ではございません(汗汗)。ライアン氏の方は勉強不足で知りませんでしたが、早速DVDを検索。あ、これはジャケットをレンタル店で見たことあるやんで、早速「ほしいものリスト」に3タイトル登録。それからはスラスラ読めました。新署長曰くの「どうしようもないものは、ほっときなさい」は、超・明解。今後が楽しみです(あ、初登場の「カットバック」も注文しました)。しかし、苦手なのは、登場人物が全て「肩書」付き。だれが上やら下やら分けわからん様になり、覚えられなくなります。「戸高刑事」「貝沼副署長」位なら分るんですが・・・。 | ||||
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あっという間に読了。ほんとうにおもしろい本でした。 | ||||
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あまりにも現実離れかな | ||||
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竜崎が異動後に大森署に赴任した大森署新署長・藍本警視正の実質上のデビュー作。 (初登場は、Kindle限定の「空席 隠蔽捜査シリーズ」だが) とはいえ、同じ舞台であっても隠蔽捜査とは作風が若干異なる。 物語は貝沼副署長の目線で語られるが、副署長でも戸惑うほどに竜崎前署長のピリっとした雰囲気から、藍本新署長のほんわかぁとした雰囲気を醸し出しながら物語は進んでゆく。 竜崎と藍本、まったく性格も署長としての行動も異なるけれど、ふたりに共通するのは警察官としての現理・原則の遵守だろう。そして、無駄の排除と決断の早さ。 「全責任は、わたしが取ります!(だから、いつもどおりに捜査しなさい)」と言われりゃ、部下もやってやろうってもんですよ! あぁ、もひとつの共通点が、竜崎も藍本も戸髙刑事を気に入ってるってこと。 ファンとしては、警視庁大森署、神奈川県警の合同捜査ってシチュエーションの話を読んでみたい! 今野先生、どうかよろしくお願いします! しかし、同じ舞台で登場人物を一人変えただけでまるきり雰囲気が異なる物語ができてしまうのだから、作家の創作力というのはすごい! 今野敏ファンなら、承知であろうが蛇足として、藍本署長はじめ大森署の面々は「カットバック 警視庁FCⅡ」でも活躍していますよ! | ||||
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表紙にマンガ風のイラスト。そういうお話。 そう割り切れば見事に面白い。 それでもSADMは、やり杉だろうと思うが。 (SADMが何かは読んでみてのお楽しみ) ☆は4コ。すらすら読めるのはいいが1700円+税は高い。文庫でお願いしたい。 | ||||
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今野さんは隠蔽捜査で読み始めました。トータルすると100冊位読んだかもしれませんが、ちょっとマンネリ感があります。 キャリアの美人署長の存在、最初は敵対する馬渕課長と麻取りの黒沢がなんだかんだで協力しあうパターンなど、毎回同じパターンでつまらない。 ほんわか署長はテレビ化を狙っているのかもしれない。最後は読めてしまったオチと、ただただ早く終わって欲しかった。 もう以前のような感動は望めないのかな? | ||||
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うまい!上手すぎる!! 3ページから物語が始まり、6ページでいきなり「前任の署長に学んだことだった」という地の文が出てくる。 もちろん、ファンならば物語最初の2行目で貝沼副署長、6ページ最初に戸高巡査部長の名前が出てきた時点で期待も高まってくるもの。 その後も、活躍は無いが水上安全課の二人など、おなじみの名前が出てくる。 肝心の「前署長」は、物語のごく最初の方で副署長が携帯電話にて川崎エリアを捜査する旨断りを入れただけしか出てこないが、その後何度も何度も主人公で有る新任署長、女性キャリアの藍本署長の発言や指示を受けて、副署長が「前署長みたいだ」と心の中で発言し、存在感を際立たせている。 いや、確かに主人公は女性キャリアで有る藍本小百合大森署署長なのだが、本作では物語の進行をスムースにする為に狂言回しをする副署長が主人公なのかもしれない。 上手いと感じたのは、副署長が自問自答する様なシーンでも、決して「竜崎前署長なら」という心の発言はしないこと。あくまでも「前署長」としか言わず、隠蔽捜査シリーズを読んだことが無い読者への気遣いも出来ている。 さて、隠蔽捜査シリーズを知らないという体で読んだらどうだろう? そうなると感想はまるで違ってくる。 安積班シリーズ辺りからTVドラマ化される美味さを感じたのか、今野敏はやたらTVドラマ化を意識した様な作品が増えてきた気がする。 本作はまさにそう。方面本部長など多忙な重職者がなんども足を運ぶくらい、恐ろしいほどの美貌を持った署長。緊迫した雰囲気の中でも彼女が発言することによってほんわかしたムードになってしまう。 実はそれだけで、話し自体に深みは全く無い。二時間ドラマにぴったりな感じなのだ。宝塚の男役上がりでは無く、アイドル上がりの40前後の女優を署長に仕立て上げ、あとは強面の俳優陣を多めに配置、その強面が署長のまではデレデレしてしまうシーンを映せば一丁上がり。 最後に、本作で初登場となった新任刑事山田太郎巡査長。自分はなんとなく草薙航基を想像してしまった。草薙は眼鏡をかけていないが。 | ||||
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今野敏が好きな友人がいて、薄めのこの本から入ったけど キャラ設定もストーリーもいまひとつ。箸休めかな 隠蔽捜査からちゃんと入り直します。 | ||||
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『隠蔽捜査9.5』のスピンオフ作で竜崎の後任は女性のキャリア署長ということは聞いていた。多少の予感はあったがその女性署長と大森署のお馴染みの面々が活躍する長編が早くも登場した。『隠蔽捜査』ファンは狂喜乱舞だろう。 結論から言うが“もう最高”である。多くを語るのは野暮なので三つだけ書いておく。 1.竜崎が数行登場するが貝沼副署長がある件で電話をする。その時の竜崎のセリフときたら超痺れる。 2.戸高の相棒となる新人刑事は名前を山田太郎という。こいつが凄い。 3.そして何といっても新しく赴任する大森署の新署長藍本署長は誰もがひれ伏す超絶美人で度胸も良く何とも魅力的である。 貝沼副署長が物語の記述者となりその心情が描かれるが、かなり笑わせられる。内容からいってシリーズ化は必至で、今後は竜崎はもちろん伊丹警視庁刑事部長なども絡んでストーリーは展開していくものと思われる。 | ||||
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色々違和感あるしいまいちピンと来なかったけどつまらなくはない…という感じでした。 概ね他のレビュー通りではないでしょうか。好き嫌いが分かれそうです。 | ||||
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女性キャリヤ署長に期待したが、平板。竜崎署長の物語は面白かったが、本編は平板。 | ||||
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