■スポンサードリンク
英雄
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
英雄の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.50pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
興味を持てず30ページで離脱 | ||||
| ||||
|
| ||||
※削除申請(1件)
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルは、ヒーローという意味ではなく、英雄(ひでお)という人物の名前である。 植松英美(うえまつえみ)は、スーパーで働いている。ある日、英美のところに捜査一課の刑事がやって来る。英美の実の父親、南郷英雄(なんごうひでお)が射殺された。英美の母、秋子は英雄と別れ、後藤忠樹と結婚したのだ。秋子は7年前に亡くなった。秋子は英雄についてほとんど話さなかったため、英美は実の父親のことをよく知らない。 英雄は山藤ホールディングスという一流企業グループの創業者だった。秋子は慰謝料として大金を英雄から受け取り、その金で飲食店を開いた。しかし、秋子が死んだときに夫だった忠樹が遺留分をよこせと言ってきて、英美たちは土地を担保にして1500万円を借り、忠樹に渡したのだ。 その借金はまだ半分も返済しておらず、「はる屋」という飲食店を続けるために金が必要だった。そこで、英美たちは遺留分を請求することにした。 警察の説明によると、まず英雄のグループ会社、山藤建設の手抜き工事が発覚した。続いて、山藤運輸でも過去に過積載が原因で事故を起こしていたことが明らかになった。グループのスーパーとホームセンターでもパート社員の待遇がひどいと訴えられた。その結果、南郷英雄は会長を辞めなければならなかった。そのさなかにこの殺人が起きたのだ。 担当の刑事が弁護士を連れてやって来て、遺留分を受け取る代わりに、殺人事件の真相を少しでも探ってくれないかと頼まれる。父親のことを知りたい英美は引き受けた。 ここで物語は昔に戻り、英雄と秋子の出会いとその後などが描かれる。英雄は決して聖人君子ではなく、非合法すれすれの行為もしながら会社を大きくした。女ぐせも悪かった。結婚していながら、女を次々に作っていた。秋子もその一人だったのだ。 遺産相続を巡って南郷英雄という人物の正体が明かされていく内容で、あまり興味を持てるような話ではなかった。「ホワイトアウト」や「奪取」を書いた著者なら、もっと面白い小説を書けるはずなのに……と思わざるを得ない。もっと面白い作品を読みたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
導入場面で、刑事と弁護士が主人公え英美に殺人事件の被害者が実の父親であり、遺産相続請求人に名乗りあげることで、被害者の家族に接触して犯人捜査の協力をするよう依頼される。刑事曰く、「誰が殺したのかを知りたい権利を誰も止める権利は無い」と。被害者の家族に殺人事件の捜査が許されるなんて話は初耳だし、刑事と弁護士が担当事件の内容をペラペラ喋るなんてありえない、しかも一般人の家で。この非現実さに一気に冷めてしまった。火曜サスペンス劇場レベルのストーリーです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「書店員大絶賛」のオビ書評は、本を売りたいから書いているだけのものがほとんど。 本作のオビ書評だけ見る限り、ものすごい小説のように書かれているが、読んでて眠くなるような凡庸な作品であった。 調べたら、書店員だった方がこのオビ書評を書いていた。 今度からは、Amazonの複数のレビューを読んで買うことにします。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!