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幻告
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幻告の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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2流作家です。全くつまらない作品でした。 読めば分かります。とにかく展開、内容つまらない。この作品を読了するのは至難の業です。 途中であまりの、つまらなさに やめました。 | ||||
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この著者の作品は5冊程読んだが、毎回あらすじを読んでめちゃくちゃ興味を惹かれて読んでみるのだが、内容が時折強引だったりして少し熱が冷めてくるも、何とか最後まで読むみたいなパターンに100%なっているが、本当にワクワクさせてくれそうな構成を毎回思いつくのでまた☆5つの作品を期待して新作を読むでしょう。 | ||||
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娘から不平不満が無ければ、星5つにしています。 なお、娘は小6です。 | ||||
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難しいです。でも、癖になる。 | ||||
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とてもきれいな状態で届きました。 | ||||
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タイムリープをして、良い方向に未来を変えていく話かと思いきや、全然想定していなかった方向に変わってしまい、混乱する主人公。父を救うためにしたことが、さらに悪い事態を引き起こしてしまうなんて…これってバッドエンドなのか?と途中で不安になりましたが、なんとか良い方向へ。最後まで諦めない主人公に思わず感情移入してしまいます。 父と呼べるほど一緒に過ごした記憶もない人。でも、そのまま放っておくことはできなかったのは、主人公が法に関わる仕事をしていたからでしょうか、それとも自分のアイデンティティのためだったのでしょうか。 単なる冤罪を晴らす物語かと思わせておいて、その裏にはこんな事件が隠されているなんて。 とても読み応えがあって、最後まで一気に読んでしまいました。ミステリーとしても、裁判の話としても面白く読むことができました。 | ||||
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途中んん?と混乱したりしましたが、面白かったです。 希望のみえるお話は、やっぱり良いですね。 | ||||
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法廷ミステリーと特殊設定(タイムスリップ)を掛け合わせたミステリー。 弁護士作家ならではの着想で、過去と現在で裁判が進行していくストーリーは、良く整理されていると思うが、やはり終盤になるほど、ややこんがらがってしまいました。 それでもミステリーのエンターテインメントを兼ね備えつつ、窃盗事件を通じて法律の世界の分かり易い説明もあり、且つ、裁判官の職務の重責や葛藤も良く描かれていたと思います。 | ||||
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いつも裁判を記録する裁判所書記官が主人公の話だと言う事にまず興味を持った。いつも裁判の側にいる人物は何を考えてるのか? それと裁判とタイムスリップが共存する世界と、法律のリアリティラインをどう成立させるのか? これも重大な問題。本作は現役弁護士らしく、「裁判官は捜査出来ない」、「過去を変えると、事件後の世界も変わる」この2軸の問題に向き合って、そこにファンタジーも忘れず構成させている。複雑で強引な部分もあるけれど、韓国のスタジオドラゴンなら上手くエンタメドラマにしてくれそうな感じがする。 | ||||
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幼い頃生き別れてしまった父の起こした事件の裁判に参加する書記官の主人公。 ある事件をきっかけにタイムスリップを起こして、過去に戻ってしまう。 過去と現在を行き来しつつ、悲劇の回避を目指す主人公だが、果たして・・・というストーリー。 正直、デビュー作の法廷遊戯が最も面白く、その後の作品は・・・という感じでした。 本作はその中でも最も無理がある。 勿論、タイムスリップ(タイムリープ)自体の設定はファンタジー色が強いが、そこは本作の要諦なので仕方ない。 だが、そのあとの展開自体が、かなり荒っぽい。 登場人物の勘が良すぎたり、簡単に色々なことが判明してしまったりして、タイムスリップ以外の点の非現実性が強すぎて興醒めしてしまう。 また、詳細は述べないが、時系列が複雑すぎて、その辺が途中からどうでも良くなってしまう。 映画テネットを文字で追っているような感じで、そもそも荒唐無稽な設定に、難解さが付け加わって、ストーリーに集中できない。 話の核となる、作者の書きたい部分や、法律自体の話は面白いので、そこは良かったが、肝心のストーリー進行がしんど過ぎました。 | ||||
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裁判所書記官が主人公の、タイムリープx法廷ミステリー。 義娘に対する性犯罪で逮捕・懲役刑となった父。冤罪ではなかったのか? タイムリープで掴む事実と、変わる・変える行動。思いもかけない影響を受ける未来。絡み合った複数の犯罪。除々に解き明かされる真実。限られた時間の中、はたして納得の行く未来に辿り着けるのか? 夢中で一気読み。夢中で一気読み。若干、「今はいつの時間帯?」が読み取りづらい事あったけど。タイムスリップ物は好物なので。 法廷用語などの勉強にもなりましたー | ||||
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めっちゃ面白かった。もう一回読もう。(なんかAmazonのリード文が微妙に変。そうじゃない気が。) 唐突にタイムリープの話になって、「ん、東◯べ??」と不安視してしまったが、道具として使っただけで 本筋は従来どおりの刑法・裁判を軸とする家族の人間描写。 途中、SFがかっているので時系列の整理混乱したけど、最後まで読むに連れて向かうべき焦点(正しい裁判 かつ 殺人の回避)が定まっていくのであまり気にならなくなった。 今回のテーマのメインは 「種をまく」 この言葉に尽きる。 タイムリープ、つまり「ある瞬間の過去の自分に、現在の経験と記憶を持ったまま乗り移る超常現象」 ある瞬間が過ぎ去れば、過去の自分はその時の記憶を持たない。 変えなければいけない未来があるのに、時間制約がそれを許さない。 であれば出来ることは、託すこと。ときが過ぎた「過去の未来の自分」に託すこと。 コレってタイムリープに限らず、現実世界も一緒なんだよな。 例えばスケジュールにしたって、明日の自分に行動を託すこと。ただし明日の自分が行動するかはわからない。 だから、より確実な種を巻き続けるしか無い。社会は不確実同士が不安定に組み合わさっている。 余談 例えば不可逆少年の真昼君とか、今まで印象が「家族を描きたいけど法小説に寄りすぎて書ききれない」という印象だったが、本作はとても上手に絡んでいて読み応えがあった。 | ||||
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主人公宇久井傑に父の記憶は残ってない。 5歳のときに家を出たという父の姿を見たのは、義理の娘への強制わいせつの罪を問われる法廷。傍聴席で見つめる学生の傑に虚しく響く父の無罪主張。判決は有罪。 舞台はそこから五年後。父はあのときどんな表情をしていたのか。 同じ目線で被告人を見たいがために裁判所書記官となった傑が、法廷での職務を終え、扉を開けた瞬間辿りついた時間軸は、父が無罪を主張する公判の一時間前だった。 過去と現在を往復する度に刑事裁判ならではのギミックを生かした衝撃が待っている。背中で感じる裁判官入廷の違和感の描写など、書記官という特殊な職種の主人公ならではの描写に知的好奇心が刺激される。 父は冤罪だったかもしれない。だが、冤罪を晴らすために過去で動けば現在に更なる悲劇が―― 顔も思い出せない父の裁判。何を目指して行動すればいいのかすら分からないまま過去に飛ばされる。 倫理観、職責、真実、人命。 本来天秤にかけられない要素の比較をタイムリープの度に強いられる。 真実に近づくにつれ、振り回されるだけでなく、明確な意思を持つようになる傑。 悲劇を避ける道はないのか。 本来真実を知っていたとしても関与できない刑事裁判に、書記官ならではの抜け道を探って未来改変を試みるシーンは、非常にスリリング。 そこに加わる裁判官烏間の視点。 判決を出した裁判官ですら、確定した判決の内容は変えられない。 冤罪に気付いた裁判官は、何ができるのか。 後悔から丁寧な訴訟指揮を取るようになる烏間の振る舞いを通して、日本の刑事裁判の表も裏も露になる。 設定は奇抜だが、刑事裁判を真摯に扱う姿勢はデビュー作の『法廷遊戯』と同様。刑事裁判の理念を法律に縁がない人に知らせるツールとしても一級品。 刑事手続、タイムリープいずれの設定からも納得できるフィクションならではの結末。 複雑に絡み合う登場人物の思惑と複数の事件が最終的に一つの時間軸に収束する様を見たときの快感は、あたかも難解なパズルを完成させたかのよう。 独創的な設定を法律のロジックで緻密に描く五十嵐律人の真骨頂。頁をめくる手が止まりませんでした。 | ||||
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