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燕は戻ってこない
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燕は戻ってこないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全64件 1~20 1/4ページ
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生殖ビジネス、格差社会、女性の貧困など21世紀日本のリアルが描かれている。貧困に疲れ果てている主人公のリキだが、それでも、自尊心を傷つける社会や周囲にあがきながら悩みながら生きている。ご都合主義的な一面もある展開だが、ラスト近くに現れる想定外の命の力は、人の様々な思惑を吹っ飛ばし、リキにしっかりとした力と光を与える。リキの母の「子種だけはもらっておけ」という言葉に説得力がある。命の力は、ビジネスや商取引などに収まり切れない力を持つ。命と、それを育み産みだす女の性への賛歌にも思える。 | ||||
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代理出産前後の本人、依頼者、友人たちの気持・こころの変化が女性の立場で表現されている良い作品でした。 | ||||
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桐野夏生作品は以前から読んでいましたが、NHKでのドラマを観ながら、本も読みたいと購入しました。かなり衝撃的な作品でしたが、面白かったです。 | ||||
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たまたま観たドラマに引き込まれ、どうなっていくのだろうと気になり、録画を取って最後まで観ました。ドラマでは悠子さんに一番同情し、基さんやリキちゃんはかなり自分勝手だなと思い、りりこは無責任で見ていて腹が立ちました。 本を読み、リキちゃんの心理が細かく描写され、何となく理解は出来ましたがあまり同情はできませんでした。あまりにその日暮らしで、先のことを考えなさすぎ。人間関係においても相手の男性と刹那的な関係しか持てない。また、そういう相手しか選べない。大人なのだから、自分の行動は自分で責任を持つべきだし、人生は選択の連続で決まっていくのだから、いわば必然の結果ですよねと。この小説のこの人に関しては貧困が考える余裕を奪ってしまったという状況は言い訳にすぎない、と思ってしまう。リリコに至っては無責任そのもの、外野からワーワー言っているだけ、という印象です。 まあ、小説なので、代理母という異常な出産に対するアンチテーゼなのかもしれませんが。 草桶夫婦については、そもそも子どもを持つということが人生の一大事であり、それが自然な形でなければさらに複雑になる、夫婦関係も都度変わっていくという難しさや、それぞれの立場や心情の変遷は理解できました。また、間に入る業者は儲けのことばかり考えるビジネスであってはならないし、簡単にそういうビジネスが日本では承認されない理由も分かりました。 あらゆる面で色々考えさせられ、興味深かったです。 | ||||
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ドラマがすごく引き込まれたので原作を購入しました。面白かったです。 | ||||
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現代の様々な問題が、浮きぼりになつて、興味深い思いで最後まで、一気によみました、 | ||||
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ドラマ第3話放送時、この後の展開が気になり購入。 放送済み分は、ほぼ原作通りで(当たり前?)ですいすい読みました。 もちろん未放送の部分も、あっという間に読み、一気に結末まで読めました。 楽しめた(というのは少し語弊があるかもしれないですね)。 代理母、子どもを産むということについて、深く考えさせらる…ちょっと微妙かな。 もちろん、日本の少子化について考えるときには避けて通れない問題ですが、 本作とはすこしずれる話題がずれるので、省略。 個人的には 佳子おばさんのドラマででてくる台詞。 春画画家りりこの存在。 まず、佳子おばさんについて。 ドラマでちょいちょい出てくる佳子おばさんの台詞。 原作を読むと「そういうことだったのか」と納得。 と同時に、リキと佳子おばさんの置かれた境遇があまりに不憫で…。 春画画家りりこについて。 露悪的な印象でしかなく、良くも悪くもというか、リキとか悠子を振り回しているようにしか…。 ともかく、全体的にはおもしろかったし、結末も「ああ…」って。 リキの男運のなさに同情すると同時に、あの後どんな未来が待っているのだろうか、と。 | ||||
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面白かったし、いろいろ考えさせられました。 | ||||
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テレビ放送を機に購入。 先入観・役者の固定感を減らすため、結末終了前に、一気に読み終えた。 生と倫理、性と貧困ビジネスについて、改めて社会提起された。 | ||||
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桐野さんの円熟の境地。こんなに面白いって。本当にすごい人。 | ||||
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とある方からお勧めされたので、読んでみました。この本、文庫本で1,000円するんです。驚きました。 物語は北海道から上京してきた29歳女子。派遣で病院の事務で働いている。友達は 24歳。いつも給料が安いことを嘆いている。そこへ友達が持ってきた卵子提供。生殖 医療の知られざる姿に、いつしか魅せられて、近づいていく、そこで出会うご夫婦。 バレエダンサーのご主人に、略奪婚の奥様。お子さんができず、ご主人はお子さんが欲しい。 そこでたどり着いたのが代理母。 めでたく妊娠が成立し、そこで湧き起こる人間、動物としての本能が渦巻いていく。 結末やいかに。 70点。 ま、海外ドラマとか小説の日本版。知らない人は知らないし、知っている人は知っている、 テーマもまあ、よくあるところで、私にはあんまり目新しいこともなく。でもまあ、冗長とは いえ、読み切らせたから70点。全く知らない人にはどう映るのかな。そういう人、お勧め? | ||||
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NHKのドラマで知り、原作を購入。以前はよく作者の作品を読んでいましたが、前よりも読みやすくなったように思います。まだほんの読み始めですが、とても楽しみです! | ||||
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ドラマと平行して読み進めています ドラマでは表現されていないところや言われていない台詞なども分かり楽しいです ドラマが終わったら最後まで読みます | ||||
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ドラマを見て面白くて購入しました。 コミックスにもなるくらい、内容が濃くて面白い!OUTの桐野先生の復活でした。 登場人物の男性にまともな人が一人も出てきません(笑)。女性の消費期限の哀しみが素晴らしく表現されています。 改めてドラマの配役がうますぎて驚きました! | ||||
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大変面白く、色々な立場の人間模様の心の動きが面白く、考えさせられました。 | ||||
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面白いです。ドラマと並行して読み進めています。ドラマでは脚本家が原作をどうアレンジするのかも含めて見ています。 | ||||
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原作の方がじっくり味わえます。 当たり前ですが。 私は原作を読むのが先で、いろいろイメージが先行せずに良かったかな。 | ||||
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上手くいくといいけど、これからは大変だろうと思いました。 | ||||
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夫婦のエゴ、それに乗ってしまう主人公の境遇?かな。 法律の抜け穴をビジネスにする輩達。 これが日本で実際に起こっているとしたらちょっと怖い。 エゴに人の尊厳が軽んじられるのは不愉快でした。 ラストはやっぱりという感じ、人間の弱さと身勝手さを感じた。 | ||||
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テレビドラマで知って購入しました。テレビドラマのキャストが素晴らしい。 言葉の言い回しとかキャラクターがテレビの方が良いと思った。 結末が気になりサクサク読めて面白かった。 | ||||
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