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燕は戻ってこない
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燕は戻ってこないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全78件 1~20 1/4ページ
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NHKドラマで取り上げられていたから注文したが、下品な下ネタが満載で、嫌になり、ゴミ箱に捨てた。 | ||||
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生殖ビジネス、格差社会、女性の貧困など21世紀日本のリアルが描かれている。貧困に疲れ果てている主人公のリキだが、それでも、自尊心を傷つける社会や周囲にあがきながら悩みながら生きている。ご都合主義的な一面もある展開だが、ラスト近くに現れる想定外の命の力は、人の様々な思惑を吹っ飛ばし、リキにしっかりとした力と光を与える。リキの母の「子種だけはもらっておけ」という言葉に説得力がある。命の力は、ビジネスや商取引などに収まり切れない力を持つ。命と、それを育み産みだす女の性への賛歌にも思える。 | ||||
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まず主人公の人格がブレブレで全く掴めず、感情移入ができない。 初めは気弱で不幸そうな描写が続くので田舎出身で純朴で流されやすく夢を見て東京に来たものの金が無い設定で代理母を選択するのかと思いきや、育ちが悪く粗野な感じを出そうとしたのか急に男言葉のような乱暴口調で話してみたり、基に面と向かって1000万を吹っかけてみたり、無鉄砲に男と寝てみたりと行動力が意味不明。 その癖代理母はずっとウダウダ迷っているし、後になってあの時寝ちゃったぁとウジウジするし理解不能。 そもそも田舎で女で大学まで出してもらっており両親健在、東京に出てからは派遣とはいえ医療事務ということは、医療事務の資格は取っているんだよな。 その行動力とある程度の頭があるなら、急に代理母なんて極端な選択に行かなくてももっとステップがあっただろうと思ってしまう。 貧困の描写も古臭く、ボロアパートに半額惣菜、質素な持参弁当とステレオタイプでリアリティ無し。変に現代に合わせようと単語だけアップデートしたのか急にスタバに行けないと出てきておかしかった。 違う文脈だが東出昌大(まだ山に籠もっていなくイケメンの代名詞として)と沢尻エリカ(別にの頃で止まってる)も唐突に出てくる。モノクロ映画に突然カラーが入ったような違和感でここは面白ポイント。 もっと、身寄りがない、病気、介護とのっぴきならない貧乏にするか、逆に凄い上昇志向の野心家の設定である方が引っかからずに読めた。 そしてプランテ。この組織は何をしていたのか。 代理出産は日本では未認可で法律違反のため極秘任務という割には普通の病院に行かせるし、戸籍のために一回結婚させるだと?そんな話出てたか? そんなことをすれば家族に説明せざるを得ないから極秘なんて無理だし、戸籍なんて触ったら動かぬ証拠残っちゃうじゃん。子ども産まされてバツイチにされるってどういう契約だよ。 そもそも、本人と直接交渉なんてトラブルの元でしかないのは目に見えているんだからなぜ当人同士でやり取りさせるのか不明だし、この本でもトラブル防止のため現に海外では卵子と母胎は違う人でするって書いてあったはず。リキが天涯孤独で戸籍が多少変わってもバレないから秘密保持に丁度よかったとかで母胎を借りるとかならまだ理解できるんだがが。 まじでシステムは整えろよ。青沼さん何やってたんだあの人。組織の割に1人しか出てこないのも怖すぎ。個人営業なのか? その辺りは完全にノイズだったので、いっそ日本でも認可されたパラレルワールドにするか。施設のシステムは整えて欲しかった。 読点が多くて読みにくいのと、のだった。のだった。と同じ語尾が続くリズムの悪さには次第に慣れたが代理母という良テーマだけにもったいない印象。 母とは、親権とは、子どもは誰のものか、人間は金で買えるかといった主なテーマが全然掘り下げられず、 未婚女と既婚女の世間体の差、不妊治療大変あるある、東京と地方の格差、性行為による快楽と責任、妊娠出産含め結婚は女の方が大変だと本筋から逸れてブレまくり、手癖で小さく落ち着いてしまった感じがする。 | ||||
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代理出産前後の本人、依頼者、友人たちの気持・こころの変化が女性の立場で表現されている良い作品でした。 | ||||
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ちょっと、托卵とかマジで読んでて気分悪くなった。フェミニストのばあさんが書いた本とか読むんじゃなかった | ||||
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身勝手な主人公に共感できない。これはビジネスではないのか、すべて間に入っている斡旋?会社を通して事象を進めるべきでないのか。子を望む夫婦とその子を産むドナーが直接取引を交わすことで感情論が発生しているように思う。例えが悪いが交通事故での保険会社同士による解決と同じだと思う。やはり主人公の身勝手な行動は最後まで契約違反であり夫婦には同情する。 | ||||
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桐野夏生作品は以前から読んでいましたが、NHKでのドラマを観ながら、本も読みたいと購入しました。かなり衝撃的な作品でしたが、面白かったです。 | ||||
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たまたま観たドラマに引き込まれ、どうなっていくのだろうと気になり、録画を取って最後まで観ました。ドラマでは悠子さんに一番同情し、基さんやリキちゃんはかなり自分勝手だなと思い、りりこは無責任で見ていて腹が立ちました。 本を読み、リキちゃんの心理が細かく描写され、何となく理解は出来ましたがあまり同情はできませんでした。あまりにその日暮らしで、先のことを考えなさすぎ。人間関係においても相手の男性と刹那的な関係しか持てない。また、そういう相手しか選べない。大人なのだから、自分の行動は自分で責任を持つべきだし、人生は選択の連続で決まっていくのだから、いわば必然の結果ですよねと。この小説のこの人に関しては貧困が考える余裕を奪ってしまったという状況は言い訳にすぎない、と思ってしまう。リリコに至っては無責任そのもの、外野からワーワー言っているだけ、という印象です。 まあ、小説なので、代理母という異常な出産に対するアンチテーゼなのかもしれませんが。 草桶夫婦については、そもそも子どもを持つということが人生の一大事であり、それが自然な形でなければさらに複雑になる、夫婦関係も都度変わっていくという難しさや、それぞれの立場や心情の変遷は理解できました。また、間に入る業者は儲けのことばかり考えるビジネスであってはならないし、簡単にそういうビジネスが日本では承認されない理由も分かりました。 あらゆる面で色々考えさせられ、興味深かったです。 | ||||
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ドラマがすごく引き込まれたので原作を購入しました。面白かったです。 | ||||
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現代の様々な問題が、浮きぼりになつて、興味深い思いで最後まで、一気によみました、 | ||||
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ドラマ第3話放送時、この後の展開が気になり購入。 放送済み分は、ほぼ原作通りで(当たり前?)ですいすい読みました。 もちろん未放送の部分も、あっという間に読み、一気に結末まで読めました。 楽しめた(というのは少し語弊があるかもしれないですね)。 代理母、子どもを産むということについて、深く考えさせらる…ちょっと微妙かな。 もちろん、日本の少子化について考えるときには避けて通れない問題ですが、 本作とはすこしずれる話題がずれるので、省略。 個人的には 佳子おばさんのドラマででてくる台詞。 春画画家りりこの存在。 まず、佳子おばさんについて。 ドラマでちょいちょい出てくる佳子おばさんの台詞。 原作を読むと「そういうことだったのか」と納得。 と同時に、リキと佳子おばさんの置かれた境遇があまりに不憫で…。 春画画家りりこについて。 露悪的な印象でしかなく、良くも悪くもというか、リキとか悠子を振り回しているようにしか…。 ともかく、全体的にはおもしろかったし、結末も「ああ…」って。 リキの男運のなさに同情すると同時に、あの後どんな未来が待っているのだろうか、と。 | ||||
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面白かったし、いろいろ考えさせられました。 | ||||
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テレビ放送を機に購入。 先入観・役者の固定感を減らすため、結末終了前に、一気に読み終えた。 生と倫理、性と貧困ビジネスについて、改めて社会提起された。 | ||||
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桐野さんの円熟の境地。こんなに面白いって。本当にすごい人。 | ||||
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とある方からお勧めされたので、読んでみました。この本、文庫本で1,000円するんです。驚きました。 物語は北海道から上京してきた29歳女子。派遣で病院の事務で働いている。友達は 24歳。いつも給料が安いことを嘆いている。そこへ友達が持ってきた卵子提供。生殖 医療の知られざる姿に、いつしか魅せられて、近づいていく、そこで出会うご夫婦。 バレエダンサーのご主人に、略奪婚の奥様。お子さんができず、ご主人はお子さんが欲しい。 そこでたどり着いたのが代理母。 めでたく妊娠が成立し、そこで湧き起こる人間、動物としての本能が渦巻いていく。 結末やいかに。 70点。 ま、海外ドラマとか小説の日本版。知らない人は知らないし、知っている人は知っている、 テーマもまあ、よくあるところで、私にはあんまり目新しいこともなく。でもまあ、冗長とは いえ、読み切らせたから70点。全く知らない人にはどう映るのかな。そういう人、お勧め? | ||||
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NHKのドラマで知り、原作を購入。以前はよく作者の作品を読んでいましたが、前よりも読みやすくなったように思います。まだほんの読み始めですが、とても楽しみです! | ||||
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ドラマと平行して読み進めています ドラマでは表現されていないところや言われていない台詞なども分かり楽しいです ドラマが終わったら最後まで読みます | ||||
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半分程度までは心理描写が細かくて引き込まれていたのですが、後半からラストまで、かなり心理描写が粗くて、展開が早く、読んでるこちらの気持ちの整理がつかないままあっという間に終わってしまいました。 最後のところはもう少し細かく書いて欲しかったです。 ドラマもラストはどの様にまとめるのか楽しみながら観たいと思います。 | ||||
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ドラマを見て面白くて購入しました。 コミックスにもなるくらい、内容が濃くて面白い!OUTの桐野先生の復活でした。 登場人物の男性にまともな人が一人も出てきません(笑)。女性の消費期限の哀しみが素晴らしく表現されています。 改めてドラマの配役がうますぎて驚きました! | ||||
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大変面白く、色々な立場の人間模様の心の動きが面白く、考えさせられました。 | ||||
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