■スポンサードリンク


過去からの弔鐘



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
過去からの弔鐘 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)

過去からの弔鐘の評価: 4.00/5点 レビュー 5件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

スカダーシリーズ導入編

マットスカダーシリーズは、先に「墓場からの切符」を読み、これを後に読んでしまったせいで、この本自体への感想はシリーズの導入編程度のものしか持てなかった。ただ、人を裁き、人の生命を決めるのが神の役割だというキリスト教的な考え方を理解する意味ではこの本を読む意義はあると思う。このテーマがスカダーシリーズの根本をなすと思うからだ。
この作品でも、主人公の独特の死生観と正義への絶対的な忠誠がその台詞の端々から伝わってきて楽しめるが、肉が足りない展開という欠点は否めない。スカダーの真価は「八百万の死に様」以降に発揮され、それまではやはりB級ハードボイルドの域を出ないようだ。
過去からの弔鐘 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)Amazon書評・レビュー:過去からの弔鐘 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)より
4576870564

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!