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野獣死すべし



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【この小説が収録されている参考書籍】
野獣死すべし (ハヤカワ・ミステリ文庫 17-1)

野獣死すべしの評価: 4.00/5点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

浅賀行雄さん

大藪さんの野獣死すべし は
ニコラスブレイクの翻案なのかと思っていたので
当然ハードボイルドかと。
それが先日、こんなカバーのを見つけて思わずジャケ買い、
長年の思い込みが修正された
内容は、多少、教養と知識がないとわかりにくい話だし、
主人公が復讐しようとする犯人がほんとにちゃんと犯人なのか
ずっと心配だったがそこは抜かりなく確証を持っていたことが後でわかる 
すべては序章の「日記」が鍵なんだけど1回読んだだけではわからない。
主人公が犯人の家に住み込んでからがyの悲劇に似ていて、
じゃあ犯人は・・なのか、とかいや逆に‥だけは違うだろうとか迷わせる 
読んでいる間中どこかふわふわと頼りない気分で、
全部読んで再読すると理解できるタイプの本 小難しいからもう読まないけど。

解説によると「野獣死すべし」と訳したのは江戸川乱歩で
あまりの名訳のためにそのまま使っちゃう人が出たのだろう。
本の装丁もヨットとかギャングっぽい男とか
「ハードボイルド」という雰囲気のものばかりだった。
暗鬱な表情でうつ向きがちの父親の前で無邪気に笑うどこか儚げな少年
のカバー絵は内容にピッタリで素晴らしい。
意外だったが、描いたのは浅賀行雄さんだそうです。
野獣死すべし (ハヤカワ・ミステリ文庫 17-1)Amazon書評・レビュー:野獣死すべし (ハヤカワ・ミステリ文庫 17-1)より
4150710015

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