殺しにいたるメモ



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初公開日(参考)1998年02月
分類

長編小説

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殺しにいたるメモ

1998年02月28日 殺しにいたるメモ

戦死したとされていた元同僚が、突然の便りとともに帰国。そして久しぶりに昔のオフィスに顔を出し、かつての仲間とともに即席の帰国歓迎会となったが、それもつかの間に、一転して「殺人」の舞台と化す―全員に振る舞われたコーヒーのひとつに、いつのまにか毒薬が仕込まれていたのだった。誰一人として犯行の瞬間を知らず、しかも当然あるべきはずの「毒薬の容器」さえ見つからない!!衆人環視の密室状況下で、いったい誰が、いかにしてこの大胆な犯行をなしえたのか、そしてその動機とは…。被害者をめぐる複雑な人間関係と、「容疑者たち」の不可解な言動の数々をまえに、探偵ナイジェル・ストレンジウェイズは何を読みとり、いかなる「結論」を導き出すのか。徹底的に論理にこだわった本格「フーダニット」ミステリの傑作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

殺しにいたるメモの総合評価:8.00/10点レビュー 3件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

アガサクリスティファンの方にはお薦めです

伝統的な英国調ミステリーといった感じでしょうか。
昔、クリスティファンだったころを思い出しました。
読み進めるのと同時に犯人捜しをしたり、アリバイ崩しを自分なりに考えたり
一緒になって小説を楽しんでいました。

最後まで犯人が全く分からなかったことも良かったですし
一人一人の個性が上手く書かれていて、その点が良かったですね。

あと、息子さんがダニエルデイルイス氏とは!!昔は彼のファンだったんですよね~。
うーん・・・しみじみ。

ももか
3UKDKR1P
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2:
(4pt)

本格ミステリの秀作だと思います

以前に読んだ「死の殻」が大変面白かったニコラス・ブレイク。

限定された状況下での毒殺を扱った本書でも、丁寧な推理、心理の掘り下げ、サスペンスの醸成など作者の実力を実感することができました。

特に第十章で展開される一種の推理合戦は、それらの推理によって様相が一変されるというほどではないものの、サスペンスフルかつ圧巻です。

とはいえ、訳者あとがきにある「エラリー・クイーンばりの緻密な論理、フェアプレイに徹し」という表現は褒め過ぎだと思いますし、登場人物たちの心理的的闘争もいまいち釈然としないところがあったので、傑作とまでは思いませんが、なかなか巧妙な本格ミステリの秀作だと思います。
殺しにいたるメモAmazon書評・レビュー:殺しにいたるメモより
4562030747
No.1:
(5pt)

ブレイク作品中、最も堅牢な論理展開のフーダニット

原題 Minute for Murder(原著1947年刊行) 
説得力ある心理描写の妙が最大の魅力のブレイク作品にあって、さらにそれに加え堅牢な論理展開を見せる堂々たるフーダニット。ブレイク作品中においてもベスト3に入る完成度の傑作。(残りのベストは『野獣死すべし』(1938年)と『死の殻』(1936年)だろう)
第二次大戦終結直後の混沌覚めやらぬ時代を背景として人間関係の緊張と破綻がもたらす悲劇を描いて無味乾燥な謎解きにとどまらぬ小説としての興趣に溢れているのは流石。
殺しにいたるメモAmazon書評・レビュー:殺しにいたるメモより
4562030747



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