殺しにいたるメモ
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あらすじ
戦死したとされていた元同僚が、突然の便りとともに帰国。そして久しぶりに昔のオフィスに顔を出し、かつての仲間とともに即席の帰国歓迎会となったが、それもつかの間に、一転して「殺人」の舞台と化す―全員に振る舞われたコーヒーのひとつに、いつのまにか毒薬が仕込まれていたのだった。誰一人として犯行の瞬間を知らず、しかも当然あるべきはずの「毒薬の容器」さえ見つからない!!衆人環視の密室状況下で、いったい誰が、いかにしてこの大胆な犯行をなしえたのか、そしてその動機とは…。被害者をめぐる複雑な人間関係と、「容疑者たち」の不可解な言動の数々をまえに、探偵ナイジェル・ストレンジウェイズは何を読みとり、いかなる「結論」を導き出すのか。徹底的に論理にこだわった本格「フーダニット」ミステリの傑作。(「BOOK」データベースより)
外部リンク
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評判
殺しにいたるメモの評価:
6.00/10点 レビュー 1件。 C ランク
殺しにいたるメモの総合評価:
8.00/10点 レビュー 3件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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限定された状況下での毒殺を扱った本書でも、丁寧な推理、心理の掘り下げ、サスペンスの醸成など作者の実力を実感することができました。
特に第十章で展開される一種の推理合戦は、それらの推理によって様相が一変されるというほどではないものの、サスペンスフルかつ圧巻です。
とはいえ、訳者あとがきにある「エラリー・クイーンばりの緻密な論理、フェアプレイに徹し」という表現は褒め過ぎだと思いますし、登場人物たちの心理的的闘争もいまいち釈然としないところがあったので、傑作とまでは思いませんが、なかなか巧妙な本格ミステリの秀作だと思います。