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ヨルガオ殺人事件
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ヨルガオ殺人事件の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 1~20 1/2ページ
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| どうして誰も口にしないのだろう? アンソニー・ホロヴィッツさんは、脚本家としては超一流だが、小説家としては三流だ。 手がけられたドラマは、素晴らしい。すっきりとして、澱みなく、テンポ良い脚本だ。 しかし、このヨルガオもそうだけれど、ミステリーとしての仕込や緻密さはあっても、どの作品も、小説としてはもたもたとした構成でテンポが悪い。文章で引き込んむ、読ませる小説になっていないよね。 ヨルガオも脚本として置き換えて、ドラマをイメージすると、この構成になるか…と思うけれど。 多数、翻訳されているけれど…脚本家としての評価に引きずられていないかい? | ||||
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| この著者の作品は出されるたびに全部購入 図書館本ではなくて 手元に置いておきたくなる | ||||
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| 事件を解決した後にもまだ謎は残っていた、というのが、作者の一番言いたかったところなのかな、と思います。 本編も作中作も、結局前作『カササギ殺人事件』ほど面白くはありませんでした。 犯人も上巻のレビューで書いた通り、上巻途中で分かってしまって、引っ掛けもどんでん返しもありませんでした。 でも犯人が明らかになっても、尚もはっきりしない点が一つある、それを解明しない限り、自分にとって事件は終わったことにならないんだ、と頑張る主人公の執念は大したものです。 だから事件が解決した後のエピローグ的な部分も、ちゃんと読んであげて下さい。この部分がなかったら、この本の評価は星二つ位減っているところです。 | ||||
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| 『カササギ殺人事件』が凄く面白かったので買ってみましたが… 今回はちょっとプロットを複雑にし過ぎたのか、まとまりが悪くて、状況の全体図がなかなか頭に入ってきません。 その割に手掛かりはあまりにあからさまで、犯人はこの上巻途中で簡単に分かっちゃったのですが…もしかして、引っ掛け? 『カササギ…』でも少々気になったのですが、主人公の性格にもちょっとついて行けません。気は良い人なのですけどね。お金のためとか言いながら、結構親身に、真相を究明しようと頑張っています。でも、空気読めなさすぎ! で、言うことやることがかなり無神経なのですが、本人に悪気は無いんですよね~。こういう人が一番始末に困るんですよ。 なのでもう興味の中心は、作中作に移すしかありません。この作中作が、A・クリスティーを彷彿とさせて、クリスティー・ファンには懐かしくも面白いです。上巻がこの作中作の半ばで終わっているというのは、上手い演出だと思います。 | ||||
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| カササギ殺人事件のときのアナグラムはすごいと思ったけど、ヨルガオ殺人事件になるともう感動は薄くなりますね。 薄くなるどころかウザくもある。 「アナグラムになってるから何なの?」という思いの方が強くなってしまいます。 最後、アンドレアスに全部燃やして捨てるように言われてましたけど、そこが本作品で一番納得できました。 作者ホロビッツの「もうアナグラムは飽きたからやらない」という強いメッセージなのだと思います。 | ||||
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| ミステリーというよりもストーリーテラーとして彼ほどの人はもう出てこないでしょう。日本だと小説家が脚本書いたりしなくて棲み分けている感じだけど映画、ドラマ、小説なんでもこなすこの才能。下巻の終わりが近づくにつれ真相が知りたい犯人が知りたいことよりもうこのお話が終ってしまうんだという寂寥感の方が強かったNHKのBSで放映していた「刑事フォイル」から名前を知るようになったがとにかくすごい人です。 | ||||
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| 読み始めて途中までの感想は普通。可もなく不可もなく。主人公が関係者に話を聞き、見方ががらりと変わる事実が明らかになったあたりから急に面白くなった。 そして手掛かりとなる小説が始まる。小説の中に小説が?これがまた面白い。こちらをメインにしたって話題になる、きっと。途中からは一気に読んだ。後半はどうなる!早く次を! 読んで後悔はしません。 | ||||
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| 悔しいけれどお前に夢中…という感じで、僕はアンソニー・ホロヴィッツに夢中だ(別に悔しくはないんだけど)。この『ヨルガオ殺人事件』も文字どおり夢中になって読んだ。 過去の事件の真相を調べるという話(現実パート)は、ははあん、クリスティーの『無実はさいなむ』や『五匹の子豚』のパターンだな、などと思っていると、またもやアティカス・ピュント物(虚構パート)が出てきて、これは前作『カササギ殺人事件』と同様の趣向である。 褒めておきながらなんだけれど、僕はこの二重構造自体はあまり好きになれない。なぜなら途中で一回バサッと興味が断ち切られるからだ。そして違う話を楽しんだ後で再び続きに戻るわけだが、そうするとどうも細かいことは忘れていたりする。もちろん両者には有機的なつながりがあるのだが、そんなの見抜けるわけがないので、早く結末が知りたい。 しかも今回は「そんなの見抜けるわけがない」がスパークしまくっている。『獄門島』のアレは外国人には通じないとか、『Yの悲劇』のアレは日本人には理解できないとか、そういうレベルではない。ダイレクトな手がかりではなく、ほとんどは“ほのめかし”なのだから。でもとにかく読ませる力がすごいので、あれよあれよと一気読みしてしまった。毎度のことながら、翻訳の素晴らしさにも讃嘆しかない。 | ||||
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| 上巻とこの本の2/3までは良作です。しかし何の伏線もなく恋人が駆けつけて命を救うとかやりだし、 しかもその後に真相にたどり着くまでがあまりに雑で全てをぶち壊しました。男に抱かれりゃ推理できるのかよ。 そこまでの重い話が、何故か全て都合よく解決されるのも気色悪いし、何の関係者でもない彼氏がつきまとtって暴力とかふるってるのを見るとゲンナリしました。主人公は全部肯定してるのでこの先はDVでしょうね。 とにかく「女主人公」という設定でやってはいけないことを全て注ぎ込んだ作品です。次作も最後はSEXで解決するんでしょうね。作中作だけ読んで捨てるのが最適解です。本編のオチも強引で取って付けです。 | ||||
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| 古本屋では、なかなか外国の作家のものが、上下含めて見つからなく、アマゾンでは安く早く購入できうれしいです。 | ||||
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| 古本屋でも外国の作家のものが上下で揃って見つからなったけど、アマゾンでは安く早く上下購入でき嬉しかったです。 | ||||
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| カササギ殺人事件があまり好みでなかったので、こちらは放置していた。 ホーソーンシリーズは大好きだったけど。 でも評価が高いし、最初だけでもと思って読み始めたら、止まらなかった(笑) 途中『愚行の代償』が始まったとき、また作中作か~と思ってウンザリしたのだけど、これがまぁ面白い! 現代部分より良かった。 それにしてもスゴい作家だと思う。 疲れたけど、読んで良かった! | ||||
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| この作者の作品は5作目です。 自分はホーソーンの方が好きです。 ネタバレしない様に書くつもりですが筋がきに少し触れるので少しも知りたくない方はこの先は読まない方が良いと思います。 カササギよりはこちらの方が面白いと感じましたが、相変わらず犯人は見え見えです。 特に作中作はシンプルに他に考えようがないと言うか。二つ目の方の動機には気づけませんでしたが…。 外枠のストーリーも事件自体は割とシンプルだし、逆にそんなことする暇あった?みたいな雑さを少し感じました。 本筋のトリックや謎解きがものすごく単純なのを余計な人間関係やキャラ設定で飾りつけてる…その手口?がとてもわかりやすいので犯人は誰なんだろう?という楽しみはあまりありません。 ただ読みやすいですし、モチーフが面白いなと思います。途中本を置いて推理する楽しみがありますね. さきにホーソーンの方が好きと書きましたが、こちらのシリーズの女性主人公がいかにもステレオタイプな痛ましい働き女子なのが気になります。 50前後なのに妙に幼稚なところ、恋愛に対する姿勢やら安っぽいコンプレックスや見栄… 途中彼氏と連絡がとれなくてやきもきするくだりとかオチまで予想通りで「いらないなー」って感じで飛ばし読みでした。 何なのこの欧米人中年キャリアウーマンの恋愛のありがち設定とありがちな描き方は… それが嫌でしたね…。 犯人はわかったと書きましたが、失踪した女性については違う結末を予想していました。 そこまで愚かとは思わなかったので。 真犯人が分かった人がとる行動にしてはうかつすぎじゃないかなーと思います。 | ||||
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| 私は通常、続編というものを読まない。あまり期待していない。前作よりいい続編など読んだ記憶がない。 スピルバーグも言っている。(映画の)続編というやつは、才能の無い監督が作りたがるものだと。 だがこのヨルガオ殺人事件は、前作のカササギ殺人事件にくらべても引けをとらない出来だ。いや、それ以上に面白い。前編より面白いと感じる続編とは、作者ホロヴィッツは天才なのか。 謎解きミステリーのレビューは、内容をあまり詳しく書くとネタバレになってしまう。一つだけ書いておくと、前編と同じく描かれる作中作は、もはやそれだけでベストセラー、なんかの大賞くらい取れそうな完成度で、作中作を読み終えた時点で、その圧倒感に茫然としてしまう仕上がりだった。 末尾の解説では、ホロヴィッツはこのシリーズの3作目に意欲を燃やしているとか。楽しみとしか言いようがない。 | ||||
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| アンソニーホロヴィッツの作品は面白くないかもしれないという心配なく読める。この作品も、前回のカササギ殺人事件に続き推理小説の中に作中作としてもう一つの推理小説があり、それが本題の解決にもつながっていくという離れ業。一体どうやったらこのような作品を書けるのか謎。間違いなくIQも相当に高いのだろうななどと思う。 | ||||
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| カササギ殺人事件もすばらしかったですが、こちらも満足です。 アンソニーホロヴィッツの手腕には脱帽です。2つの魅力的なミステリーを書き、それを謎解きでつなぎあわせるなんて。 登場人物のキャラクターがおもしろいです。見た目と人当たりはいいけど人でなし、野心家の地元名士、嫉妬深い姉妹など、こういう人いるよね~と思いながら読むのは楽しいです。 アティカスピュントのお話に関しては、カササギ殺人事件のほうがよりクラシカルな雰囲気で私は好みでした。 | ||||
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| 商品の状態には、こんなに折れているとは記載、説明されていない。値段と釣り合わない。 | ||||
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| 本編と本編の謎を解くkey pointとなる推理小説の2本立ての構成の 妙に、抜群の面白さとその小説力に感銘するのみである。グイグイ と引っ張られる面白さが凄い。だが、還暦前の私には、登場人物が 多すぎて、ノートに人間関係図を書き留めながらの読書になったが、 それも楽しい作業でありました。 | ||||
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| まずは、この入れ子構造となっているミステリー小説としての抜群の面 白さ!そして、ラスト30ページになっても犯人、事件の真相が全く見え ない面白さ。ゆえに最後の最後まで、グイグイと引っ張られてゆくこの 小説力と構成の凄さ。 2021年度ミステリー1位は、大納得で当然の結果。 基本、このおぞましき一族内でのドロドロ関係は、横溝正史チック。 また、「愚行の代償」で犯人を示すメッセージとしてのアナグラム (文字の並べ変え)は、日本人にはピンと来ないなぁ~ | ||||
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| オモシロイ! | ||||
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