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(短編集)

神の悪手



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【この小説が収録されている参考書籍】
神の悪手
神の悪手 (新潮文庫 あ 97-3)

神の悪手の評価: 3.29/5点 レビュー 24件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 1~20 1/2ページ
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No.24:
(1pt)

期待外れ

将棋を題材とした小説で期待が大きかったが文章に癖があり読みにくい
また内容も凡庸
神の悪手 (新潮文庫 あ 97-3)Amazon書評・レビュー:神の悪手 (新潮文庫 あ 97-3)より
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No.23:
(2pt)

いや、傑作か?

短編集。最初の『弱い者』には感心したけど、とにかく将棋を知らない読者だと全然楽しめないだろうなというのと、やたら使用されるメタファがかなり鼻につく。全編をほぼ一気読みさせる力はありますが、一冊通して「傑作」かといわれると首を傾げざるを得ない。ただ、解説で作者の他の作品が紹介されていて面白そうだったので、そっちを読んで再読する-作者の文体に慣れる-と、また違うのかもしれない。
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No.22:
(5pt)

将棋はわからないけど

わからなくても大丈夫、わかる方ならきっともっともっと面白いしブワッと震えるものがあるんだろうなあと思います。
えぐってくるお話が多くて辛いけど芦沢先生の作品大好きです
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No.21:
(5pt)

カバー裏には「弱い者」の続編的話がある(初回限定)

作家の凄さ、芦沢央の凄さがあらためてわかった、自分は将棋が好きなので(棋力はアマ初段程度だが)作者がどれだけ勉強し取材し深く考察したのかがわかる、じゃないとこんな深い話は書けない、「ミイラ」は詰め将棋の話だがよくこんなこと思いつくなと感心した、監修の飯塚八段も帯コメントを書いた羽生九段も驚いただろう、詰め将棋も得意な藤井八冠にも感想を聞いてみたい、カバー裏には「弱い者」の続編的話があるのもいい、あのあとどうなったか続きが知りたいと思っていたから、芦沢央は読者の気持ちもよくわかってる。
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No.20:
(3pt)

将棋オンリー

まさか将棋オンリーのミステリー小説だったとは。
将棋は全く興味がないため、読み進めるのがつらかったです。
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No.19:
(5pt)

すべてが傑作。

「弱い者」「神の悪手」「ミイラ」「盤上の糸」「恩返し」の五編すべてが将棋をテーマとした棋士たちの物語。それぞれの物語が微妙に反映し合っていて、そういう点で連作短編集的な意味合いも持つ。おそらくは棋譜が読めるなら面白さはより深くなるのだろうが、そうでなくとも棋士たちの死力を尽くした静かな闘いの様が繊細かつ力強く表現されていることが読み取れる。中でも棋士ではなくて、駒師に焦点を置く「恩返し」は、棋士の駒の選択を駒師が読み取るという少々角度の異なる内容で、それだけ趣も深い。しかしやはり冒頭に置かれた「弱い者」の、「なぜそう打たなかったのか」の動機に置かれた「弱さ」と、それを等閑視できない棋士の優しさに心打たれる。
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No.18:
(4pt)

著者・芦沢 央(あしざわ よう)氏には、この手の連作短篇集をもっと書いて欲しいです。

将棋をテーマにした五つの短篇を収録。
〈宮内冬馬(みやうち とうま)〉〈園田光晴(そのだ みつはる)〉といった登場人物が複数作品にまたがって出てくるのですが、連作短篇的な妙味があまり感じられず、その辺りをもっと効果的に生かして欲しかった気がします。

収録作品ならびに初出は、以下のとおり。
★ 弱い者  「小説新潮」2020年5月号
★ 神の悪手(あくしゅ) 「週刊新潮」2020年2月6日号~2月20日号
★ ミイラ  「小説新潮」2020年9月号
★ 盤上の糸 「小説新潮」2021年1月号
★ 恩返し  「小説新潮」2021年3月号

なかでは、『現代の小説2021 短篇ベストコレクション』(小学館文庫)にも収録された「ミイラ」が、断トツの面白さ。「少年はなぜ、そんな変てこな詰将棋作品を投稿してきたのか」の疑問が解かれた時、あっ! と言わされました。

続く二番手の作品は、将棋の駒を作る駒師を取り上げた「恩返し」を挙げます。主人公の駒師・兼春(かねはる)の気持ちの揺れを細やかに描き出した佳作だと思いました。
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No.17:
(5pt)

将棋関係者たちの凄まじい神経戦

将棋に関係する5つの作品を収めた短編集。対局中の棋士の第三者に聞こえない内なる声で戦っているかのような緊迫感が読者を物語に引き込ませる。その神経戦が凄まじい。作品自体は将棋が分からなくても読める。将棋の知識が必要なのは、詰将棋作成の話である「ミイラ」くらいだろう。特に面白かったのは「盤上の糸」。対局者のそれぞれの視点で棋士の対局中の精神状態が描写される。将棋を指している現場にいるかのような緊張感で汗をかく。ドキドキしながら、あっという間に読了した。
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No.16:
(2pt)

期待はずれ

残念
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No.15:
(5pt)

将棋が分からない人間でも十分楽しめました。

将棋が分からない人間でも存分に楽しめました。
野心、恐怖、焦燥、洗脳・・・複雑な人間模様に、心拍数が上がりっぱなしです。
素晴らしい連作短編でした。
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No.14:
(4pt)

短編でなく長編の内容では

将棋に関する短編集。それぞれ立場や状況の異なる話となっており、将棋が詳しくなくても楽しめる内容となっている。ただ表題の「神の悪手」と「盤上の糸」は長編にすべき話で、短編となっていることで長編のダイジェスト版のようになっており、もったいない感じを受けた。個人的には「ミイラ」がもっともこの企画にふさわしい話で楽しめた。
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No.13:
(3pt)

「棋は対話なり」だけど

羽生善治がいうように「棋は対話なり」を小説で表現している。なかなかないタイプの短編集であり、試みは面白いのだけれども、短編集って短くまとめるものであって、途中で終わらせるものではないと思います。
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No.12:
(1pt)

プロットだけ書きなぐった感じ。

将棋番組で、棋士が絶賛していたので、思い切って購入しました。
ん?これは、ストーリーになっているのか?
同人誌レベルならゆるされるのかもしれませんが・・・。
商業誌で発表したとすると、将棋関連のショートストーリーだから?
時流に乗ったから?
うーん、残念な本を買ってしまいました。
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No.11:
(1pt)

作者は意外性に縛られている

表題作、確かにこの結末の後は何を書こうが意外性はないだろう。
しかし、そういう平凡な部分をしっかり書けるのも技量だと思う。
メインディッシュのインパクトだけ注力して、ごはんと味噌汁を手抜きした定食のような読後感だ。
ただの作者の意外性自慢であって将棋小説を期待するとがっかりする。
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No.10:
(4pt)

将棋の世界を舞台にしたミステリータッチの5短編

将棋の世界を舞台にしたミステリータッチの5短編。
「弱い者」震災被災地にボランティアに訪れた北上八段。小学6年生程の少年との対局で見えたモノは…差別の現実。
「神の悪手」プロ棋士養成機関、奨励会。天才中の天才若手との対戦をひかえ、限界を悟りつつある岩城。崖っぷちの先輩からある提案を受けて…残酷で過酷な将棋界。
「ミイラ」詰将棋の多様な世界。陰惨な記憶と。
「盤上の糸」タイトル戦。棋士それぞれが見る景色。
「恩返し」駒を作る、駒師。師匠に勝つ”恩返し”が一転。その理由は。そして、その先に至る心情は。
秀作。
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No.9:
(5pt)

将棋ミステリーという分野の独自性

将棋界の中でも主に対局を中心とした舞台であるので、登場人物は少ないながらも物語の展開力は高い。

将棋に取りつかれる人の情熱と悲しさなどを色々な角度で描いている。
短編としてもどれも纏まっているが、長編でもじっくりと読みたいような題材である。
その後の人生が気になる余韻ある終わり方も良いが、その人生を深堀してほしい気持ちもある。
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No.8:
(3pt)

将棋をちゃんと分かるなら

知らない世界を教えて貰って感はありますが、駒の指し方など、ほとんど分からない者にとっては、面白みを感じれるのが半減してしまってるのかも。
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No.7:
(3pt)

厳しい将棋の世界

将棋に纏わる短編集5作品。将棋ミステリーかと言われれば、筆者の他の作品から想像されるような展開を期待されると、少し違うと個人的には思いました。

但し、表題作は、将棋の世界を上手くミステリーに繋げて、鮮やかなストーリーでした。
全体的に、将棋の世界や棋士に対する筆者の情熱が強く感じられました。
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No.6:
(3pt)

どれも精度が高い短編だが、終わり方と全体のつながりを期待し過ぎてしまった

将棋に関する5つの短編集。

どれもミステリの要素が入り混じっていておもしろかったのだが、「弱い者」、「神の悪手」、「盤上の糸」は、その後どうなったのか続きを知りたくて、中途半端に終わってしまったことが残念に感じた。

また、時系列がばらばらなことに何か意味があるのかと期待したのだが、同じ登場人物が別の短編に成長した姿で登場するような伏線もなく、一つ一つの物語で完結する形だった。

どれも精度が高い短編だが、終わり方と全体のつながりを期待し過ぎてしまった。
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No.5:
(1pt)

上手そうに書いてるだけ。

将棋にショッキングな事件をくっ付けて、抽象的な描写で上手そうに仕上げてるだけ。この作者の他の作品を読もうという気にはなれませんでした。
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