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黒牢城
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黒牢城の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全227件 121~140 7/12ページ
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ミステリーとしての叙述のためか知らないがしょうもない一事をだらだら述べたあとしょうもない顛末が知れる。全体を通しても同じ。クライマックスで直接述べられるテーマのためならもっと相応しい書き方がある。いったいミステリーとも戦記ともつかない重厚な肩透かしを食らう。 | ||||
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どういう頭脳構造をしているのか?米澤穂信さんは達者すぎます(誉め言葉)。 信長に謀反した有岡城主荒木村重が、投降を説きに来て土牢に幽閉した名軍師黒田官兵衛の知略を頼りに城内外に起こる3つの事件を解いていく。そして最終章では…。という流れ。戦国時代の武士像や家意識、宗教観、死生観が物語の土台にあり、更に読み応えを増していました。ミステリーとして面白く、歴史小説としていろいろ考えさせられる傑作だと思います。新境地を拓いたという世評は頷けます。 ただし、時は戦国。史実をなぞりつつ新解釈を披露しているようにも読みましたが、織田対毛利の構図はどうだった?一向一揆とは?そもそも荒木村重、黒田官兵衛って誰?など、多少の予備知識を持って頁をめくったほうがいいとも感じました。言葉使いになれていないと読みにくさも感じるのでは? 読み手に要求するものがある一冊でもあると思います。 | ||||
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極上のエンターテイメントです。ノーベル賞をあげてもいいくらいです。 | ||||
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各章の謎解きは完全解明に至らないまま、終盤に突入します。 終盤の種明かしですが、仕掛け人の背景的思想についての説明がちょっと不足していた感じなので、得心する度合いがいささか高まりませんでした。「なるほど!」ではなく、「ああ、そうやったんか」という感想です。 我々は、この仕掛け人が寄って立つ背景的思想についてはもはや習熟しているわけではないので、もうちょっと解説があった方がよかったのではと思います。例えば、垣根涼介さんの戦国物シリーズでは、登場人物の思想的背景が随所で語られていて、行動原理が腑に落ちるのですが、黒牢城では上記のような感想にとどまりました。 戦国物としては面白く、荒木村重の行動の遍歴も、著者の人物設定からすると、史実通り最後には城を抜けるしかないよなと思いました。 荒木村重の謀反の動機は、戦国時代的価値観(と言っても、本当の価値観は知る由もないですが)ではなく主として現代的価値観があてはめられていて、このへんは好みの分かれるところかもしれません。 面白く拝読しました。 | ||||
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良い作品に出会えました。とても素晴らしい小説です。 氷菓のコミカライズを読んで(原作未読ですみませんが)ただのライトミステリーなキャラ漫画だなという印象しかなかったので、こんなに能力のある作家さん原作だったとは、驚きです。 オムニバス風に4つのミステリーを解きながら、戦国時代、不利な状況で籠城戦に耐える城主の約一年、という大きなストーリーも進んでいきます。 もしかすると、生粋のミステリーファンが読むと、それほど評価は高くないのかもしれません。しかしこの作品のすばらしさは戦国時代が目に浮かぶようなしっかりとした時代考証、時代描写、そして、ただ上掲や言葉、小道具がしっかりしているだけではなく、登場人物の世界観や生きる視野がしっかりその時代のものに、しかも人物毎に異なる世界の見え方が重厚に描かれているところでしょう。ミステリーはおまけ程度の要素だと私は思いました。 歴史的事実に創作の背景をこじつけただけ、みたいな低評価レビューがありますが、戦国ファンは「歴史的事実は十中八九こうではないのに、勝手な創作は許せない」という心理なのでしょうか。そういう人には向かないのかもしれません。 でも、最後まで読めばとても説得的に経緯は積み重ねられていますし、歴史研究の仮説ではないので、これには何の問題もないと思います。 数ある時代小説の中でも、これほど重厚にしっかりとこの時代をしっかり調べてリアルに描いている小説は多くはないのでは。これからも時代小説を書きづつけて欲しいです。 | ||||
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一気に読んでしまいました。面白いです。 | ||||
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それなりに面白かったけど歴史音痴には少し辛い作品でした。 | ||||
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これは戦国時代を舞台にしたミステリー小説です。 信長に反旗を翻した荒木村重と、彼に捕らえられて地下牢にありながら、城に起こる数々の不可解な事件を解決していく安楽椅子探偵役の黒田官兵衛。 自分を捕らえた憎き村木に協力する官兵衛の意図、そして一連の事件に隠された謎とは。 章立てで読みやすく、まずまず面白かったのですが、ちょっとオチが弱かったかなと思います。 荒木の最後の行動は史実通りですが、こちらも今ひとつそれまでの行動との整合性が取れないので、ちょっと無理があるかと思いました。 | ||||
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荒木村重の話は他でも読んだことがありました。 しかし、村重と官兵衛のやり取りをいかにもというふうに描いた作品は知らず、流石のミステリー作家だと感心しました。 | ||||
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気にいった。 | ||||
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歴史×ミステリーと好きなものが揃った作品でハードルを高くして読み始めたが物凄く楽しめた。 | ||||
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前半話に引き込まれますが、後半失速します。 なぜならば主人公の荒木村重と黒田官兵衛は謎に包まれた人物で、ずっと乱世を生き抜き、 その史実を描く必要があったためか、どうしても得体の知れない人物になってしまった。 最後はぼやけた感じがした。 | ||||
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有岡城内で起きた謎解きを通じて、謀反を起こした理由、最後に村重が単独で有岡城を脱出した理由などが開かされる。巧みな筋書きで読む者の気持ちを惹きつける佳作。 | ||||
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一章は面白いけど出オチ感あるよなとか、戦国時代は珍しいけど籠城戦をクローズドサークルに見立てた作品は、結構ありきたりだよなあとか、これで直木賞を取るなら、他にとるべき作品この人書いているよな、とか読み進めながら思っていた。最終章を読むまでは。 最終章まで読んだ時、この作品には3本の太い線が走っていることに気づく。そのうち2本の線までは、大方の人が予測している通りなのだと思う。でも残る1本の線が明かされた時、個人的には歴史を学びながら1番不思議に感じていたこと、その謎の答えが示された、そんな感覚を覚えた。 文句なく直木賞にふさわしい、素晴らしい歴史小説であり推理小説だと思う。 | ||||
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戦国武将小説でミステリー? やれば出来るのが凄い。 歴史小説としても一級。 作家としての矜持は見事ですね。 | ||||
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ビニール被ったままです 何も無い でも、書評は ラジオ情報収集しました。 | ||||
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こんなに読み応えのある歴史ミステリーは、初めてです。また、ルビが多く振っている事に、編集者の読者へのメッセージを感じます。 | ||||
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頭をとるものの 自分の立ち位置がはっきりせず 仕事で自分の役割を演じ続けるしかない 派遣管理職の孤独感 現代でも同じ境遇の人はたくさんいそう だから誰かに何かにすがってしまいたくなる 頼る相手が策士官兵衛であるところから 城主村重が心を手玉にとられるのは必定 どのように堕ちていくのか 救いのない史実にフィクションを付けていく 事件を解決していく城主村重の大岡越前ぶりが なんとも憐れに思えてくるのは 心苦しい読後感に そんなもやもやが好きな方は ぜひどうぞ | ||||
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打首の描写が、リアルすぎる | ||||
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気に行ったが、全部は、読んでない | ||||
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