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アクティベイター



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【この小説が収録されている参考書籍】
アクティベイター

アクティベイターの評価: 3.75/5点 レビュー 24件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 21~24 2/2ページ
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No.4:
(3pt)

まだ読了していない(100P余経過)が、

会話や行動などの間に
言葉を発した意味や心理、動作などの説明が多い。
そのため、読む側は緊張感がそがれ、鬱陶しい。
ハラハラドキドキを期待しているが、さて???
アクティベイターAmazon書評・レビュー:アクティベイターより
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No.3:
(3pt)

戦闘場面での『セルフ実況・解説』がクドい

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

中国から飛来した謎の爆撃機,さらには美人パイロットとまさかの『お土産』を巡り,
国内の省庁,関係者らの腹の探り合いに,足の引っ張り合いと,見せ方がわかりやすく,
始まってすぐに映像で見たいと思わせられるなど,物語の中にスムーズに入っていけます.

ただ,やたらと説明調で,省庁の役割や繋がりといった部分はまだ理解できますが,
戦闘場面での『セルフ実況・解説』がクドく,自分だけでなく相手の動き,読みなど,
最初の内は興味深かったのですが,場面の数自体が多く,次第に…となってしまいます.

一方で,中心となる義兄弟二人については,背景も現状も今ひとつ説明が不足気味で,
わからないとまではいかないものの,すでにこちらが知っているような書かれ方に映り,
もう一人の存在も含めて,物語や展開とは裏腹に,引き込まれるまではありませんでした.

このほか,決着が良くも悪くもエンタメが強く,いささか大味になってしまった印象で,
これはこれで見せ場だったとは思いますが,それまでの雰囲気からはちょっとズレて見え,
おおよそ予想通りの要素や展開など,序盤で受けた衝撃ほど膨らまなかったのが残念でした.
アクティベイターAmazon書評・レビュー:アクティベイターより
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No.2:
(3pt)

シュピーゲル・シリーズの焼き直し

あらすじからも推察できますが、「戦犯法廷事件」で意味が通じる方は特に読まなくても良いんじゃないかなと思います。オリジナルの方が面白いし。
令和以降の日本を舞台にした国際諜報アクションとしては面白かったです。
アクティベイターAmazon書評・レビュー:アクティベイターより
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No.1:
(5pt)

ストレート・アクティベイター、ノー・チェイサー

仕事明け、もう一つの新作に取り掛かる前に本作の無料サンプルを読んでしまったお陰で購入後一気読みすることになりました。「宣言」が出ている間は出歩いてはいけないと言い訳しながら、ほんのささやかな脳細胞が瞬時にアクティベイトしてしまった(笑)。「天地明察」、「光圀伝」の作者による新作「アクティベイター」(冲方 丁 集英社)を読み終えました。
 突如飛来する中国からのステルス機。航空自衛隊のスクランブル。操縦する女性パイロットは日本への亡命を希望し、その爆撃機は羽田空港へと着陸します。方や、警備保証会社の警備員・真丈は、顧客からの呼び出しに応えて、その裕福な中国人顧客邸を訪問しますが、既に何者かがその家に侵入した痕跡を見つけます。まあ、ストーリーはAmazonの紹介記事を参考にしていただきながら、思い出されるのは、篇中でも言及されていますが冷戦時の「ベレンコ中尉亡命事件」であり、その前に起きた「金大中事件」であったり。のっけから1/3ぐらいまでは、中国と相対する軍事シュミレーション小説なのかと感じたりもしましたが、そこは冲方丁、ただの謀略スリラーで終わるはずがありません。様々な見せ場を用意して最後まで飽きさせない超エンターテインメントとしてワン・アンド・オンリー、最大ルックスの輝きを見せつけてくれます。
 護送中に拉致される女性パイロット・ヤン。行方を捜す、警視正・鶴来。鶴来の亡くなった妻は、警備員・真丈にとってはその妹にあたり、そこには大きな痛みを伴う「過去」が横たわっています。警察組織、防衛装備庁、外務省、加えて経済産業省までが頭を並べ、暗躍し、中国以外の国、組織が介入し、これもまたあまり話してしまうことができません(笑)。静かなる警視正・鶴来と闘士・真丈の合わせ鏡のような対比。蠢く強敵たち。
 この物語が持つ「テーマ性」を敢えて逸らしながら言えることは、ほぼ羽田に留まり続ける鶴来に比べて、真丈は<東京>のあらゆる舞台を背景に、死力を尽くして闘い続けます。そこには、ある愛おしい理由が隠れています。そして、もう一人の主役は<東京>という街そのものなのかもしれませんね。麗しいタワー、そびえ立つツリー、リンパ管のような地下鉄、いつ見ても少しだけ息が上がってしまう東京湾岸。
 それらを背景に繰り出される死闘、アクションのバラエティ。まるで真丈のその姿は、私たちがよく知るグレイな<ヴァイオレーター>のように映ります。
 最後に、本作最大の謎はその「アクティベイター」というタイトルにあるわけですが、それについてもまたアンタッチャブル。
アクティベイターAmazon書評・レビュー:アクティベイターより
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