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少年と犬
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少年と犬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全48件 21~40 2/3ページ
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犬が出会った人が死んだり逮捕されたりしすぎて、神の遣いという描写があったが、死神や疫病神だろうという思いが拭えずラストに至った。 犬が東北から九州までたどり着くのにも無理があり、できすぎ感があった。 | ||||
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直木賞受賞作ですので、意義深い内容と思いますし、深い感銘を受けながら読み続けました。 ただ、暗い展開ですので、趣向が異なる場合には(明るいお話が良い方には)お薦めではない作品です。 | ||||
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稚拙な文章。同じような昨品を安易に並べただけ。泣けとばかりの強引な表現。充分笑えました。もう2度とこの筆者のみならず、直木賞作家とやらの小説は読みません。 | ||||
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うーん、直木賞なのか…なんて言ったら良いのかなぁ~2度と読まないし、友達にもすすめないってことかな。 | ||||
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この作者は傑作「不夜城」でデビュー後、同じ様な犯罪者、暗黒街などを舞台にした小説を書いてこられたけど、個人的には結局「不夜城」を越える作品は書けなかった印象があります。 近年、方向性を模索しているのか「犬と人間の絆」ものを書き始めましたが、確かに文体やテーマ、構成などは熟れており、実力を感じさせます。 が、肝心の「物語」と言えば、正直、新鮮さや独自性がなく(強いて言えば登場人物がやたら不幸になったり犯罪に関わる、こうやっておけば興味引けるだろ、という計算というか悪意)予定調和で進み、ラストも既視感のある終わり方が多いです。 「不夜城」はいまだに本棚にあり、時々海外の推理や犯罪小説と共に読み返したりしており、少し期待していたハードルが無意識に高くなっていたのもあるのかも知れません。 ですが、正直、また「同工異曲」に走り始めたなあ、という感想を抱いてしまいました | ||||
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ラストはお涙頂戴で、展開も予想できる。 あまり小説を読まないひとが読めば、それなりに感動するかもしれない。 が、読書歴45年の私には全く響かず。 こんな薄っぺらな内容で直木賞とは、残念で仕方ない。 | ||||
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ハードカバー価格で、普通ならまだ買わないけど、楽天kobo では40%引きクーポンが使えたので、余りのレビューの高さに惹かれて読みました。 私には、感動は全く無かったです。 童話というかファンタジーとしては有りかと思いますが、ファンタジーにしてはどの章も独立した短編として、不幸すぎ。 ほぼ不幸な死に方、運命、それを看取る犬? この犬に合わなければ運命は別の良い方向に向かったのかも?という気のする章もあり。 被災も他の色んな死も運命も、同じだってことかな。避けられなかったという意味で。 東北の人間としては、こちらで被災して他所に自主避難している人に対する複雑な思いもあり、最後の章に対しても、そんな綺麗事あり?と思ってしまいました。 犬は、その子だけが助かればそれで良かった訳?元の飼い主の立場って? 全体を通して、新聞で事件記事を沢山読んだ感じです。 どこどこでこんな事件あり、みたいな。 ちょっと、評価され過ぎなんじゃないかと思います。 | ||||
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すべての物語の起承転結が似通っている。また、登場する人間の悲惨が、犬の崇高さや強さによって強調されすぎ。直木賞とはこんな程度かとがっかりする。 | ||||
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登場人物たちを不幸のどん底にする犬のお話。動物は好きだけど、救いの無いお話でした。 | ||||
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私自身が犬好きで、直木賞受賞作ということもあり手に取ってみました 他の方もレビューしているとおり、いろんな人がこの犬に関わります。 関わった人は当初は幸せを感じるのですが、最期はなぜか死にます(一人は人を殺してました) そして最終章は犬自身が犠牲となり少年の命を救います。 人と動物との関わりの中で様々な人間ドラマと命というものを描いたのでしょうが、なにぶん中身が薄っぺらいです。 このようなオムニバス形式にしないで、もっと一人の人間と犬の繋がりを深く描いてくれたらなという印象でした。 この作品が直木賞を受賞したというのが信じられないです。 昨今、文学会が低迷し芥川賞も直木賞も質が落ちたと言われてますが、なるほどと納得せざるをえません。 | ||||
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ひねりもないし、薄っぺら過ぎる | ||||
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犬好きですが、面白くなかった。 | ||||
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長く困難な旅を続ける犬と、途中で彼を助ける人たちの物語です。旅の目的は最終章で明らかになりますが、読み始めてすぐに先が見えてしまうかも知れません。一気に読み進めたくなる著者の筆力は流石ですが、傷ついた犬を暖かく介抱し、貧しいのに獣医に十分な手当を受けさせるなど善意に溢れた人たちが無残に殺されるなど、不幸な目に遭ってしまう事が続くので、読後感はさわやかなものとはなりません。残念です。 | ||||
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テレビのコマーシャルで、犬が登場すると、それだけで見入ってしまうことがあります。 そんな効果を狙った作品です。 短編の各編は、よくある話で、毎回人が死んで、その内容はどうかと思うものばかりですが、犬が登場するお陰で、最後まで読み進めることができました。 | ||||
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動物モノとしては、ジャックロンドンやシートン動物記とは、かなり力量が足りません!この方は本当に犬など動物を身近に飼っていた事があるのでしようか? 直木賞にも? 疑問符が付きますねー! | ||||
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犬大好き人間ですが、こういうわざとらしい小説はどうも。。。不自然な記述が多すぎます。犬は賢いけど、知らないところをドライブしまくったら、南とか方角はやっぱりわからないと思います。あと、外国人の記述も変。現実味に欠ける。 馳星周さんのデビュー作「不夜城」や「夜光虫」には痺れましたが、これは正直がっかり。やっぱり馳星周さんには、フツーの作家が描けない暗黒社会の小説をお願いしたいです。 | ||||
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直木賞作品ということで期待しましたが、残念でした。各章とも話の起承転結が短絡すぎという感じでした。この犬に関わった人たちの背景やドラマをもっと丁寧に書き込めば、二重にも三重にも厚みのある物語になり得たと思います。 最近読んだ本では、佐藤正午の「月の満ち欠け」のように物語をたたみ込んでいくような質量感があればと思いました。 あらすじやストーリーで読ませるのではなく、最初から最後まで一貫した空気感のようなものがあれば、もっとツヤがかかったいい作品になったかと思います。 | ||||
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東日本大震災から半年。中垣和正は外国人窃盗団の犯行後の逃走車を運転するドライバーとして金を稼ぎ始める。そのとき出会った野良犬はつけていた首輪に「多聞」と書かれていた。人懐こい犬といっしょに逃走車を運転する中垣は、この稼業にうんざりし始めて……。 ---------------------- 馳星周作品といえば去年、『 ゴールデン街コーリング 』に大いに楽しませてもらいました。その馳星周氏が今年(2020年)の上半期・直木賞を受賞した小説なので大きな期待とともに読み始めました。 被災地・東北で野良犬として生きる多聞が、各章ごとに新しい飼い主と出会いながらなぜか南を目指すという物語です。 ところがどうも楽しめません。犬と登場人物たちとの出会いが、一段落一文が多い短い文章によって淡々と描かれていきます。よく言えば装飾過多に陥らない乾いた筆致といえるのかもしれませんが、乾きすぎで潤いがないというのが私の印象でした。 また、「多聞」を手にする飼い主たちは、米国映画『 ベイビー・ドライバー 』の主人公のエピゴーネンをはじめとして、先行する小説や映画でみかけたことがあるような既視感のある輩(やから)ばかり。新味も驚きもありません。 そもそも最初の数十ページで、「震災」、「野良犬」、「南を目指す」、「書名が『少年と犬』」とキータームを4つ列挙されれば、それでこの300頁の小説の着地点はおのずと見えてしまいます。そしてその私の予測どおりにお話が展開したので、拍子抜けしてしまいました。 直木賞は犬が好きなのでしょうか。私が好きだった作家の姫野カオルコ氏も『 昭和の犬 』で2013年の下半期・直木賞を受賞していますが、あのときも楽しめなかったことを思い出しました。 ---------------------- この本に関連して下記の書を紹介しておきます。 【犬が重要な役割を果たす小説】 ◆古川 日出男『 ベルカ、吠えないのか? 』(文藝春秋社) :1940年代、太平洋戦争下で日本とアメリカが激戦を繰り広げた南洋に、それぞれの国の軍用犬がいました。この物語はその犬たちが子から孫、孫からひ孫へと世代を継ぎながら、20世紀の冷戦構造史をたどっていくという骨太の小説です。 現在形を多用することで、文章には躍動感が満ち溢れています。それが耳に心地よく、読者の心をつかんで離さぬ強い魅力を放ちます。文章の力強さを味わうことのできる小説です。 ◆クリフォード D.シマック『 都市 』(早川書房) :ポスト・ヒューマン時代の地球を引き継いだ犬類に向けて編まれた古事記あるいは地球書紀とも呼ぶべきSF小説です。全部で8つの短編から構成されていて、人間の存在を忘れてしまった1万年後の犬類にとってはもはや科学的な歴史書というよりは、神話あるいは伝奇書の雰囲気を漂わせています。 ◆竹内玲子『 永遠に生きる犬 ニューヨーク チョビ物語 』(講談社) :NY在住の著者が、シベリアン・ハスキーとの出会いから別れまでの16年間を描いた心温まるエッセイです。ペットを飼っている人、またはペットが逝くのを見送った経験のある読者は、自らの経験を重ね、心をひきしぼられる思いととともに読むことになるでしょう。私も今は亡き愛犬のことを思い返しながらページを繰りました。 【犬が重要な役割を果たす映画】 ◆メキシコ映画『 アモーレス・ペロス 』(2000年) :犬がかかわる3つの物語が同時進行します。2000年のカンヌ国際映画祭批評家週間でグランプリ受賞。東京国際映画祭グランプリおよび監督賞を受賞した秀作映画です。 【震災後の人々を描く幻想的な小説】 ◆吉村 萬壱『 ボラード病 』(文藝春秋社) :いまは30代になった大栗恭子が小学校5年生当時を一人称で振り返る。そのころ母一人娘一人で暮らしていた海塚市は、その8年前には一度変わり果てた姿になったが、みごと復興を果たしていた。避難生活から戻って来た町の人々は笑顔を忘れず懸命に暮らしていた…。 「ボラード病」という病は、人々の思い込み、偏見や差別、妄想などを包含した疾病として、震災復興後と思われる社会をむしばんでいきます。幻想SFともいうべき味わい深い小説です。 . | ||||
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重厚感がありませんと感じました。最後の短編だけが良かったです。 | ||||
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書籍と思いクリックしたらキンドル版であったことに気づきキャンセルできなかった。 なぜキャンセルできなくしてあるのか? キンドル版に注意。 | ||||
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