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嗤う猿



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【この小説が収録されている参考書籍】
嗤う猿 (ハーパーBOOKS)

嗤う猿の評価: 4.36/5点 レビュー 11件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.36pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(3pt)

面白い。

3部作で、読み応えあり。日記部分が、やや読み辛いかも?
嗤う猿 (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:嗤う猿 (ハーパーBOOKS)より
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No.10:
(5pt)

最上のホラーミステリー

本当に面白いです。この先何があるのかというわくわく感と、裏打ちされている伏線のまとめ方。
他の方も書いておられるように、これはディーヴァーかコナリーか...。さらに言うと新旧のミステリー&冒険小説の美味しいところをてんこ盛りにして贅沢に作りましたという感じか。
でも面白いものは面白いです。良くこれだけの分厚い物語を作ったと思います。シリーズ化できればまだまだ読みたい作家です。
嗤う猿 (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:嗤う猿 (ハーパーBOOKS)より
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No.9:
(5pt)

最高の状態で届いた!

商品の状態も評価通り良かった。
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No.8:
(5pt)

おもしろい。

3部作の2冊めだが、中弛み感は全くない。
後半はテンポも上がり、最終巻へ。
全く展開が読めない。
本当におもしろい。
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No.7:
(5pt)

ベスト・サスペンス&スリラーだ。

4MKシリーズ第2弾では主人公ポーター刑事といつもの同僚たちに新たなキャラクターが加わり・・・サムに共感を抱くFBI特別捜査官のプールが活躍・・・物語に厚みが増して展開も重層化・・・謎とサスペンスは雪だるま式に増殖して・・・ある人物の正体を知って背筋がぞぞっ・・・おっと、これ以上は・・・シリーズというより3冊、上中下巻がふさわしい・・・こんなにも面白いのに恒例のベストテンに挙がってないのはなぜ・・・選者は節穴・・・作者ジョナサン・ディラン・バーカーが要所要所に「証拠ボード」を挟んでくれるので、人物と事件の相関関係がごちゃごちゃにならない・・・サービス満点!
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No.6:
(5pt)

最終作に繋がる重要な一冊

必ず前作「悪の猿」から読み始める事をお勧めします。そこまで都合良くストーリーが進むのかな?と思いつつ2作品共に一気に読みました。この「嗤う猿」で前作の物語が改めて活き始めます。登場人物にも深みが加わって3部作最終刊の次回作で全ての謎と伏線が回収される事に期待します。
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No.5:
(5pt)

文句無し!

正に一気読み
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No.4:
(4pt)

順番を間違えないように。

順番を間違えて「悪の猿」を読まずに、「嗤う猿」から読んでしまった事が失敗。やはり順序どおりに。残念!
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No.3:
(1pt)

つまらない

複雑なだけで面白くない。
翻訳が下手なのか 読み進まないし登場人物も説明不足で魅力がない。
まるで初心者が書いたような本である。
ちなみに月に10冊近くは同じカテゴリーの本を読むが 久々の時間の無駄であった。
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No.2:
(5pt)

ミステリー好きには外せない作品

一作目の悪の猿で、親の悪事の見返りに子供が衝撃的な殺人方法で犠牲に、更に犯人は逃亡で終わり「えー!」 読者の心理をがっつり掴んでこの二作目の嗤う猿。作家のJ-Dバーガーは読者の心理を掴むストーリー展開方法を熟知した天才か(笑)
ネタばれはしたくないので正直、悪の猿から読まないと展開に「?」がつくかな

ちなみに余談ですが海外ミステリー好きで年に10冊以上は、色んな作家のミステリーを読んでます
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No.1:
(5pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

謎が培養され面白さも前作を凌ぐが、真実は三部作最終作を待つまでお預け

猿のシリーズは三部作だったとは知らなかった。これは三部作の二作目なので、はっきり言って前作を読まずにこれだけ読んでも意味がわからないと思う。否、前作を読んでも本書の意味はわからないかもしれない。今秋に最終作が発表されるとのことで、巻末に最終話の最初の数ページがサービスで紹介されていたりもする。今の心境。このまま最終作を読むまで、本書で新たなに開示された謎を解くことができないことが辛い、の一言。

 本作では、第一作『悪の猿』に続く少女連続誘拐監禁事件を違うバージョンで見させられているイメージである。しかしどうも本作では、一作目の事件から四か月後、前作とは異なる種類の人間による内容の異なる連続誘拐監禁事件が発生し、異常性は前作よりも増している。前作では知的で整理された天才犯罪者4MK(四猿)の存在がクローズアップされたものだが、本書では自分をコントロールできない身も心も魁偉な異常者による荒っぽい犯罪が注目される。怖さはそのアンコントロール感により、むしろ倍増すると言ってよい。

 そして捜査側も分断してゆくように見える。前回の主役サム・ポーターは無論主役を引き継ぐのだが、どうもポーターが前妻ヘザーを失った過去による傷だけでは事は収まらぬようである。語られない深淵がまだまだ三作目に用意されていることを暗示しつつ、サブ・ヒーローとも言うべきFBIのプールが並行した捜査を展開する。前作の捜査チームだけでは足りないのだ。

 しかもニューオーリンズやサウスカロライナ州にまで謎の行方は過去を通して繋がってゆく。スケール感が大きくなり、前作で解けたように見えていた謎はさらなる謎につながる呼び水のような構造となる。新たな展開により倍増する犠牲者たちと、その関係性に対する謎。そんんなすべてに解決をつけないまま、物語は最終作に語り継がれようとしている。

 解決したかに見えた捜査チームの成果が次の作品でどんな逆転劇を見せてゆくか、緊張は全く緩まないまま、疾走感はブレーキを壊したまま、スピード感、恐怖、展開の大胆さに対する期待、そして何よりも知りたい真実へのはるけき距離を思いつつ巻を閉じる第二作。

 今秋までこの展開を覚えておかねば。片付かぬ宿題をそのまま背負わされたような重圧と期待感を表裏一体にして、700頁越えの本書の厚みと深みとが、ぼくの時間を侵食してくる。ううむ。
嗤う猿 (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:嗤う猿 (ハーパーBOOKS)より
4596541337

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