■スポンサードリンク
学校の殺人学校の殺人学校の殺人学校の殺人学校の殺人学校の殺人学校の殺人学校の殺人学校の殺人
学校の殺人
学校の殺人
学校の殺人
学校の殺人
学校の殺人
学校の殺人
学校の殺人
学校の殺人
学校の殺人
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
学校の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『チップス先生、さようなら』でよく知られるジェームズ・ヒルトン(1900~1954)の初期作品。文筆 で身を立てたい、やがて28歳を迎えようとする有閑青年コリン・レヴェルは、作者像そのままでは もちろんないだろうが、パブリック・スクールの経験含め、作者の経歴がそこには反映しているだろう し、生き生きした描写に説得力がある。 犯人当てについてだけ云うなら、それほどの意外性はないかもしれないが、この作品の魅力は それだけでは言い尽くせない。先述の、20世紀初頭のパブリック・スクールのあれこれ(冷たい朝食、 校長の威厳、寮生の悪戯、級長、ガス灯、警察にも諾々とは従わない学校の自治、古い建物と芝生の 美しさ等々)、さらに、マントを付けた校長、戦争で心身に傷を負ったランバーン、取るものも取りあえず かけてきたのにフロック・コートと縞のズボンをちゃんと身につけている老医、など、人物造型それぞれに 魅力があること、とくに主人公のレヴェルは、皮肉屋のつもりの自信家なのだが、存外親切で気のいい 青年だし、「クロイツェル・ソナタ」で盛り上がっちゃう愛すべき人物である・・・・・というようなことも勿論 あるのだが、やはり推理小説として上手くできているということを強調したい。読者を巧みに惑わせ、先へ 先へと読み進めさせることに長けているのだ。レヴェル君の活躍が、小説の筋の流れにどうはまって いくかというのを読み進めるのが本当に楽しかった。(訳者解説にある、「専門作家として濫作を強いられ るより、数少ない作品に集中したことが卓越したトリックや構想に恵まれるための原因のように思える。」 というのに膝を打つ。)全体に、意地悪すぎない皮肉とおかしみと悲哀があって、頗る好ましい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『チップス先生さようなら』で知られる文豪、ジェームズ・ヒルトンの書いたミステリ。 イギリスのパブリックスクールを舞台にした雰囲気のある作品だが、 何より主人公、コリン・レヴェルの造形に魅力があるのが、本書の最大の収穫だろう。 もしシリーズ化されていたら、きっとコリンくんは大いに人気者になったと思う。 どんでん返しも連続技で決まっている。 暗闇での追跡劇など、手に汗にぎる場面も用意されていて、なかなか読ませる。 真相を知って、あごを落とすコリンくんの様子も見もの(読みどころ?)。 地味なタイトルながら、忘れ難い味わいを持ったミステリだった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2005年10月の24版を読みました。やはり面白い。読み出したら止まりませんでした。 癖のある主人公の描写や次から次へと登場してくる人物の描写、また何よりも大戦後のイギリスの田舎の寄宿舎の独特の雰囲気がよく表現されていて、この時代の英米の推理小説好きならきっとこの小説も気に入ると思います。 話の展開も全く間延びせず、最後の最後まで、お!という出来事が繰り広げられました。 楽しい読書体験ができるかと思います。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!