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人形式モナリザ
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人形式モナリザの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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すぐに読みたかったので助かりました。 | ||||
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この世に存在する事象を表面的に捉えがちなのが人間の性だと思います。それに対して、森さんは自身の作品全般を通し、あらゆる角度からの再確認、固定概念の破壊など、『批判力』を読者に説いている(そんな厚かましいものではないですが)ような気がするのです。そんな森作品の中でもこのvシリーズではシリーズものの定石をひっくり返す、というようなテーマを掲げているのではないかと、一作目、二作目を読んだ若者の頭を目一杯回転させた想像を書かせてもらいました。 もちろん、面白くないわけがありません。 | ||||
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保呂草さんファンなのでVシリーズは好きなのですが、10年以上前に読んだ時は理解できず消化不良でした。久しぶりに読み返したら、すっと落ちてきました。森博嗣氏ですから、全部は腑に落ちないのですが、なぜか惹かれる作品です。、 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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森ミステリにしては珍しく、分かりやすいトリックだと思う。ただ、動機がさっぱりしすぎ。 殺された、乙女文楽の創始者・雅代ばあさんには、夫との間に子どもがいて、愛人との間にも子どもがいる。つまり異父兄弟姉妹。その子どもや孫たちが、仲よく文楽をやっているというのが、理解しにくい。人間なら当然持っているだろう、どろどろした心情を、うまく動機にからませて書いた方が、より魅力的な作品になるんじゃないか。 ドロドロといえば、紅子と林(紅子の元夫)と七夏(林の現愛人)の三角関係も、泥沼。ファンの方に申し訳ないが、私、この3人、苦手です。 | ||||
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森博嗣の作品はちゃんと解説される謎と解釈を読者に委ねる謎の両方が存在しているので、前者だけしか気づけない人には退屈に見えるのかもしれませんね 複数回読むとまた違った見方が出来るかもしれません | ||||
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『すべてがFになる』を1/4で挫折した私ですが、Vシリーズ最初の『黒猫の三角』をマンガで読んだので次は小説を読んでみようかな〜と。 しかし『人形式モナリザ』も『F』同様、ぶっ飛ばし読みしかできませんでした。 森博嗣を読むと短時間で爆睡してしまうのだが、たぶん観念的な描写や観念的な台詞が多すぎて、脳内変換にエネルギーを使うからじゃないだろうか。暇で体力を持て余してるなら、いい娯楽になるのかもしれないが、登場人物も出来事全ても事件すらも輪郭が曖昧模糊としている。 空気もひんやりしている。大学の研究室だの白衣だのに憧れてるのなら、その雰囲気も楽しめるのだろうか。別に研究室の空気はいつも清浄な訳ではないんだから、単なる空想世界なんだけど。 で、事件のからくりだの謎解きだの動機だのは二の次三の次(動機に至っては「殺人実験の繰り返し」の域を出ていないように感じる)の扱いなのに、キャラ設定だけはいやにマンガっぽくて熱心。 瀬在丸紅子と元夫の林、祖父江七夏の三角関係が2時間ドラマ状態なのが笑える。 好意に解釈すれば、楽しい大人の娯楽、かもな。 離婚した後も、何だかんだと関わりがあって愛情もあって関係もあって嫉妬もできるんなら、楽しそうじゃない? 祖父江さんも林さんも特に不満はなかろう。子供もいるし。しかも紅子には執事がいて七夏は母親に面倒みさせているって言うんだから、もう理想も理想。支えてくれる人物がいて恋愛があって仕事や趣味がある。うらやましいわ本当に。 今後この関係がどうにもならないことを祈る。 | ||||
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人形博物館殺人事件の推理も,それほどの内容をもってはいるが,メインとは言いがたい。 むしろ,過去にあった殺人事件の謎や,「モナリザ」の謎,そして絵画盗難事件など,様々な事象が絡み合っている。それをまとめて楽しんでいただきたいと思う。 終盤にかかって緊迫した事件展開も起こり興奮させられるが, なにより,事件がすっきり解決したかと思いきや,最後の一行だけで読者の予想をみごとにひっくり返してくれるので, 読了後,大混乱に陥ること請け合い。 | ||||
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第二弾。騙されました。めちゃくちゃ騙されました。 黒猫のデルタを読んでから絶対に読みましょう。 | ||||
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第二弾。騙されました。めちゃくちゃ騙されました。 黒猫のデルタを読んでから絶対に読みましょう。 | ||||
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1999年リリース。Vシリーズ第2作(●^o^●)。本作のシーチュエーションはおそらくどこかにモデルがあるのだろう。久保裕紀子氏への謝辞がそれを感じさせる。その素敵な空間のなかでかの面々が大暴れする。そしてVシリーズの主人公はS&Mシリーズよりずーっとワルである事を認識できる。(●^o^●)そしてどんどん『理系』ではなくて詩的素敵になっていく。各標題はマックス・エルンストの『百頭女』の中から取られている。詩的に広がるイマジネーションが次々と広がって花が咲いていくような小説手法はこの作品あたりでは、まるでジョン・ロードのキーボードのように(●^o^●)絶好調だ。この話法構築術に森ワールドの一番の魅力を感じる。なんとなく主人公たちの『名前』のユニークさに始まって、文字の持つチカラを操って書いているような作品である。お決まりの『密室』も単なる飾りであって、それを描くレトリックに命があるのだ。そしてその引き込まれる森ワールドのワナに何度もはまりたくなるのである。(●^o^●) | ||||
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今迄読んだ森作品のなかでは、かなり上位。トリックのためのトリック。人形とそれを使う人形の交錯。「答え」を示すヒントは、「月は~」に比べるとかなり親切です。特にラスト1行が。これも他と一緒で、題名が重要です。探偵は、真実を全て語りません。森作品の魅力は、キャラクターの会話だけでなくこういう暗喩的に真実を示すところだと思っています。 | ||||
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今迄読んだ森作品のなかでは、かなり上位。 トリックのためのトリック。 人形とそれを使う人形の交錯。 「答え」を示すヒントは、「月は~」に比べるとかなり親切です。 特にラスト1行が。 これも他と一緒で、題名が重要です。 探偵は、真実を全て語りません。 森作品の魅力は、キャラクターの会話だけでなく こういう暗喩的に真実を示すところだと思っています。 | ||||
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「衝撃のラスト!」と本の紹介の中で書いてある。実に衝撃。予想できた部分もあり、何が衝撃、と甘く見ていたが、最後の一行を読んだ瞬間、ほんとに体が震えてしまった。ほんとに衝撃のラストである。Vシリーズの作品の中では、かなりお気に入りの作品。読むべきである。 | ||||
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森作品の中で、最も過小評価されている作品だと思う。冒頭と章題で引用されているエルンスト「百頭女」の切れ味と言い、全体の文学的雰囲気と言い、最高なのに。殊に最後の一行、ここで読者は体が震えるほどの衝撃に襲われる。だが、これが分からない人が多いらしい。何故だろうか?森氏の思考に沿って感覚的な読み方をすれば、絶対に分かるはずである。是非読んでみてほしい。最高だから。 | ||||
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