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レイクサイド・ストーリー



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【この小説が収録されている参考書籍】
レイクサイド・ストーリー (ハヤカワ・ミステリ文庫)

レイクサイド・ストーリーの評価: 3.82/5点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.82pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(2pt)

個人情報ガバガバ 協力的過ぎる登場人物

読んでいる時に
感じた事だが昔の話とは
いえ個人情報がガバガバ過ぎる。
一介の私立探偵にあそこまで
情報を教えたりするだろうか?

アメリカの探偵にその様な
権限があるのか調べてみたが
賞金稼ぎバウンテイハンターの
様な職種の人には逮捕権はある
刑事事件の調査も行え裁判所か
らの書面通達など危険を伴う
職務など公的な職務にも従事
できるという事

ウォシャスキーはバウンティー
ハンターではないと思うので
そこまでの権限はないだろう。

しかし個人情報閲覧できる権限
は一般人よりはあるという事だ
った。

いずれにしろ日本の探偵の様に
胡散臭い感じではなく
社会的な信用は日本よりはあ
るらしい。

探偵というより調査員という方
がいいのかもしれない。
刑事よりも民事で活躍する
事は多いだろうけど

それにしても今回の事件は
飽くまで彼女の私的調査
なので捜査にそこまで
協力的になる必要はないはず

彼女に協力したが故に会社を
クビになった秘書とかも出て来
てそりゃクビにされるだろうと
言う話

ともかく、このシリーズ
この女探偵に都合よく物語りが
進みすぎる感じがある。

犯行をペラペラと自供したり
最後は犯人自ら登場し自爆行為
で果ててしまう。

結局はこの探偵小説のネックは
運とか縁故とか極端に協力的
すぎる登場人物に尽きる。

プロローグがあっさりしすぎ
というのもイマイチ
こういう感じの小説家いるけど
あまり好きではない。

そこそこの量の本を読み
漸くプロローグと思いきや
章を途中でぶった切ったかの
様な唐突な終わり方は
なんとなく残念だ。

もう一つ気になったのが
彼女のせいではないが
結果的に車に細工されて
起きた交通事故の為に死者や
半身不随になった何の関係も
ない犠牲者達

重過ぎる、、、

自分なら一生引きずるような
トラウマ事案にも
少し落ち込む程度立ち直る
彼女のメンタルが凄すぎるw

※閘門と五大湖に関しては
興味深かった。
レイクサイド・ストーリー (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:レイクサイド・ストーリー (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150753520
No.10:
(5pt)

ヴィクは筋金入り

V. I. ウォーショースキー・シリーズ第二作。
シカゴの海運業界が舞台。レイクサイドというけれど、サイドじゃなくて、湖そのものの話だろうというのが感想。
従兄弟ブーム・ブームの死から始まり、巨大貨物船の爆破、ヨットのなかでの闘いと、ヴィクの魅力が満載。
調査にあたるなかで、ヴィクはこんな感想を。
「ビジネスにおいては、女たちはファースト・ネームの世界に存在している。ロイス、ジャネット、ミスタ・フィリップス、ミスタ・ウォーショースキー。だからこそ、わたしはイニシャルで通しているのだ」
ヴィクはフリーダム・ライダー歴もあり、筋金入りだ。
本作でポケベルが出てきた。
レイクサイド・ストーリー (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:レイクサイド・ストーリー (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150753520
No.9:
(5pt)

よかった

大変気に入りました。
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4150753520
No.8:
(3pt)

女探偵の元祖。

女探偵の元祖って感じですね。姉御肌な感じで、ドラマになると配役によっては味があって面白そうです。
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No.7:
(4pt)

一作めからの飛躍が確実に感じ取れるシリーズ第二作

主人公の探偵ヴィックの親戚が死に、その死に不審を感じたヴィックが単独で調査を始め・・・というストーリー。

主人公のヴィックの活きの良さ、登場人物一人一人の描き分けの巧みさ、巧緻な謎だけどあまり複雑にならない判り易いプロット、舞台となっている海運業界・穀物業界への行き届いた調査等、一作めからの着実な成長が感じ取れ、読んでいてとても楽しかったです。

この後もどんどん良くなっていくのが納得のシリーズ第二作。次作を読むのが今から楽しみです。これだけ単独で読んでもいいですが、できれば一作目から読んでいく方がいいですよ。シリーズが時系列でつながっているようなので。
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4150753520
No.6:
(2pt)

出来はイマイチ

ウォーショースキーシリーズでも、かなり出来の悪い部類に入ります。
登場人物がやけに多い割に、それぞれの書き分けは出来ていないし、話の進め方がとろくさくて一向に進まず、フラストレーションが溜まります。
終盤は、どこぞの火曜サスペンス劇場もびっくりのやっつけ展開。こんなんでよく編集と出版社がOKしたなと思ってしまいます。
このシリーズは、他の作品のほうがずっと面白いので、そちらを読んだほうがいいでしょう。
レイクサイド・ストーリー (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:レイクサイド・ストーリー (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150753520
No.5:
(4pt)

ハードな女探偵稼業

 女私立探偵V・I・ウォーショースキーのいとこブームが埠頭から落ちて死んだ。その死因に疑いを抱くヴィグは自ら調査を開始した。ブームは穀物会社に勤めており、死ぬ直前に上司と口論していたという噂を聞いた。それにブームの恋人だったペイジ・キャリントンという女性も何か胡散臭い。ある日、ヴィグがブームの住んでいたマンションを訪れると、部屋は家探しされ警備員が殺されているのを発見する。そして今度はヴィグの車に仕掛けがしてあり、危うく彼女は交通事故で死ぬところだった。やはり何者かの悪どい陰謀が渦巻いているように思われる。さらに今度はヴィグが乗船中の貨物船に爆薬が仕掛けられ、閘門通過中に船は大爆発を起こした。シカゴの海運業界をパニックに陥れた陰謀をたったひとりで暴く女探偵の捨て身の活躍は・・・。
 とにかく女探偵ヴィグのその活躍ぶりが凄い! タフガイ探偵顔負けの程に彼女は行動派だ。ハードな調査でクタクタなのに男性と酒場へ行き、ワインに酔っていつの間にか前後不覚になって外泊してしまうなんてエピソードもある。やたらと人が死ぬ場面があるので一種のホラーっぽさがあるのはちょっとキワドイ。リアルで社会性のある事件。映画的な物語展開。女もここまでやるのかという驚き以上に、ここまでやるか!?というショック。かなり現実的な恐怖もあって恐い作品だ。
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4150753520
No.4:
(3pt)

いまいち乗れない

主人公V.I.のキャラが立ってないので、いまいち乗れず。ストーリーも登場人物の多さと海運業を舞台とした展開が少々わかりづらく感じました。
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No.3:
(5pt)

女流探偵の極み

V・Iシリーズ第二作。今回もV・Iこと名探偵ウォーショースキーが大奔走。恋はするけど、束縛されるのは嫌い。部屋の中は乱れ放題だけど、食べ物にはうるさい。請求書は払わないけど、飲み屋のツケは払う。女探偵V・Iのこだわりが各所にちりばめられた好作品。そんなV・I、客観的に見ると最高なんですけどいざ本人と付き合うとなると振り回されるだろうなぁ・・・
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No.2:
(4pt)

スピーディーな展開

多読の材料として買ってみました。女私立探偵がいとこの死に疑問を持つところからストーリーが始まりますが,展開は非常にスピーディーで,あっという間に読んでしまいました。ただ,一方で,展開が早すぎて「あれ?これ誰だっけ?」ということにもなりやすいかもしれません。登場人物がたくさん出てきますし,人物描写,説明に注意しないと,後で分かりにくくなるかも。なので,ストーリー展開はそれなりに面白かったものの,星は4つにしておきます。雰囲気的には,2時間ほどのサスペンス映画を見ている感じです。
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4150753520
No.1:
(5pt)

リアルな水運の描写も、推理も愉しいです!!

ヴィクの従兄弟ブームブームは、シカゴブラックホークスで活躍していた人気選手だったが、引退後に勤めていた穀物会社が使用していた船の傍で不審な死を遂げた。近親者として財産の整理などを行う中、死んだ従兄弟のアパートが荒らされたり、そこの警備員が殺害されたりと次々に妙なことが起こり、ヴィクは五大湖で水運を営む業界に横たわる陰謀に立ち向かうことになる…作者が本当に船に乗って取材したという五大湖の水運の話しの描写等にも惹かれるが、想い出を胸に、従兄弟の不審な死の謎を追うヴィクの姿に惹かれる…
レイクサイド・ストーリー (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:レイクサイド・ストーリー (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150753520

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