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正体
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正体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全224件 61~80 4/12ページ
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こんな事が現実にあったら…と思うと居ても立っても居られない。最後は涙してしまいました。切なすぎる | ||||
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引き込まれる話の展開。一気読みでした。登場人物すべてが感情移入できるのは、流石です。みんな目に見えるものだけを信じるけど、1人の人物を通して、大切なものって何だろう?と感じさせてくれました。人を信じることって、結局は自分を信じることなんですよね。自分が自分であることに諦めちゃいけない❗️ | ||||
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映画よりも先に本を読みたいと思い、購入しました。寝る間も惜しんでとにかく読み続けました。鏑木のことを守りたくて守りたくて、でもどうにもならなくて... 読み終えた後はほっとした感情と、それを超えるくらい苦しい気持ちになりました。 | ||||
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途中から、この話は色々と場面を変え、長く続けることができそうな気がした。昔のテレビドラマの「逃亡者」にストーリーが似ていたからだ。場面が変わっても飽きない面白さがあった。 最後は少し予想外だった。ここまで警察は荒っぽいことはしないような気がした。 | ||||
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あまり詳しく書くとネタバレしそうなのでやめておきますが、人生観や生死について考えさせられる内容でした。 | ||||
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誰よりも強く、優しく、そして尊い人だった。 | ||||
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死刑宣告を受けた犯人の逃亡劇。 逃亡の最中、さまざまな人物との出会いを描いているのだが、短編集のようで展開も早く飽きがこず、一気に読める。 長編小説を読むことが苦手な方にもオススメできる。 | ||||
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ここ数年(感動した)とか(面白かったッ)・・・なんて想い、あまりしなくなった。 オッサンになってくると、物事を斜にかまえて見るようになり「ドラマ」や「映画」なんて「所詮、フィクションだから」の一言で、済ませてロクに観なくなった。 しかし、この「所詮、フィクションだから」の一言が、事実だから質が悪い。 フィクションと分かっていても面白い作品、そもそもそういう物が無い。 昔の「古典」と称される小説などを読んでも、いまの目線で読むと疑問に感じるものが沢山ある。 古典なんて(古典読んでるオレ、カッケー)というポーズしたい奴が読むものというイメージすらある。 しかし、この「正体」は、フィクションでありながらもグイグイ読ませてしまう力がある。 一度読み始めたら、止まらないのだ。 恐らくそれは、他のレビューでも書かれていることだろう。 雑な書き方だが「とにかく面白い」。 無実であるのにも関わらず、死刑判決を受けるという、とんでもない冤罪を被せられた鈴木慶一。 いくら抗弁しても覆らない現実に、業を煮やした鈴木は、なんと脱獄を図り、成功する。 そこから姿、身なりを変え、様々な土地で色々な仕事に就きながら、各地を転々とする。 この鈴木、不思議な人間的魅力がある人物として描かれていて、各職場で彼のファンが出来る。 そんな、彼の魅力が、物語の終盤で実を結ぶのだが、それは読んでのお楽しみ。 日本はご存知の通り「死刑制度」がある国だ。 司法の歴史上では、もしかしたら「冤罪者を極刑にしてしまった」例もあるのかもしれない。 そう思うと、この小説の内容もあながち「絵空事」とも思えない。 冤罪による死刑なんて論外だが、当然、冤罪自体あってはならないものだ。 最近だと「紀州のドンファン」の元妻に「無罪判決」が言い渡され話題になったが、あの件はいったいどれだけの人が(冤罪だったんだ・・・無罪でよかった)と、思ったのであろうか・・・。 人が人を裁くといっても、やはり穴はある。 その不幸の穴に本作の主人公、鈴木慶一はズポリと嵌ってしまった・・・。 もし、私が彼の立場だったら、あそこまでの行動はとれないで、絶望に打ちひしがれて死んでゆくだろう・・・。 面白かったが、読んでいて胸に一抹の重みを感じる小説だった。 | ||||
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最後の最後まで驚きの連続だった。舞達の声が鈴木慶一に届いていることを願います。 | ||||
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明快なストーリーでありながら、考えさせられることが多い作品。 これから生きていく上でも指針になる作品でした。 | ||||
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この小説を紹介している動画を見て興味がわきました。映画も知っていましたが、主演の横浜流星さんにも特に興味はなく、気にも止めてなかったところ、動画のレビューを見てがぜん気になり映画を先に観ることに。そして映画館からの帰りに電子書籍をダウンロードして小説を読んだので、小説の中に深く入り込めたものの、結末が切なすぎて、、。やはりおすすめされていた通り、小説を見てから映画がいいですね。 | ||||
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映像作品を見た上で、原作のこの本を読いみました。共に素晴らしく、見応え、読み応え、満点です。特に冤罪を考える上で貴重な本です。著者の言うエンタメを越える本と思います。 | ||||
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ラストが物語として描いてきたものを結局どうしたいんだよどっちなんだよという感じのモヤモヤ。この結末では読んできた意味ないじゃん。 | ||||
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ストーリーは良いけど、なぜ逃げているのか、どうしたいのかということは読み進んでいくとなんとなくわかる | ||||
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かなり読み応えがありました 面白かった 映像が見えるようです | ||||
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2024年公開の映画を先に観て、原作であるこちらを読みました。映画は俳優の魅力もあり、楽しめました。 普通は一晩で読みきる文量ではありませんが、文章が平易なのですらすら読みきりました。しかし、たとえば都内で働き月に往復二回以上ゆりかもめ線に乗る労働者が交通系ICカードを持っていないために最も高額な切符を買って尾行をする、男性警察官が令状なしに女性宅を捜索する、そういうおよそ現実離れした描写に気が散ってし方なかったです。裁判や拘置所の話は私は素人なので正否は分かりませんが、主人公の死刑判決まであまりにも早すぎ、犯行現場や居住地から拘置所が遠すぎます。 私は純文学が好きなのでストーリーがだめでも文章が美しければ読んでいられますが、この小説は語彙のひとつひとつが陳腐すぎます。エンタメ小説も好きなのですが、平坦な展開が続き、盛り上がりに欠けます。 小説のレビューに書くのもどうかと思いますが、ここからよくあの映画を作ったな、という感想が一番大きいです。しかしどう足掻いても満点の映画に仕上がるわけのない原作です。映画はこの小説の不自然な点を排除していって作られたかのようでした。 自分が満足できなかったものからは目を背けて批判はしない主義なのですが、この小説がこれほど高い評価を受けるのは文学の凋落だと思ってつい書き込みました。 | ||||
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恐ろしい話である。一人で戦わなくてはいけない。しかも相手は警察を含めた全て… | ||||
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最初と最後で自分の意識も大きく変わっていて、 どれだけ自分が何も考えずにニュースをそのまま受け止めているのかを感じたし いざ自分が嵌められたらと思うと恐怖した 身近にそういう人がいても気づかない可能性はあるなと思いつつ、あと少しで自分の力で覆せそうだったのに尊厳なく星になってしまった鏑木は悲しいけどある意味ようやく解放されたのかとも感じる | ||||
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『正体』は、日本の司法制度に潜む闇にスポットライトを当てた物語だ。主人公の鏑木は、ごく普通の若い男性だった。しかし、彼は埼玉県で一家三人を殺害した罪で死刑判決を受けている。ところが、鏑木本人はこれを強く否認し、司法の裁定を真っ向から否定している。 物語は、鏑木が脱獄し、社会の中に溶け込むところから始まる。彼は仕事を転々としながら、周囲の人々との交流を重ねていく。その中で、彼を知る者たちは口々にこう語る。「彼はすごくいい人だ。人を殺すなんてありえない」と。では、果たして鏑木は本当に殺人に関与していたのだろうか。冤罪を主張する彼の正体とは一体何なのか。 物語が進むにつれて、鏑木の「正体」を象る像が少しずつ明らかになっていく。それは司法の冷徹さや、社会の偏見が作り出したものなのかもしれない。そして読者自身も、事実と虚構の狭間で揺さぶられるような感覚を味わうだろう。 本作は、冤罪というテーマを扱うだけでなく、司法制度そのものへの鋭い問いを投げかける。誰もが「自分には関係ない」と思いがちな冤罪問題。しかし、この物語を通じて、その恐ろしさと身近さを痛感させられる。読み終えた後には、きっと「正義とは何か」について考えずにはいられないだろう。 『正体』は、社会問題に興味がある人、あるいはミステリーとしても楽しめる作品を求める人にぜひおすすめしたい一冊だ。 | ||||
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非常に構成力があり、スジは面白い。 ただ2020年前後の警察捜査があまりにもリアリティがなさすぎる。 カメラ社会で犯人の足取りを追う警察の捜査力を考えない設定は無理があるなと感じた。 熊谷一家殺害事件を冤罪にするため、初等捜査で周辺地域の防犯カメラ画像解析を警察がしていない事になっているのか? あり得ないでしょ(笑) | ||||
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