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正体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全224件 21~40 2/12ページ
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粗筋は「逃亡者」風であるが、内容はむしろ主人公と関わりを持った人々の感情の動きを端正に追った作品である。 展開をスリリングにするなら追う側(警察)やアクションを繰り出す方法もあったかと思うが、そういうタイプのエンタテインメントではないことに留意が必要だろう。私は途中で気づいて「あっ、そういう小説か!」と。 ただし、その点を押さえてから読めば、割と大部であるものの読みやすく問題提起もしっかりしていてなかなか良い作品であると思う。 | ||||
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いくつものエピソードの中に逃亡者が登場するのだが、殺人を犯した人物とは思えない気持ちが高まり、もどかしさを感じました。昔、無実ながら死刑を宣告されたが、護送の途中脱走し犯人を捜して逃亡を続ける人気TVドラマがあったのを思い出しました。とにかく面白かった、最後まで楽しめました。 | ||||
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映画を見てわからなかった機敏がわかりました。少しずつ読んで楽しんでいます。この値段でこのボリュームはお得です。 | ||||
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映画の脚本があまりにひどくて「そんなわけないだろう」と映画館のすぐ下の書店で原作を手に取った。その厚みに怯んだが、力作であれば尚の事、原作者の想いを読み解かねばならない。現在二章まで読んだところだが、ひどい。様々な属性の人たちを語り部として主人公像を描き出すが、語り部たちの人物造形が全くできておらず、思考・行動とも必然性が感じられない。単に物語を都合よく進めるための狂言回しに堕ちている。これで美文なら救いがあるが、修辞は稚拙で文章も冗長。なるほど、まともに推敲していないからこんな大部になったのだ。「テレビもラジオも聴ける」って小学国語の作文で直されるレベル(正しくは「テレビも観られればラジオも聴ける」)。校閲は何をしているのか。 筆力があるから長編を上梓しているという常識というか期待を痛く裏切られた。伸びしろも感じられないので、もうこの人の著作は読まないと思う。 | ||||
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夢中で読んでしまいました 読み終わったあとは切なくてなんとも言えない気持ちになりました、、、 | ||||
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色々と考えさせられる...というか考えないといけないのかもしれない どんな事を書いても勘がいい人にはネタバレになってしまうので何にも書けないけど笑 本当に難しい問題だよな... 逆の話だってあるもんな... とりあえず映画もみたいな | ||||
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人は五感で多くを記憶するが、視覚情報が1番高い。故に目に見えるものと異様な状況を見ると本当に正しい記憶が脳に刻まれるわけではないことを常に考えなければならない。 日頃、それってふつう〜と過去の体験でしかない判断で決めつける自分や、無記名の投稿ではなく、名前を名乗って書く記事以外は信じないでいようと改めて思う。 先入観や、で、あるはず、時には状況証拠などの思い込みをまっさらにして、人が人を裁く怖さを全ての人に問いた小説でした。 そして、主人公は出会う多くの人に真摯に向き合い愛された。 | ||||
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言葉が読みやすく、文章も好きです。 その人が目の前にいるような、すぐそこで生きているような、生々しさがあります。 映画とは結末が違ったようですが、本を読んで良かったと思います。 司法の矛盾を考えるキッカケになる、素敵な本です。 | ||||
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結末にたどり着きたくて一気に読み進みました。 主人公の辿り着く先々での、発言や行動に強さと優しさがこめられていて、悲しい結末にならないことを願って読み進めるました。 | ||||
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面白く一気に読みました。最近、顛末は自分で想像して見たいものばかり読んでいたので、顛末がハッキリしていて気持ちよく読み終わりました。 | ||||
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設定はまあまあ面白いけど、鏑木の超人ぶりとかリアリティに欠ける。文章力や台詞回しが稚拙なところがあって、途中で素人演劇を観てるような興醒め感が否めない。なので全体がページ数以上に長く感じてしまう。 鏑木の無実を信じる人たちが喫茶店に大集合しているシーンは臭すぎたかな。 | ||||
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映画の招待券を貰いましたが、 行けなくなったので電子本で読むことにしました。ストーリーの展開に引き込まれ一気に読みました。主人公が死んだかどうかより、世の中の偏見の怖さが感じられます。読み応えのある良い本でした。 | ||||
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読み終える途中から涙が悔し涙が止まりませんでした。私の中で冤罪について深く考えるきっかけをくれた本となりました。 | ||||
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小説なので当然ですが、ストーリーがあります。ストーリーには太いメインと伏線と言いましょうかサブのストーリーもあります。本作では、サブストーリーも一つの小説のように書かれていて、どうかすると、メインのストーリーを忘れてしまうほど、「そっち」の世界にのめり込んでしまいました。そしてメインに入ると息をつかせぬ展開。とても良い作品でした。そりゃ映画になるわけだ。 | ||||
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一つ一つのストーリーの作り込みがすごい上に、各章との結びつきや、時系列がスッと入ってきて面白かったです。結末に賛否両論があるかとは思いますが、現実における教訓で考えたときに個人的にこれがベストであり、多くの人にとって記憶に深く刺さる作品になっていると思います。 | ||||
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久しぶりに小説を読みました。あらためて思ったのは小説というのは娯楽でもあり、時代の革命でもあるんだなということ。フィクションだからといってあなどれない!オセロのように社会構造をひっくり返す起爆剤になり得る。なので小説はネガティブな現実を描いてあるのでだいたい暗い。落ち込むし考え込んじゃうのであんまり小説を読む気になれないのですが、この作品は楽しめました。最後に光が見られたので。さーやが勤めている記事を書く会社の内情を知って「あー。そうなんだ。メディア記事はお金を稼ぐために、企業の宣伝のため、作られたもの。中身ないんだな。。」と。わたしもメイクや化粧品の記事をよく読むので、そういうのはなんとなくわかってたけど細かく仕事の仕組みが作中で描かれていたので勉強になりおもしろかったです。(関係ないけどということはAmazonのレビューが一番信用おけるのかも?wみんな正直に感じたこと損得関係なく書いてること多いし。)サーヤの物語は結構ありがちな悲恋なラブストーリーぽいのでそこが逆に良かったかも。しかも慶一がさーやの事別れた後も実は好きと言う設定がちょっとありえないけどキュンとしますね。え、好きだったんだ?肉体関係もなかったのに、みたいな。作中の新興宗教の実態も衝撃的で興味深いエピソードでした。この作家さんほんと描き方が上手だな〜。器用。うまく貧困層の人間のお金の悩みを物語のポイントにしている。他にも土方の仕事の実態など悲惨なピラミッド型の会社形式になんでみんなこれを普通によしとしてきたんだろうって。読者に気づきを与えている。先入観で物事を判断するなと。メディアに惑わされるなと。問題を投げかけてくる。こうゆう小説が人生の、今の時代の教科書なんだろうなと思いました。たくさんの人がこの小説を評価しているということはこれからどんどん日本、世界は良い方向へ向かって行くはず。楽しみです。 | ||||
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物語の構成は緻密でありながらも軽やかで、一つの章を進むごとに次は何を待っているのか、胸の高鳴りを抑えきれなかった。 | ||||
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不条理にやるせなくなるが、人を信じたくもなる、そんな読後感。普段から情報を鵜呑みにせず、立ち止まって考えることは続けたい。 | ||||
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数年ぶりに読みきりました。 感動と悲しみと。 最高の小説だと個人的には思います。 | ||||
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個人的には好きです。予測できる結末だと思いますが、人間性に魅力があっておもしろいとおもいました! | ||||
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