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正体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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話にスピード感があって読みやすい。 結構なボリュームだけど、一気に読めた。 ただ、ストーリーとしてはありきたり。 冤罪で死刑判決を受けた被告人が脱獄して、真実を得るために逃げ回る。 行き先々で出会い、別れ、人々に忘れがたい印象を残しながら。 結末も予想外のものではなくありきたりに収まったという感じ。 | ||||
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設定はまあまあ面白いけど、鏑木の超人ぶりとかリアリティに欠ける。文章力や台詞回しが稚拙なところがあって、途中で素人演劇を観てるような興醒め感が否めない。なので全体がページ数以上に長く感じてしまう。 鏑木の無実を信じる人たちが喫茶店に大集合しているシーンは臭すぎたかな。 | ||||
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途中から、この話は色々と場面を変え、長く続けることができそうな気がした。昔のテレビドラマの「逃亡者」にストーリーが似ていたからだ。場面が変わっても飽きない面白さがあった。 最後は少し予想外だった。ここまで警察は荒っぽいことはしないような気がした。 | ||||
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プロローグと第1章はいらないのでは? とにかく長いです。各章は小さなストーリー仕立てになっているのでそれなりのスピードで読めますがエピソードが多く長いです(そういう意味でプロローグと第1章はない方がよい。そもそも両方とも要らない)。脱走の話も最初に新聞の一面を載せるとかさっと済ませた方が、第1章もそのあとで時間が戻るので混乱しがち、弁護士の話はちょっと無理がありますよね(仕方ないですが...)... あまりに長いので最後の方は会話だけをひろって読みました。エンディングはどうかなあという感じ(個人的にはWoWoWのドラマのエンディングの方が良いですが、こちらは妙に長い)。読み終わった後WoWoWのドラマを見ましたがさすがに4話で終わらすのには無理がありましたが、それでもうまく短くしてあり、これをベースに元の話を短くしてはと思いました。 | ||||
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泣くという事は無かったが、冤罪というものを改めて考えさせられた話。不運としか言いようが無く、自分の家族であれば本当にやりきれない。最後は同じ冤罪だった男性も,弁護士としての仕事ができて良かったんじゃないかと思う。ラストは早々に幕を閉じた感があるので、もう少し知りたかった。 いつか、青年の視点での話を読んでみたい。 | ||||
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一家惨殺の犯人が逃亡、逃亡先の彼の行動は大変常識的で善人のような行動を取ります。これでもかというほど全く悪意の欠片もない本物の善人として描かれます。それこそしつこいぐらい善人として描かれ行く先々の人の心の支えとなります、そして明かされる真相・・・正体とあるので実は善人と思っていた彼の行動には裏があって読者の感情を裏切るのでは・・・と思ったのですがそんなことはなく普通に善意の塊の彼がなんでこんなひどい目に合わないといけないんだという話でありがちだなと思いました。 オーディブルで聞きましたがとても聴きやすい話でした。 | ||||
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まず文章が上手くない点がつらかった。 擬音の使い方がダサい、比喩表現がことごとく陳腐、ちょいちょい文法間違ってる、同じ表現使い過ぎ(個人的には「やにわに」の連発が気になった)。「〜はなかった」が三連発で出てきた時はちゃんと推敲してるのかこれと思った。地の文が喋り言葉だったりするし(本文よりあとがきの方が文章が上手いってどういうこと?)。 でもそれでも一気に読ませるのでそれなりに筆力を持った作家さんなのだろうなとは思うけど。 ラスト、おまえがそこまで喜ぶほど鏑木に肩入れしてたか?という人が〆ているので、感動よりも違和感が大きかった。最後の一行の台詞を言うのは舞じゃなく鏑木と同居していた女性の方がまだよかったのでは。あと四方田、嫉妬で通報したくせに調子良過ぎ。 ツッコミどころがあまりにも多いので傑作とはとても言い難いけど、良作ではあるかな。 | ||||
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面白かったですが、途中からあらかた話は見えたので600ページ超は長く感じました。 ああ、また名前変えて違う場所での話か~...とうんざりしました。 濡れ衣を着せられただけの脱獄囚だから何するにしても緊張感もなかったね。 けど実際に冤罪で苦しんでいる人やその親族がいるのかと思うととてもやりきれない気持ちです。 | ||||
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ネタバレなのでご注意下さい。 脱獄囚の鏑木慶一。 読み進めていて、この少年脱獄囚があまりに良い人&優秀過ぎるので早々にコイツは無実なんだと分かる。となると如何に無実を証明していくのかに関心が移るのだが、あまりに回り道ばかりしている。唯一の目撃者の井尾由子を探しているらしく、恐らく彼女に証言させたいのだろうと考える。結局彼は逮捕時に警察に殺害されたことがさらりと触れられている。これはちょっと別な意味で大問題。 エンディングの無罪判決だが、恐らく井尾由子の証言を得られたからということだろうが、恐らく検察は彼女がアルツハイマー病であることを理由に証拠とすることは抵抗したであろう。裁判所も同様にだ。それをどのように覆したのか?恐らく渡辺弁護士の努力があってのものだろうが、そこが割愛されており、あまりに結論ありきでご都合主義である。そこにも大きなドラマが有ったはずなのに。 そもそも被疑者が死亡しているのに新たに裁判をするのだろうか? | ||||
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この本は、少年犯罪、死刑の是非、ブルーカラー層の現状、新興宗教など、多くの社会問題に触れています。 心神喪失の保護を盾にするのは、被告の弁護だけではなく、被害者も現実から逃れる理由として使うことがあります。実際に、冤罪が発生するのはしばしば一連の小さな過ちによるもので、その結果、誰かが命を犠牲にすることになることがあり、深く考える価値があります。 | ||||
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終盤までは面白く読めた。終盤は登場人物の心情よりも権力不信を前面に押出した内容でがっかりした。 | ||||
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オーディブルで鑑賞しました。冤罪の主人公の苦悩を具体的にするための伏線。そしてあらゆる社会問題を同時に絡める作者の意図は伝わりました。確かに感情は細かく分かりますが、描写が長すぎて登場人物が多すぎることが気になりました。とにかく無駄に長いです。 それと、ナレーションの方。とても声優さんとしてのレベルが高いのは伝わるんですが、声優ならではのアニメ的な大袈裟な演技が、果たして小説のナレーションに必要なのか?...と感じました。声色による演技が上手であればあるほど、登場人物のキャラクターが限定されてしまい、読者の想像力を奪う気がしました。自分の好みとしては、少し淡白なくらいが、オーディオブックのナレーションには適しているのではないか、と思うので。とにかく大袈裟、若い女性キャラの声の演技が気持ち悪いし、年配男性はみんな893みたいでした。 カブリをふる、という表現が多かった。 | ||||
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冤罪ミステリー小説で、内容はなかなか面白い。読み進めて行くと、ラストがどうなって行くのか?とても気になるぐらい作品に引き込まれる。 ただ、ラストがハッピーエンドではないのが残念でモヤモヤ感が残る。 | ||||
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「良心に従って真実を述べ、何事も隠さず、偽りを述べないことを誓います」 これを法廷で被告人が宣誓するかのような記述が終盤にあります。 もちろん、これは証人の宣誓です。被告人には、こんな事求められません。 著者はもちろん編集者も、こんなミスを見落とすなんて残念です。 ストーリー性は申し分なく、一気に読ませただけに余計にもったいなかった。 | ||||
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冤罪をかけられた逃避行が気になりすぎてどんどん読めました。 でも肝心なところで終わってしまった。 | ||||
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読みやすいが、内容は定規で線を引いて書いたようなストーリーで既読感がある。例えば、新興宗教の描写は「ガダラの豚」を薄く煮詰めたような感じで、没入感は薄い。本を普段あまり読まない人向けにはちょうど良いのかも。ただ、現代的なトピックを拾って様々な作風にチャレンジされているようなので、今後、守破離のステップを上がっていけるかに期待したい。(あとボリュームに比して書籍の値段が高く感じる。) | ||||
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