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正体



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【この小説が収録されている参考書籍】
正体
正体 (光文社文庫 そ)

正体の評価: 4.31/5点 レビュー 224件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.31pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全25件 1~20 1/2ページ
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No.25:
(2pt)

お勧めできない退屈なお話しです。

一家三人惨殺の冤罪で死刑判決を受けたが脱獄した青年の逃亡劇を、専ら彼と関わりを持つことになった人々の立場から描いていくストーリ―。
ただ、青年が目的を持って逃亡しているのか、単に逃げ回っているのかは、600ページに及ぶ話が2/3くらい進んでからやっと判明する。青年は、(裁判時は検察側の証人であったが)自分の無実を証言してもらえる筈の唯一の人物を探しており、遂にその人物を探し当て、証言してくれるよう説得するが、今一歩のところで警察に追い詰められる。
展開としては、青年が逃亡中に就くあれこれの仕事の中で出会う人々との交流が描かれ、青年が「良い人」であることが繰り返し強調されるが、基本的にはこの繰り返しが400ページ以上続き、小説としてはどんどん退屈になる。
冤罪、それにつながる極刑是非の問題等々、色々な社会問題に触れているという点を評価するコメントもあるようだが、私的な印象としては、そうした問題に深く切り込んでいる様子は(一切と言ってよい程)無い。
また、飽くまでフィクションとして描いているのに、最後のまとめ方が、「それは無いだろう」という強引で工夫のない幕の引き方で、他の方の「ロードムービーのよう」といったコメントは一体どこから出てくるのだろうかと不思議に思う。
日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を獲得した映画化版は生憎観ていないが、少なくとも小説としては、タイトルと帯に騙された大失敗のケースであった。
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No.24:
(1pt)

時間がもったいない

映画の脚本があまりにひどくて「そんなわけないだろう」と映画館のすぐ下の書店で原作を手に取った。その厚みに怯んだが、力作であれば尚の事、原作者の想いを読み解かねばならない。現在二章まで読んだところだが、ひどい。様々な属性の人たちを語り部として主人公像を描き出すが、語り部たちの人物造形が全くできておらず、思考・行動とも必然性が感じられない。単に物語を都合よく進めるための狂言回しに堕ちている。これで美文なら救いがあるが、修辞は稚拙で文章も冗長。なるほど、まともに推敲していないからこんな大部になったのだ。「テレビもラジオも聴ける」って小学国語の作文で直されるレベル(正しくは「テレビも観られればラジオも聴ける」)。校閲は何をしているのか。
筆力があるから長編を上梓しているという常識というか期待を痛く裏切られた。伸びしろも感じられないので、もうこの人の著作は読まないと思う。
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No.23:
(1pt)

何でこんなに評価が高いの

おかげでくだらないありきたりの面白みもない内容を我慢して最後まで読んでしまったじゃないか。時間を返して欲しい。
まず善人である登場人物が何の救いも理由もなく殺され(それもあり得ない状況で)こちらは露ほどもカタルシスも得られない。作中に出てくるどの事件、人物もあるあるな捻りもない典型例なのは何なの、作者の頭で考えることを放棄してるとしか思えないが。読者を馬鹿にしすぎ、プロなら工夫してほしい。
やたらネットやテレビ番組で冤罪の死刑囚が正体に気付かれ追われるはめになるわりには、語り手たちのその後に巻き起こるだろう大バッシングはスルーなのおかしくないか。現実味を持たせようという設定自体が一貫してなくて破綻してる。無理に時代を現代にしなきゃよかったのに。
タイトルもさ、脱獄から何日目でもエピソードの順番なんかたいした意味もないんだし、時系列で書くわけにはいかなかったわけ?
時系列を入れ替えてそれらしくみせる、内容のなさを誤魔化す、無駄にこちらの頭を疲れさせる、まるで作家気取りの素人のテクではないか。
そう、素人のウェブ小説読ませられた感がすごいです。
これを読む前に中山七里の御子柴弁護士シリーズや、宮城県警シリーズ読破してたのも悪かったのかな。作家の格の違いを見せつけられてしまって、あのレベルじゃないと金出して読んで満足できない読者になってしまったかな。
これを絶賛してる方は中山七里読んで再度感想ください、これの何がどう素晴らしいのかを。ほんと頼むよ。
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No.22:
(2pt)

ラストがイマイチ

ラストが物語として描いてきたものを結局どうしたいんだよどっちなんだよという感じのモヤモヤ。この結末では読んできた意味ないじゃん。
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No.21:
(2pt)

文学として冒涜的、エンタメとして稚拙

2024年公開の映画を先に観て、原作であるこちらを読みました。映画は俳優の魅力もあり、楽しめました。

普通は一晩で読みきる文量ではありませんが、文章が平易なのですらすら読みきりました。しかし、たとえば都内で働き月に往復二回以上ゆりかもめ線に乗る労働者が交通系ICカードを持っていないために最も高額な切符を買って尾行をする、男性警察官が令状なしに女性宅を捜索する、そういうおよそ現実離れした描写に気が散ってし方なかったです。裁判や拘置所の話は私は素人なので正否は分かりませんが、主人公の死刑判決まであまりにも早すぎ、犯行現場や居住地から拘置所が遠すぎます。

私は純文学が好きなのでストーリーがだめでも文章が美しければ読んでいられますが、この小説は語彙のひとつひとつが陳腐すぎます。エンタメ小説も好きなのですが、平坦な展開が続き、盛り上がりに欠けます。

小説のレビューに書くのもどうかと思いますが、ここからよくあの映画を作ったな、という感想が一番大きいです。しかしどう足掻いても満点の映画に仕上がるわけのない原作です。映画はこの小説の不自然な点を排除していって作られたかのようでした。

自分が満足できなかったものからは目を背けて批判はしない主義なのですが、この小説がこれほど高い評価を受けるのは文学の凋落だと思ってつい書き込みました。
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No.20:
(2pt)

サスペンスではない

タイトルやあらすじを見て、サスペンス物と思うかもしれないが本作品にその要素はない
「正体」に迫る要素は何一つなく、話の流れで普通に出てくる
貴志祐介や森博嗣の作品を多く読んでいるが、この作品のベクトルは全く違った。
東野圭吾と同じように話の構想に面白みはなくつまらない小説ではあるものの、映像化しやすい作品となっている。だから映画化されているのだろうと推測する

暇つぶしにの読む分には良いだろうが、小説自体に感動を求めるのならばちゃんとした作家の作品を購入した方が良い時間を得られる
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No.19:
(1pt)

超人設定でまったく緊張感のない逃走劇と捻りのないオチ

脱獄囚・鏑木の、逃走劇と言う名の、各地でのいい人&冤罪で可哀そうでしょアピールが延々と続く物語
読み始めてすぐ設定に無理がありすぎるだろと思った時点で、読むのをやめておけばよかった
取り上げるテーマ(痴漢冤罪や特殊詐欺等)も表面をただなぞっただけのような描写で深みもなく、また見え透いたなんの捻りもない結末にはため息しか出なかった
登場人物全員誰ひとりとしてまるで感情移入ができず、行動と言動に終始違和感しかなくて、読むのが苦痛でしかなかった
何故こんなに評価が高いのか理解できないし、初めてこの作者の本を手に取ったが、今後この人の本を手に取ることはないと思う
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No.18:
(2pt)

あまりにも稚拙

序盤にタイトルである正体は誰でも解るように示唆。そこからは物語としてはご都合主義だが楽しめる。
が、特にIQの高さを感じられるようなトリックなどは無い。
終盤にあるはずであろうどんでん返しに期待して読み進めるが結末は薄っぺらい。
業界人でなく、一般の小説家を志す方が執筆したのであれば見向きもされないであろう。最近は芸能人や業界人が執筆したとなるとすぐに評価されドラマ化だ映画化だとはじまる。
本が好きな身としては嘆かわしい。
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No.17:
(2pt)

オチ…

これだけ長い文章を読まされてるのだからさぞ大層なオチが待ってるのかと思ったらそうでは無かった、残念だった。
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No.16:
(2pt)

最終回にガッカリさせられたドラマみたい

長いドラマの最終回が酷くて、何のために毎回見ていたのか分からなくなったよう。
時間を返せと言いたくなるほどです。

逃亡中に出会った人々が容疑者の誠実さに触れ、彼の無実を信じるようになることが大筋なのですが、彼が良い人なら良い人であるほど救われず、只々、理不尽。

百歩譲ってこの結末が動かせなかったものだとしても、容疑者の無実を信じる人々がどのように動いて、検察が追い詰められる様子を描いて欲しかったです。

一番盛り上がる筈の、期待していた部分があっさりしすぎ!
とても長い割に内容が薄い小説という印象でした。
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No.15:
(1pt)

結末が最悪

フィクションと分かっていても、ラストにガッカリします。
主人公の結末が分かった時点で、とても嫌な気分のまま読み終わりました。
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No.14:
(1pt)

結末がばればれ

予想通りの結末。
種も仕掛けもない。
あまりにも結末が見え過ぎている。
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No.13:
(1pt)

ただただイラつく

最後の最後まで、弱くて勇気が無くて無実を証言出来ずに終わった由子と言う女の人にイラつきました。自分を守りたいからって、無実の人間が死んでもいいの?
このオバサンのせいで犯罪者として死ななければならなかった無念を思うと許せないですね。
消化不良の、腑に落ちない物語でした。
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No.12:
(1pt)

作家がわざと面白くない本を書いたという

作家があとがきに冤罪の恐ろしさを感じてほしくて、どうしてもむなしい結末を回避できなかったと述べています。
無駄に長い、無駄に細かい、主人公の努力が無駄、こんな「わざと面白くない本」を読んだ自分の時間も無駄に
こんなに評価が高いということは、趣味の悪い読者がよっぽどいるみたいけどね、、、
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No.11:
(2pt)

無駄にダラダラ長い

大体の筋書きは見えているのに無駄にダラダラダラダラ長くてしんどいです。
2章くらいまで読んで最後の章読んでも話が通じるんじゃないかなと。
それにしてもこんなありきたりな話を600ページ以上に渡ってダラダラダラダラ。
文章はセンス良いので、今後の作品には期待したいと思います。
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No.10:
(1pt)

長い割に

長編ミステリーといえば終盤の怒涛の展開がミソ。しかしこの作品の場合、とりあえず終盤を怒涛の展開っぽくしとけば良いや感が拭えませんでした。

また、中だるみもすごかった。本筋に関係ない登場人物が多いです。不可解かつ不愉快な行動をする人物もでてきます。
ラスト、それらを無理矢理すべて繋げて回収させようとしたような描かれ方で興醒めしました。
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No.9:
(2pt)

長すぎ

人物描写に優れていると思う。
丁寧に、とても丁寧に描かれていると思う。
ストーリーも良く練られているとは思う。
でも、長い、長すぎる。
クライマックスにたどり着いた時には、疲れ果てていた。
もうちょっとなんとかなったはず。残念。
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No.8:
(1pt)

無駄に長い

結末は大体予想はつくのに、各エピソードの描写が細かすぎて無駄に長い。
これでもかってくらいの「いい人」アピールがとてもしつこく感じる。

核心の冤罪に関しては、極めて特殊な事例を一般化してあたかも司法制度に誤りがあるような論調はいかがなものかと。
交通事故がいくら起きても自動車が走り続けるように、この社会に完璧な制度なんてそもそもありません。

それでも冤罪怖い!だから死刑制度反対だ!って方は、
こんなエンタメ小説に一時的に感化されるのではなく、実際に行動を起こすことをオススメ致します。
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No.7:
(2pt)

面白い

秋の夜長に
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No.6:
(2pt)

あの有名な事件 ネタバレ?

あの有名な逃亡犯をモチーフにしてる事は
すぐに分かったので
もう少し違う捻りが欲しかった
どうしてもあの逃亡犯の顔がチラチラと浮かんでしまい物語りに入り込めない
ラストは自分は別にあれはあれでいいとは思ったが
現実では、やった事もないのに無理やり自白させられたり
行動した一部分をマスコミやSNSで切り取られ晒される恐ろしい事がある
「やっていないのだから後から否定すれば分かってもらえる」
と言うのはほぼ無理だという事がある
やってないのなら絶対に認めてはならない
それでも勝手に証拠をでっち上げられねじ曲げられ犯人になる事がある
他人事ではないのだが
それが警察や検察のやり方だと知っていると
ラスト冷めてしまうのは残念
死刑制度とは別に
冤罪が勝ち取れる世の中になって欲しいと切に願う
そして勿論、罪を犯した人にはちゃんとした刑罰を願っている
矛盾してるかもしれないがこの本を読んでさらにそう願う
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