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オーガ(ニ)ズム



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【この小説が収録されている参考書籍】
オーガ(ニ)ズム

オーガ(ニ)ズムの評価: 2.75/5点 レビュー 8件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(2pt)

無駄に冗長

ピンチョンには程遠い
ピンチョンはイメージの氾濫だが、この小説に描写ななく、説明文だらけである

登場人物はまるで司会者のように説明をうながすためだに存在している傀儡でしかない
ピストルズもそうだった
シンセミアは、まだ群像劇的な愉しさがあった
オーガ(ニ)ズムAmazon書評・レビュー:オーガ(ニ)ズムより
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No.7:
(3pt)

初めて失望

とにかく 作家が自分の息子なぞ登場させちゃあ しらけてしまうだろう
読んでて恥ずかしい ナルシスムの処理が出来とらんって感じ 次作
「ブラックチェンバーミュジック」に期待
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4163910972
No.6:
(1pt)

オバマ大統領が抹茶アイスが大好きなのはよくわかりました~笑

著者登場の妄想小説です。笑
未来の日本は、象徴天皇制が廃止され、アメリカの51番目の州になるとか……笑
私には本編より、象徴天皇制がどのように廃止されるのか、そちらの過程のほうが気になりましたね。
分厚い割には読み終わった後、なにも残らない小説でした。笑
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No.5:
(3pt)

凡庸

率直に言えば、期待を下回った。結局阿部和重の最高傑作は『シンセミア』だろう。本作にはぞくりとくるような場面がない。日米の滑稽な従属関係というのも昔からありふれた主題(ありふれているから重要でないという意味ではない)だが、本作に特に新味があるわけではない。菖蒲家の物語も茫洋としてキレがない。
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No.4:
(5pt)

とっても面白かった。

「シンセミア」はリアルタイムで図書館で借りて読みました。「ピストルズ」も単行本をリアルタイムで買ったと思います。(装丁が良かったです)途中まで読んで少しダレ、かなりの時間、放置していましたが、後半はとても面白くすぐに読了しました。それから噂を聞かなかったので、どうしてるだろうとは思ってましたがこんな連載やってたとは知りませんでした。この本のことは「ブルータス」で知りました。運命的な出会いでした。
この数年の読書ってほとんど途中で数十日、数ヶ月、放置するのですがこの本はしませんでした。まれです。例外はわずかです。
幸いにしてピンチョン読んでなかったので楽しめました。今時プルーストなんか読んでるのは仏文の人くらいでしょ。大学の第2外国語はフランス語で教科書は「プルースト」でした。(ちなみに1年の頃の英語の教科書、「モダン アメリカン ミス」(現代のアメリカの神話)内容は「悪い冗談」みたいな、「ホラー小説」みたいな。面白かったです。)
この長い本を集中して読めたのもアヤメメソッドのせいでしょうか。1章1章が短くて読みやすかったからだと思います。
第3新東京市は素直に受け入れられましたが神町が新首都というのは抵抗がありましたが途中でどうでも良くなりました。なぜ「オバマ」なのか?オチも面白かった。
「がんばれベアーズ」大好きです。「地獄の黙示録」も好きです。リアルタイムで観ました。
途中でめっちゃウケるシーンがあります。その場面シリアスに終わります。
mfsb良かったです。youtube で聴きました。
残り100ページをきって、どういうオチをつけるのだろうと思っていたら、最後まで面白かったです。
「シンセミア」の意味がやっと分かりました。たいして興味なかったのですが。大事だったんですね。
この三部作はやはり順番通りによんだほうが絶対いいと思います。
「オーガ(ニ)ズム」映画化の話はないのでしょうか。
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No.3:
(2pt)

軽薄長大

ただ長いだけ。神町の完結編というからには先行2作を読めば受け止め方が違うのかな?
話が広がりすぎて収拾がつかなくなった感。
900ページ近くもご苦労さんの意味で星2つ
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No.2:
(1pt)

純文学長編は、プルーストで終わっている。

すぐに、トマス・ピンチョンを思わせる作りなれど、冒頭登場人物図を見ただけでうんざり。たしかに、著者はピンチョンの影響下にあるかもしれないが、それにしては、規模、筆力、などがいかにも日本的で、私などはむしろ谷崎を思い浮かべた。
 それにしても、純文学長編は、いまは書き手は、この著者しか思い当たらず、厳しい状況にある。というか、純文学長編は、実は、プルーストで終わっているのだ。20年も書けてこんなものを書くなんて、世界的状況は様変わりしている。今更、「オバマ」と言われても。プルーストは、第一次世界大戦的な世界状況のなかで、本作より長い作品を、もっと短期間に書き上げたと思う。こんなものを「読了して」喜ぶのは、ただひとり、渡部直巳だけだ(そのひと、だれ?(爆))。
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No.1:
(5pt)

日本版『重力の虹』!

主人公と一人息子、迷い混んできた国連職員、オバマ大統領、新型爆弾…。
これらのモチーフは家族と国際政治、戦争がどのようにリンクしていくのかをユーモラスに描く。◯で日本版トマス・ピンチョンの『重力の虹』だ。おそらく、著者はピンチョンを参考にしたに違いない。
一見、直接には結びつかないこれらのモチーフが著者の筆力によって見事に結びつく。それを読み味わうのが本書を読む楽しみだ。それにしても長い。いつになったら読み終わるのか?そう感じるのも本書を読む楽しみだ(笑い)。
著者の集大成。お勧めの一冊だ。
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