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(短編集)

歩道橋シネマ



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【この小説が収録されている参考書籍】
歩道橋シネマ
歩道橋シネマ (新潮文庫)

歩道橋シネマの評価: 3.24/5点 レビュー 17件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.24pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

さらっと読める感じ

短編なんで、雰囲気さえ味わえればそれで満足
個人的には「球根」「悪い春」が好み。倫理も道徳もへったくれもない合理性は読んでて小気味よい
楽しく読みました
歩道橋シネマ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:歩道橋シネマ (新潮文庫)より
4101234248
No.2:
(3pt)

もう少しなんか欲しい

帯を見て期待して読んでみたが、長編ほど?練れてない気が
簡潔で鮮烈が短編の醍醐味だと思うので、最近はこういうのが(手の内を見せず、含みを持たす、的な)流行りなんだろうけど、逆に「あまりりす」なんかは過少すぎて、泉鏡花になったかもしれないところで消化不良。
「球根」ももっと字数があるとヘンリー・ジェイムズの回転的不気味さを醸せたのにな、とちょっともったいない。
短編てタイヘンだなあ…「線路脇の家」がちょっとだけKマッカラーズも思わせるのでその☆、取り急ぎ自分用メモ的に。

追記:
読了した、が、ご本人が全篇解説されてて、それに驚いた。マメですごい、シンプルに。
全篇に共通しているあっさり感は正月休みには良かった、けども、余韻がなさすぎて中堅お笑い芸人がパーソナリティしてるラジオ番組聞いてるような。
私を離さないで、っぽい麦の海~とか山岸凉子を連想させる今時ジュブナイル春の祭典は、いわゆる、ひっかき傷になったんだけども。
でもどうしても、はつゆめがー、途中からずっと♪ぜんぜんぜんせぇウンタラ♪が脳内を巡りw、他方で依然311禍続行中の身に、歩道橋シネマは別の意味でG負荷が重いのだった、スミマセン。
ただ、「ありふれた事件」、これはスバラシカッタ!丸山政也ほどのドライ感はないが、もはや社会問題化している5080を絶妙に練り込んでいる変則ホラー斬りと、きちんと『最期』のタネも見せてくれたあたり、あまりりすのゼロカタルシス真逆バージョン、と無責任に絶讃してみる。
これは持っていたい一本なのでいずれゲットしよう本にやっぱりメモ。
歩道橋シネマ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:歩道橋シネマ (新潮文庫)より
4101234248
No.1:
(3pt)

風景の不思議!

短編集だ。さいごに収録されている「歩道橋シネマ」はタイトルにもなっている短編。歩道橋の上から見えるスクリーンのような風景。それは地下に潜り込む幹線道路の入口が作り出す不思議な風景である。その風景とそっくりな風景が述べられる。しかし、それだけの話である。ワンダーランドと言うが、人間の視界にはそのように見えるというだけの話ではないか?正直、がっかりした。やけに短いのも気になる所だ。残念な短編集だ。何か大胆なしかけが欲しい。
歩道橋シネマ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:歩道橋シネマ (新潮文庫)より
4101234248

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