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(短編集)
歩道橋シネマ
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歩道橋シネマの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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当たり外れが激しいですね。SFが好きなのはわかるのですが、そんなおもしろくないという...。 サンタの話はよくありそうな話ですがそこそこおもしろかったです。 恩田陸さんの作品はほとんど読んでいますが、とりあえず読んでおくか、みたいな作品でした。 | ||||
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2013年から19年にかけて、「小説新潮」を主として「幽」やいろんなアンソロジー掲載のものを集めた短編小説集です。よって「象と耳鳴り」のような統一感はありません。それが1冊の本としては散漫な印象とも言えるし、いかにも恩田さんらしい不思議な物語のおもちゃ箱のようにも思えます。 ざっと分類してみると、近未来SF的なものが4つ、土着的民話怪談が2つ、高橋克彦作と間違われたという正統派ホラーが1つ、日本神話のパロディが1つ、残酷童話風のものが1つ、美しい幻想小説が2つ、その他といったところでしょうか。 また、18作品中4つは、他作品に関係したものです。「麦の海に浮かぶ檻」は「麦の海に沈む果実」のスピンオフ、「逍遥」には「消滅」に出てきた3人の人物が登場、「はつゆめ」これから執筆予定の幻想小説「追憶の五重奏」の予告編、「球根」もまだこれからの長編「チューリップ回路」のスピンオフだそうです。 個人的に気に入ったのは、「あまりりす」と「コボレヒ」が今市子の漫画にありそうな閉鎖的な田舎が舞台の土着的ホラーでよかったです。 「柊と太陽」近未来、もう正確には意味がわからない言葉や習慣の片鱗だけが残っているクリスマスが不思議な余韻を残します。 そして何が起きたのかよくわからない「ありふれた事件」のラストが一番怖かったです。 「麦の海に浮かぶ檻」本作が好きなので、あの学園の雰囲気はたまりません。 バレエ・テーマの「春の祭典」と「はつゆめ」がとても美しかったです。 いつもの通り「オチがない」という意見もあるようですが、ファンならきっと気に入る作品集だと思います。 | ||||
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10年前くらいから恩田陸さんの小説をよく読んでいますが、最近はいまいちハマれないものが多く…広告文を見て期待していたのですが今までで1番分からなかった1冊となりました。表現がグロテスクで気持ち悪くなる作品もあり、ミステリーでもなく、読み終わったあと、「それで?」という作品が多かったです。すごく暇な時なら読んでもいいかと思います。 | ||||
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話が何個もあるので違った楽しさがありオススメです | ||||
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よく恩田先生の作品を読んでおり、楽しみにしていましたが、私にはこの本だけはあまりに意味がわからなかったです。 | ||||
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いかにもこの作者らしい、不思議な味わいの掌編集。もっと長くすれば面白くなりそうな、アイディア剥き出しっぽい所も含めて、ファンからすれば面白かった。 恩田陸ワールド全開の作品集と評価する。ただし、一作毎にオチやまとまりを求める読者には向かないと思う。恩田陸さんは、そういう作風ではない。 | ||||
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あっさりしすぎ、且つ意味不明な文脈ばかりの不思議世界。 | ||||
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短編なんで、雰囲気さえ味わえればそれで満足 個人的には「球根」「悪い春」が好み。倫理も道徳もへったくれもない合理性は読んでて小気味よい 楽しく読みました | ||||
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短編集の中でも、ごく短い短編ばかり18篇で編まれた短編集。 1篇1篇がさくっと読めるのはいいのだけれど、そのどれもが、 「え、これで終わり?」という、オチが無いというか、風呂敷 広げて広げっぱなしで終わりの感がある話ばかり。 私には合いませんでした。 | ||||
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短編集です。理瀬シリーズのラストと思われる短編が入っている、とゆう理由だけで購入。今回の短編集はスピンオフが多々収録されている為解らない短編も多い。薄暗くドロっとした雰囲気のものが多かった気がする。今までの短編集の中では私は残念な内容と思いました。面白い作品も有るが、全体的には幾ら短編といえど、何か頭に残ったり感銘を受ける時もあるが、この短編集はそういった感覚的なものが全くない。恩田陸さんらしいと言えば、らしい1冊に仕上がってます。 | ||||
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過去と未来の恩田作品とつながっている短編を読むとワクワクする。「麦の海に沈む果実」の校長先生!おひさしぶりです! いくつかあるグロテスクなのは個人的に怖くてちょっと苦手。 | ||||
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不思議なもの、皮肉なもの、ゾッとするもの、哀切なものなどなど、いろいろなカラーの小説がたっぷり。私は充分に楽しみました。 小説というものを読む醍醐味を感じさせてくれます。普段は、リアリティのある検察ものや刑事ものが好きなのですが、ああ小説っていいなと思いました。 | ||||
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中学生の時からずーっと作品を追いかけているのですがこれまた大好きな短編集が出てきてくれてとても嬉しい!!! 恩田陸らしいホラーの詰め合わせセット 「朝日のようにさわやかに」と並ぶくらい好き 恩田陸初心者には難しいかも知れないのが本音 | ||||
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帯を見て期待して読んでみたが、長編ほど?練れてない気が 簡潔で鮮烈が短編の醍醐味だと思うので、最近はこういうのが(手の内を見せず、含みを持たす、的な)流行りなんだろうけど、逆に「あまりりす」なんかは過少すぎて、泉鏡花になったかもしれないところで消化不良。 「球根」ももっと字数があるとヘンリー・ジェイムズの回転的不気味さを醸せたのにな、とちょっともったいない。 短編てタイヘンだなあ…「線路脇の家」がちょっとだけKマッカラーズも思わせるのでその☆、取り急ぎ自分用メモ的に。 追記: 読了した、が、ご本人が全篇解説されてて、それに驚いた。マメですごい、シンプルに。 全篇に共通しているあっさり感は正月休みには良かった、けども、余韻がなさすぎて中堅お笑い芸人がパーソナリティしてるラジオ番組聞いてるような。 私を離さないで、っぽい麦の海~とか山岸凉子を連想させる今時ジュブナイル春の祭典は、いわゆる、ひっかき傷になったんだけども。 でもどうしても、はつゆめがー、途中からずっと♪ぜんぜんぜんせぇウンタラ♪が脳内を巡りw、他方で依然311禍続行中の身に、歩道橋シネマは別の意味でG負荷が重いのだった、スミマセン。 ただ、「ありふれた事件」、これはスバラシカッタ!丸山政也ほどのドライ感はないが、もはや社会問題化している5080を絶妙に練り込んでいる変則ホラー斬りと、きちんと『最期』のタネも見せてくれたあたり、あまりりすのゼロカタルシス真逆バージョン、と無責任に絶讃してみる。 これは持っていたい一本なのでいずれゲットしよう本にやっぱりメモ。 | ||||
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短編集です。ファンタジーからミステリ、ホラー、SFまで多彩です。私は恩田陸先生の作風や文体が好みなので次はどう来るのか? と楽しみに読み進める事が出来ました。今までの作品のスピンオフ作品も収録されていますが、本編を知らずとも難無く読む事が可能です。私はこのスピンオフから本編へ興味をもったりもしました。是非オススメしたい1冊です。 | ||||
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幻想小説(SF系も有り)。 18本もあるのに「!」となるもの皆無でした。1本ごとに短い文なのでササッと読み終える事が出来て良かったです。 作風が私には合いませんでした。伊坂幸太郎しかり。 | ||||
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短編集だ。さいごに収録されている「歩道橋シネマ」はタイトルにもなっている短編。歩道橋の上から見えるスクリーンのような風景。それは地下に潜り込む幹線道路の入口が作り出す不思議な風景である。その風景とそっくりな風景が述べられる。しかし、それだけの話である。ワンダーランドと言うが、人間の視界にはそのように見えるというだけの話ではないか?正直、がっかりした。やけに短いのも気になる所だ。残念な短編集だ。何か大胆なしかけが欲しい。 | ||||
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