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マーダーボット・ダイアリー
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マーダーボット・ダイアリーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全84件 41~60 3/5ページ
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弊機ことマーダーボットに関する基本的な属性について疑問があったので再読してみた。次のような記述があった。 ・有機組織コンポーネントを持つ警備ユニット ・性別や性関連の部品を持たない ・疑似人間ボットユニットは部分的にクローン素材を使って構成されている ・ユニットの顔はすべて異なります。有機組織のもとになった人間のクローン素材にしたがってランダムな顔立ちになります ・警備ユニットの記憶はつねに一部しか消去できません。頭に有機組織部品があり、その神経線維の記憶は消せないからです ・コードを書き換えた影響で眉が太くなり、髪も数センチ伸びました ・戦闘ボットは弊機より敏捷で力が強く、重武装です ・戦闘警備ユニットにくらべたら戦闘ボットのほうがまだましです。あちらは本当にまずい ・ポッドから出るときにメンサーの手を握りました(目立たないよう) ・弊機はあなたのお母さんのペット警備コンサルタントです(メンサー博士の娘に対して) 弊機のことを中性的なイメージで読んでいたが、女性であるメンサー博士とカップルを装って手をつなぐなどしていることから、少なくとも外見は男性っぽく見えるようだ。もちろんコードを書き換え眉や髭を変化させることで、短時間のうちに女性っぽく見えるようにすることも可能。 警備ユニット<戦闘ボット<戦闘警備ユニットの順に戦闘力が高くなる。弊機は警備ユニットだが経験値が高いせいか、戦闘ボットに対しても互角かそれ以上の闘いを見せる。戦闘ボットは単なるマシーンで、戦闘警備ユニットは弊機と同じように有機組織コンポーネントを持っている。 ストーリー的には物足りなさを感じるパートもあるが、弊機のキャラクターは唯一無二で、マーダーボットシリーズを稀有な存在にしている。シリーズが長く続くことを願うし、これほど映像化を望む小説は他にない。 | ||||
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マーダーボットに感情移入しちゃうって、私くらいなもんかと思っていたら、他の人のレビュー見ると、かなりの人気者なんですね。ちょっとビックリです。 確かにストーリーも、登場キャラも皆よく出来ていて、引き込まれます。 このマーダーボットさん、見た目はカバーイラストと違って、二十歳過ぎ位の精悍で、陰のある男子、という印象。でありながら連続ドラマに、それも『愛と復讐のナントカ』ってサブタイトルの付きそうな大河ドラマにどっぷりはまってる、そのギャップが可愛くもあり、はまっていなければ耐えられない程の孤独が、痛々しくもあります。 この連続ドラマ、どんなお話か気になってしまいます。別途ノベル化の予定はないのでしょうか? いやいや、それより本編のマーダーボットさんのダイアリー、これ〈シーズン1〉なんですよね? 続きもあるんですよね? 楽しみにしてるんですけど…? | ||||
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淡々とした語り口と手に汗握るアクションシーンのギャップが萌える | ||||
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お安く購入出来てうれしいです。 状態も良くて満足しています。 | ||||
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主人公は構成機体の警備ユニット(自称、マーダーボット(殺人ロボット))です。 構成機体とは、人間の脳、神経系などの有機成分とメカニカルな機械とから構成された存在です。 完全自給システムを持ち、何も栄養やエネルギーを補給せずに半永久的に活動できます。 戦闘によって損傷を受けても自己修復機能を有します。 運動能力、高次脳機能は人間をはるかに凌駕し、周囲の通信、ネットワーク環境との高い親和性を誇ります。 こんなスーパーマンみたいな警備ユニットですが、自分勝手な行動をしないように、統合ユニットという上位システムの支配を受けています。ところが、主人公は自分を支配する統合ユニットにハッキングをかけて支配を解除し、自立しています。 (この状態を主人公は暴走警備ユニットと表現しています。) 主人公は自由になった後も、会社(保険会社)のために、人間を警備する仕事を継続しています。 普段はアーマーマスクで顔を隠し、ロボットのような態度で過ごしています。 ところが、ある仕事で顧客の人間を救うためにマスクを外し、素顔をさらしてしまいます。 これが物語の始まりとなります。 救われた顧客たちが急に主人公をヒト扱いし始めるのです。 しかし主人公は極端な人見知りで人間と目を合わせることができません。 (密かな趣味は連続ドラマの視聴で、内面的には適応障害の引きこもりです。) しかし、やがて、主人公の人間に対する気持ちにも少しずつ変化が現れます。 一応、世界観の概略だけ書きましたが面白そうでしょ。 他の高度知性ロボット(ART)やペット型ロボット(ミキ)などとの交流もあり、本当に楽しめます。 こんなにおもしろいのは、現実の世界が少しずつ未来に向かって発展してきているのを作品に反映しているためだと思います。 それは、「老人と宇宙(そら)」の時にも、伊藤計劃の作品でも感じました。 ですから、パソコンやテクノロジーの好きな(いわゆるSF好きな)人にはたまらないと思います。 | ||||
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セキュリティに対する弊機のハッキング能力が高過ぎるとか、そもそもAIが自我を持つことは無いといったツッコミどころはあるものの、とにかくいい! 一番の魅力は主人公の弊機ことマーダーボットのキャラクター。対戦闘警備ユニット以外はほぼ無敵という強さと、愚かだと馬鹿にする人間を自らの命を賭してまで守ろうとする優しさを併せ持つ。 それだけならSF小説の主人公によくいそうだが、この弊機、実はコミュ障でストレスを感じるとすぐに大好きな連続ドラマ鑑賞に逃避するという軟弱な一面もあり、それがコミカルさを加えこの小説を唯一無二の存在にしている。 もう一ついいのは、あえてそうしているのだと思うが弊機には性別が無い。なので読者は自由に空想を膨らませ感情移入できる。『叛逆航路』のように性の描き方で奇をてらい失敗する作品もある中、本作は見事に成功している。 ストーリーに特筆する点は無いものの、どれもマーダーボットが言うところのいいストーリーで読後感がいい。これほど次作が楽しみなSFシリーズは久しぶり。 | ||||
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なかなか凝った作品でした。 | ||||
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商品の外装も綺麗で内容も噂どおり良かった。 | ||||
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最初は上下巻2回通しで読み、その後も早く続編でないかなあと思いつつ、何度か読み返してました。 2021年に続編のnetwoek effectが出るとのことで、うれしいです。 いつ出るのかな、まちどおしいなあ。いつ出るのか、教えて!と待っています。 ビジョルドの五新教シリーズペンリックも続編でるとあるし、 東京創元社さま、ありがとうございます。 | ||||
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最近多いAIが主人公のSFだが、「叛逆航路」よりも「ウォーシップ・ガール」よりもテンポが良い。「弊機」の一人称で書かれた物語は軽妙なタッチで、凄惨な戦闘シーンもあるものの、全体としてはユーモアに溢れ、ぐんぐん引き込まれる。最近読んだ中ではなかなかの傑作。お勧めです。 | ||||
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主人公はマーダーボットというだけあって血も涙もないないやつかと思いきや、全然。ばっちり心らしいものがあって可愛げがあるんです。出会いを重ねるごとに内省し、人間とのかかわり方に変化が生まれていく。このあたりはとってもハートウォーミング。 ちゃんとハリウッド映画的なドキドキハラハラのSFアクションもあります。特に本作ではハッキングで敵機を乗っ取ったりするデジタル面と銃撃や肉弾で戦うリアルの両面で戦うところを面白く感じた。 | ||||
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1ページ目からカタカナばかりで何言っているのか分かりません。2ページ読んで飽きました。訳者の問題だけではないと思いますが。あえて原本を読み直す必要もないと判断しました。 | ||||
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女性型アンドロイドの1人語りが面白い。唯一の趣味がネットのドラマの視聴と言うところが、ありそうで笑える。 | ||||
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最高に面白い!けれどこのジャケット絵は止めて欲しい。非常に想像力を削がれます、、、 また、これのせいで本を手に取るのをためらう人が出てしまうでしょう。 | ||||
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あまり期待もせず、たくさん賞をとっているので、面白いかなと思って購入しました。 読み始めたら、面白くてやめられず、結局1日で上下巻読んでしまい、さらにもう一度読み直しました。 色々レビュー出ているので、そこは置いといて、 アメリカではすでに後4編位出ているようなので、早く次を発売してほしいです。 外国物は、途中で翻訳が出なくなることが多くて、残念です。 と言って、原書で読むのは無理なので、次巻をよろしくお願いします。 | ||||
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レビューの中ラノベとあったので購入をためらっていました。ラノベ嫌いなので。読んでみると、テンポのいいSF映画や海外ドラマのような感じでした。 | ||||
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ボットの性格が絶妙で、殺人ロボットなのに、倫理的で論理的でおばかさんなアンバランスが魅力。 どんどん読みたくなってしまう。 作者の構築した世界が堅牢なので、安心して読み進めれる。 | ||||
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2018年 ヒューゴー賞 ネヴィラ賞 ローカス賞 アレックス賞 受賞 2019年 ネヴィラ賞 ローカス賞 受賞 ドチラかと言うとディストピアに傾く、無法で人命軽視の、高度に科学の発展を遂げ、宇宙へと広く進出した未来世界を、リアルに奥行きを伴って描き切って魅せた、有名各賞総ナメのSFノヴェルの決定版・・・・・・ッッッヽ(✨A✨)ノ | ||||
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人からひねくれ者扱いされたり自分を天邪鬼とそれなりに自覚しているような人には何ていうかもうどっぷりしっかりつながってしまって(機械部品と生体部品の接合たる構成期待の如く)一体感をもって一気に読み通せる上下巻、の下巻二話。いや、素直な人もきっと面白いです。読み終わって暗い気分にはなりません。そこは保証してもネタバレにはならんでしょう。 表紙の絵はあんまし自分のイメージとは合わない、かな。巻末解説のエスエフ入門:物語は以下に人間と人間っぽいモノを扱ってきたか?的な親切さは、確かに知ってる人じゃない人も面白く読めるもんね必要なテキストと納得。最後に作者が2020年に新作出すとのお知らせがあり、原語でも入手できたら(苦労して)読んじゃうかなって感じです。 しばらくは自分の歩き方が監視カメラからどう見えるか気にして(見えませんけどね)歩いてしまう、情報フィードが溢れる中で必要なものだけを選び取る(気分になる)何てことをつい意識して携帯いじっちゃうそんな影響もあるかもです。素直じゃないのが可愛らしい、けど強くてカッコいい愛すべき「弊機」にできれば上巻から付き合ってあげても損しない、ですね。 | ||||
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読んでいる間は、今この時にもどこか別の宇宙で人間と人間ぽい何かとが一緒になっていろんな過去やいろんな将来を思いながら今を生きていることを面白く興味深く感じられる。最後の「面白く」というのが大事でなかなかそこまで楽しめるものには出会えないのだけれど、このシリーズは大丈夫、とお勧めしておきます、あくまで個人的に。 そう、個人的には作中弊機のサンクチュアリムーン好みよりARTの好みの方が自分には落ち着けるヤツ、かも。覚えているのに何度も見ては見ていなかったり、聞いてるだけだったり、でも見てしまうそんな感じ。ちなみに本作はそういう系ではないですね。メタい感想でした。 | ||||
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