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ふくろうの叫び



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【この小説が収録されている参考書籍】
ふくろうの叫び (河出文庫)

ふくろうの叫びの評価: 4.17/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.17pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

重苦しい余韻を残す

このミス(海外)1992年 4位
結婚を控えたジェニファーの生活を、悪意がないながらも覗き見するロバート。これに、気がついたジェニファーは、いつしかロバートに心引かれていく。二人の関係が、婚約を解消されグレッグを狂気にかりたる。喧嘩のすえのグレッグの行方不明で、ロバートは殺人事件の容疑者になってしまう ・・・
ロバートの元妻ニッキーを含め、4人の登場人物が、それぞれ心理的に不安定な部分をかかえている。覗き見をやめられないロバート、そのロバートを死の象徴としながらも愛してしまうジェニファー、執拗な復讐をおこなうグレッグ、元夫の苦しむ姿を楽しみとするニッキー。1962年の作品ながら、心理描写については、現在にも通じるのだろうと思う。
警察や近隣の住人らら、冷たい扱いを受けるロバート。あらぬ疑いをかけられ苦悩する類の作品は、読み進めるのがつらくなるので、読了するまで時間がかかってしまった。あっさりと片付くかに思われたラストも、結局は、明るい未来を予見させるものとはならなかったので、重苦しい印象が残った。
面白いと思うが、どちらかというと苦手かなぁ。なお、本作は、映画化されている。
ふくろうの叫び (河出文庫)Amazon書評・レビュー:ふくろうの叫び (河出文庫)より
4309460836
No.1:
(3pt)

重苦しい余韻を残す

このミス(海外)1992年 4位

結婚を控えたジェニファーの生活を、悪意がないながらも覗き見するロバート。これに、気がついたジェニファーは、いつしかロバートに心引かれていく。二人の関係が、婚約を解消されたグレッグを狂気にかりたる。喧嘩のすえのグレッグの行方不明で、ロバートは殺人事件の容疑者になってしまう ・・・

ロバートの元妻ニッキーを含め、4人の登場人物が、それぞれ心理的に不安定な部分をかかえている。覗き見をやめられないロバート、そのロバートを死の象徴としながらも愛してしまうジェニファー、執拗な復讐をおこなうグレッグ、元夫の苦しむ姿を楽しみとするニッキー。1962年の作品ながら、心理描写については、現在にも通じるのだろうと思う。

警察や近隣の住人らから、冷たい扱いを受けるロバート。あらぬ疑いをかけられ苦悩する類の作品は、読み進めるのがつらくなるので、読了するまで時間がかかってしまった。あっさりと片付くかに思われたラストも、結局は、明るい未来を予見させるものとはならなかったので、重苦しい印象が残った。

面白いと思うが、どちらかというと苦手かなぁ。なお、本作は、映画化されている。
ふくろうの叫び (河出文庫)Amazon書評・レビュー:ふくろうの叫び (河出文庫)より
4309460836

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