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三体



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【この小説が収録されている参考書籍】
三体
三体 (ハヤカワ文庫SF)

三体の評価: 3.94/5点 レビュー 564件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.94pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全391件 141~160 8/20ページ
No.251:
(5pt)

おもしろい

ただただ 単純におもしろい
途中でなげだすことがない面白さがある
退屈しない
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.250:
(4pt)

宇宙人が超ショボい

中国人作家による世界的なSF大作ということで、前代未聞だ。中国の近代史に関する描写が大変現実的で、中国人を理解するのに参考になり、最新の科学技術の描写もとても興味深かった。それに比べ、出て来る地球の古代人もどきの宇宙人が、浅はか過ぎる。いきなり漫画になってる。作家の世界史に関する理解の乏しさが、酷い。それにあんな厳しい条件下の惑星では、文明の発生はおろか発展も非現実的過ぎる。現実的な地球人と、超マンガみたいにあり得ない単純思考な宇宙人とで、作品は大変ちぐはぐな感じをくれた。登場する宇宙人も、作者が現代地球の中国人民に与えたような深みで描くべきである。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.249:
(5pt)

中盤から面白さが加速します。

序盤は史実的で、少し退屈でした。
世界史の知識がなかったので、よくわからず。
中盤からは序盤の前振りが効いてどんどん面白くなります。
SFってあんまり読まないですが、この本を読めてよかったと思っています。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.248:
(5pt)

SF満漢全席

古典SFのありったけを詰め込んだSF満貫全席。まさに中国という民族によってしか描かれ得ない壮大なスケールの物語です。
無駄や加飾を削ぐ日本料理でもなく、コッテリと積み上げた二郎ラーメンでもなく、単一の物量と濃さで圧倒するアメリカ料理でもない。多種多様な味が終わることなく展開され続ける満貫全席。
読者は話を読み進めていくうちに、そこかしこに様々なSFを感じるのです。アーサーCクラーク、ディック、小松左京、筒井康隆、田中芳樹。それでいて、あくまでも味付けは作者のオリジナル。深い造詣と無限の想像力で新鮮な驚きを与え続けてくれます。

興味深いのは作者のバックボーンにあるのが、中国人の作家でありながらあくまでも欧米や日本のSFがメインであること。
これは密教の流れに例えることもできそうです。インドで生まれた密教が、中国で育ち、空海へと引き継がれ真言密教として花ひらいたごとく、アメリカで生まれたSFが日本で育まれ、劉慈欣氏に渡されたのです。空海がそうであるようにこれは正統の流れです。
仏教が西から東へと渡ったように、SFは東から西へと受け継がれて行ったと考えることができるでしょう。この先、彼の地でどのような文化が花開き、SFが展開されていくのか実に楽しみです。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.247:
(5pt)

面白い。とにかく面白い!

レビュータイトルの通りとても面白いです(現在Ⅲ上巻を読み込み中)。
歴史・コンピュータ・物理・ファッション・etc、色々な知識を要求されます。知識が広範囲にあればあるほど面白い作品だと思います。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.246:
(5pt)

評判通りの面白さ。でも人名が読みにくいよ。

個人的には人名がちょっと読みずらくネックとなりましたが、それさえ何とかすれば文章は読みやすく面白いです。思ったよりもとっつきのいい感じで物語にグイグイ引き込まれます。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.245:
(4pt)

内容、朗読者ともに良好。

いかんせんオーディオブックというものは朗読者の影響が絶大ですので、合う合わないってのは非常に重要です。
幸いにも私はこの朗読者様の声質と抑揚が合っていて、全て読破できました。ありがとう。
結構なページ数ですので読むならオーディオブックがお勧めできます。
ありがとう。良い作品です。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.244:
(5pt)

は~

面白い。売れているだけはありますね。
特に中国を古い画一的な見方でしか理解できてない方にお勧めします。
これを読めばあちらが今どういう状況なのかなんとなく想像できるはずなので。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.243:
(5pt)

面白い!

あまりの面白さに一気に読みました。
文革時代の中国の様子もそうだったのか、と知ることができました。すぐに続きを読みます
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.242:
(5pt)

エンターテイメントSF

様々な要素が散りばめられたエンターテイメントSFです。文革時代から始まるので、とっつき難いイデオロギーを帯びた思想先行の小説かと思いきや全然違います。時代が変わり荒唐無稽なファンタジーが展開されていきますが、謎解きサスペンスのような、三体ゲームに入り込む感じはねじまきどりのような、
不思議な世界観で読書を魅了します。この世界観を楽しんでください。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.241:
(5pt)

もし三体人も共感すれば、深淵

オバマさんは読まれたそうで、トランプとヒラリーは書名も知らないんじゃないかなぁー、という本ですね。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.240:
(4pt)

ツッコミどころ満載

半世紀近く前のTVシリーズで、ロビンソン一家が目指したのがアルファケンタウリ(ご存知ですよね)。その後アルファケンタウリ星系は三重連星であることが判明し、人類の移住先として不適当、そもそも惑星が存在しうるのか?ということでSF界での人気はだだ下がりだった訳だが、2010年代に入りプロキシマ・ケンタウリに惑星が存在する事が判明。三重連星の惑星の環境とは?!文明は存在するのか?! これが著者の好奇心を刺激したのではないだろうか。ということで三体問題からアイデアを得て物語は始まるのだが、まあツッコミどころの多い事多い事。センス・オブ・ワンダーがあれば多少は目を瞑ろうとは思うが、例えば最初に紅岸基地が送ったメッセージは何語?中国語?異星人に中国語が簡単に理解できる?この辺り説明ゼロ。パイオニア10号に触れているのにこのざまは。。ところが三体人は即座にそのメッセージを解読し、同じ言語で返信してくるのだ。いくら文明が進歩していてもありえないでしょ?テッド・チャンの「あなたの人生の物語」読んでねえのか!って言いたくなる。他にも色々と考察が浅かったり納得いかない部分は多いのだがページを繰る手は止まらないんだな、これが。うーん、筆力と言うか、力のある小説という事なんだろうな。あと、文革について語るのはもはやタブーでも何でもないってことは知ってたけど、またいつタブーになるかもしれない、SFも犯罪になるかもしれない、中国共産党体制とはそんなシステムだって筆者は分かっている、、、んだろうな、やっぱり。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.239:
(5pt)

登場人物の名前もAudibleならスーと入って来る

最初、書籍で入手しましたが、日本人には慣れない登場人物名で挫折。改めてAudibleで購入したところ、スーと名前が入ってきて物語にも入ることができました。続編もAudibleで購入しました。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.238:
(5pt)

SFって最高

読み進めていくと、どんどんスケールが大きくなっていきます。30ページ毎に「えっ!?」って声をあげながら読んでました。SFの面白さを思い知らされました。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.237:
(5pt)

最近のSFってこんなすごいんだ!

物理学的なところは弱い分野だけど、ちょっとWikiさんのお世話になりながら読んだ。
夏頃に小説好きな方がおすすめしていて、中国のSFって…と思って読んでみた。好きなジャンルかというと、星新一とかアシモフとかの感じしか読んでないのでハードだなあ…と。
変に書くとネタバレしそうなのでふんわりと。
最初に読み始めた頃の革命の描写から巻末までの展開は、全く予想できない。途中でなんでこんなことになってしまうんだという突拍子もないベクトルへの飛躍があります。SF慣れしてないからかな…。
SFだからかもしれないけれども、もう少し登場人物の心の描写があってもいいと感じたところがある。でも、重大な決断というか、人間がなんかやってしまう時って、説明がつかない時があるから、それでもいいのかな。そういうものかもしれないと思った。それが本当かもしれない。そうなっていった後の結果から感じることでもいいのかな。
出てくる団体や思想に関しては、今あるものをパロディ化したものはあまり感じられなかった。リアルに似たものがないと逆に、国や団体に所属するということ、思想を持つということについて客観的に考えられる気がした。今の私たちの世界という手垢がないからかな。中国という国で創作するということの副産物だろうか。
面白いところがどこか書きたいけど、ネタバレにしかならないのでもうやめておく。
続きが読みたくて英語版に手を出そうかと思ったけど、物理系の単語とセンテンスを正しく理解する自信がないのでやっぱり日本語版出るまで待とうかなと思っている。後、読み出して他のことが手につかないと困るというのもある。
日常のものの見方を一変させられる体験がしたかったらご一読を。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.236:
(5pt)

ストーリーの構成が良い

非常に面白かった
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.235:
(5pt)

良い買い物

最近の人気発刊本を中古で入手ラッキー
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.234:
(5pt)

侵略者にも理由がある

壮大なスケール。

 という手垢でベトベトになった陳腐な言葉が、実に似つかわしいと言わざるを得ない本作。
 名作は人から語彙力を奪うよね。
 読了後「これすげえおもしれえ」とかジャンプを読んだ小学生くらいの感想しか出なかったりして。

 少々難解に感じたというレビューも散見されたので読み方のコツを少々。

 まず人名だが、ルビに構わず日本語読みを徹底した方が楽に読める。人物表を手元にロシア文学のニコフ達と格闘する事を思えば、漢字で書かれた人名なぞは楽勝である。

 科学知識に関しては、ふんわり理解すればよろしい。多少わけわかんなくても問題なく楽しめる。もちろん中学物理程度の素養は必要だが。CERNが何か、どういう事をしてるかとかその辺をぼんやりとでも知っていれば充分。なんだそりゃと思った人はネットで軽く調べるなりダン・ブラウンの「天使と悪魔」を読むなりしてほしい。

 難しくて理解できない部分は多少すっ飛ばしても問題ない。技術の中身は良く分かんなくても、それで何ができるかは分かりやすく書かれているからだ。テレビが映る原理は分からなくてもテレビを観るのに支障はないのと同じ理屈だ。

 文化大革命。
 これを知ってるかどうかは序盤の読みやすさに関わるので、歴史用語よりはちょっぴり踏み込んだ理解があるといいかも知れない。
 金持ちや知識人を見つけては三角帽子をかぶらせプラカードを首から下げさせて面白愉快な恰好をさせた挙句にボコって殺してたアレね。それをやってたのが紅衛兵。紅衛兵を焚き付けて操ってたのは毛沢東だったはずなんだけどね、完全にアンコントロールに陥ってしまいには紅衛兵を軍で制圧して農村に飛ばしちゃったという。

 三体問題に関してはその名を聞いたことしかなくて、アイザックのせいで発展しなかった複雑系って奴だろってなくらいの雑な理解しかない俺でも大丈夫なくらいなのでこれも問題なし。

 という事で、難しいそうとかちょっと取っ付きにくいと思ってる人もいるかも知れないけど、気楽に手に取ってもらって大丈夫、なんじゃないかな。

 ちゃんときっちり理解しないと置いてきぼりにされてわけわかんなくなるってタイプの本じゃない。よー分からん物理用語とか出てきたら、ざっくりこんな感じかな、で読み進めてよろしい。翻訳も非常に素晴らしく読みやすい。

 閑話休題。決定的なネタバレにならないように慎重に筆を進めるが、筆が滑ってごめによって事もあるので未読の方はこの辺で。

 宇宙の人ってなんで地球を侵略したがるのかしらとか考えていたりもしたが、宇宙人が何を考えているかなんてのは分かりようがないとかいうような事を100ページ使って言い訳してたり、狂暴だから以上みたいなざっくりだったりするのだが(別にそれが悪いとは言わないが)この小説では明確で合理的な理由が描かれている。

 またこの一作目には二作目で一人の面壁者が出した「解」への手がかりがきっちり書かれている。
 わけの分からんVRゲームとか超常現象的な事が起きたりとか、いくつかの謎が序盤で出てくるわけだが、最後まで読めば誰が何の目的で作ったか、そしてその費用はどこから出たか、どのようにしてその現象が起こったかとかがしっかり分かるようになっている。
 謎が謎のままほったらかしにされて消化不良を起こす事はない。

 という事で、俺が今思っているのは「今この作品を読んだのは幸運だった」という事である。
 なぜなら、あと半月もすれば三作目が出るからだ。

 速攻で上下巻を予約注文し、届いて読み終わるまではうっかりネタバレの散弾に被弾しないよう注意しながら生きていこう、そう思ったわけなのである。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.233:
(5pt)

序盤の文化大革命のパートだけでも読む価値があった。そして現在の中国の”専制政治”に対する冷静で力強い考察が作品を通して語られている。

登場人物は架空の人物ですが、文化大革命で実際に何が起こったのか、それらは決してフィクションではなく、集団の狂気、狂気の連鎖が如何に残酷か、その残酷な渦中に置かれた多くの人間の無念、志半ばで死と直面させられる人々の無念が読者に痛烈に伝わってきます。
中国で実際にこのような悲惨な出来事があったということ、この過ちを二度と繰り返してはならないという著者のメッセージが伝わってきました。

現実世界では現在、中国と西側諸国との対立が激しさを増していますが、この時期にこの作品を読んでいると皮肉の混じった不思議な気分に包まれます。
なにしろ、2021年現在の世界における中国の状況と奇しくもシンクロしているからです。
文学性を伴って政治思想的に際どく言及している部分が作中に多数あり、作品発表当時に中国共産党政府がこの作品に許可を出したことに少し驚きます。
この作品が世界各国の多くの人々によって読まれており、理解を得られているのであれば、混乱を増している現在において一つの救いになると思います。
全編を通して直接的間接的に語られる作者の主張や訴え、人間としての考え方・在り方について、とても共感できました。そして、それが現在の中国国内で受け入れられているのであれば、それは非常に良いことだと思います。
中国からこのような作品が生まれたこと、中国国内でこのような作品が公開できたことに驚きます。
この作品が発表されて15年近く経ちますが、その存在意義は発表当時よりも非常に高まっていると思います。

(以下一部ネタバレ)
個人的に好きなのは、ジョン・フォン・ノイマン指揮のもと、3千万の兵士によって構成される人列コンピュータが稼働する場面でした。それを「秦一号」と命名するのが面白い。

また、物語の終盤で明かされる「智子(ちし)プロジェクト」の全貌が想像のはるか斜め上をいっており、本作のSF要素の最大の核である同時に、現実世界における高度な監視社会を連想させる恐ろしい存在として読者に迫ってきます。

作中の三体文明はおそらく現実世界の中国をモチーフにしているのでしょう。著者は、現在の中国が専制的な政治システムを取らざるを得ない歴史的、地政学的背景に一定の理解を示しつつも、
今後の地球において如何に責任と信頼のある国として中国が他国と共存していくべきなのか、作品を通して血の通った文学性を以て力強く語りかけてくる作品でした。

多くの方々の書評でこの作品はエンタメ性が凄いとありますが、実際に読んでみるとなるほど場面描写のテンポが良くて、情報量も多く、まるで1本の映画を鑑賞するように最後まで楽しめました。
おすすめです。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.232:
(4pt)

100ページくらい読んでやっと朧気ながら形が見え始めハマりかける本。図書館で借りた。

初めの50ページくらいは全く全容が見えない。
あと中国人名が書かれた全ページにルビを振って欲しい。読みづらい。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708

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