■スポンサードリンク
三体
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
三体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全366件 181~200 10/19ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
SF小説はほとんど読んだことがないが、これはすごい。 小説の中に入り込んで、ハマってしまった。 ヒューゴー賞受賞、オバマ元大統領が愛読していたことや、2100万部の売上を記録した著書であることを実感。 ダイナミックなスケールに圧倒される。 物理学の理論がふんだんに登場してくる。 このストーリーは文化大革命から始まる。 希望とノスタルジーを感じさせつつも、脅威が重くのしかかってくる。 三つの太陽を持つ異星のVRゲームの取り入れがユニーク。 難解ではあるが、脳をほぐしながら、読み続けるスピードは加速していく。 そして、10億ドルのドラマ化はぜひ見たい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
三体はこれだけのボリュームで序章にしかすぎないのか⁉︎ 序盤は「退屈なストーリー。我慢して読む」。中盤からは「クライマックスに繋がる過程。面白くはないが我慢するほど退屈ではない」。終盤は「え?クライマックスなんだろうけど、盛り上がりが…」 ただ、三体を読み上げて、すぐに三体Ⅱ上下をポチりました。 これから三体Ⅱを読みます。どんな展開になるんだろう〜。 三体Ⅱ上下に期待を込めて、星5としました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初はなかなか難しいかと思いきや、一気に読み終えました。早く次の翻訳出版お願いします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読んでてつらいとか、前評判ほどじゃないと思っている人も多いと思います。 2部がとんでもなく面白くなるので頑張りましょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
VRのゲームが出てきた辺りではなんのこっちゃと思っていたが、 とにかく面白い物語を作ろうという執念のようなものがそこかしこに迸っている。 科学や物理の学問的話が出てくるが、ちんぷんかんぷんである。 しかし、それでも面白く読めてしまった。 宇宙に人の知能を超える生物がいたら…。いつの時代もこのテーマで紡がれる傑作小説がある。 VRという現代性をうまく出した本作は、間違いなく今の時代の宇宙人コンタクト小説であろう。 地球よりも過酷な環境で、もし生き永らえた生物が宇宙にいるとしたら、それは人間を超える知能を持っているかもしれない。 過酷な状況をクリアすることで、知能やテクノロジーは飛躍的に伸びるのだろうから。 そしてそんな生物が地球を見つけたら…。まぁ、侵略するだろうな。 そう考えると、地球で起こっている資源の争いにまつわる戦争が、対宇宙でいつか起こる可能性もあるのだろう。 死ぬまでに一度はそういった大スペクタクルな事象に遭遇してみたいなぁと思ってしまうが、やっぱり怖い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
話題になってるだけはある。読んでみるべし。 第二部も気になります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
評判通りの大傑作です。特に、独特の世界観が 気に入りました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
劉の世界観と世界平和希求の先がどうなるのか結末が楽しみ。本書を面白いと感じる人は、国際紛争はどうしようもない、異星人でも襲来しなければ人類は団結することはできない、に頷ける人種だろう。そんな解決法を夢想した政治家や経営者等にはウケは良いだろう。 劉のテーマは二つ。 一つ目は中国人民の癒しで、これが隠れた真の目的。本書は文化大革命の復讐を異星人の侵略に頼むということから始まる奇妙奇天烈なお話し。中国では誰かが書き、遺された人々を癒さなければならないことだった。中国で本書が売れた理由でもあろう。 二つ目は世界と人類に対する不安。 劉は、祖国が世界経済にデビューする前に生まれ、高度経済成長している国を経験して、政治経済で各国と軋轢を生じさせている現在を憂いている中国人。批判の対象は世界人類だ。「人類が道徳に目覚めるとしたら、それは、人類以外の力を借りる必要がある。P29」この一言が表層を貫く主旋律だろう。虚構の影にこの主張を横たえ、21世紀前半のアジアの大国の空気を小説化する。描かれる虚構は面白すぎるが、劉の主張を読み解くのも面白い。 展開は巧みで伏線が次々回収される。三体星人に地球を売るには余程の動機が必要なため文化大革命を利用し、タンカー輪切りのためにマテリアルの科学者を登場させ、三体星人世界の景色を読ませるのにVRを地球人に事前に見せておいて描くなど。本書のみで完結している。 21世紀中期は、人類は劉の想定と別の発展を辿り、道徳には良し悪しの二面性があり、我利我利いがみ合い乍ら生きて行く、それが解決策で、そういうものであろう、その中で生きて行きましょうや。作中「人間のすべての行為は悪・・・」と言っていますよね、小説上の逆説ですが劉さんも分かっているじゃあないですか。 本作品は、人民は「国家」の下の平等を与えられ、「国家」が法を支配する歴史の国では理解しやすい作品だ。米国では起こり得ない事件が当然と起こる国の国民である劉の発想が、恐怖を煽るSF作家に相応しい。 小説的には、戦後からずっと外の権力に忖度して息が詰まっている日本の作家には劉の手法は希望の灯火に違いない。 なお中国名にすべてルビをふれば、読み易く日本人はより親中になれたのに、一寸残念。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中国のSF小説って、あんまり面白くないだろうと思った。中国国内で、3部作で2100万部も売れている「三体」を読んでみた。最初のところで、文化大革命の紅衛兵の追求集会の場面が出ていることに驚きだ。少なくとも、臭いものに蓋をするという中国で、よくぞ書いたと思った。理論物理学者を、紅衛兵や学者である妻が、一般相対性理論が観念的だとか、ビッグバンをいうと、神の存在を認めるのか?と追求する。結局は、その公開討論で、理論学者は死にいたるのである。その娘/葉文潔が、この物語の主人公となる。下放されている時に、レイチェルカーソンの沈黙の春を読み、共感した友人にはめられたりする。中国は、密告社会なのである。 ナノテクノロジー研究者の汪淼が、重要な役わりを果たす。VRによって、中国の時代を遡っていく、世界の哲学者や学者が登場する。確かに、VRを使うことで、時間は無理なく、過去にも未来にもいけ、本来会えない人にも会える。このVRの特徴は、かなりの時間のシーンが見れることだ。とにかく、いいとこ取りを全てしてしまうところに、この物語の編集のうまさがある。 物理的法則は、時間と空間を超えて不変であるはずが、不変ではない実験データが出ることによって、物理学は存在しないと遺書に残す科学者。応用部門ではなく、基礎理論の物理学者が、自殺していく。一体、何が起こっているのか?という中で、太陽が三つある世界が登場する。全く、太陽が出ない乱紀と太陽が出る恒紀。ある時は燃えつくされ、ある時は凍りつく。そして、人や植物は脱水して、生き延びる。仕掛けが、面白い。そして、スリリングに進んでいく。結局は、地球外生物との交信と、地球の人々がおごり高ぶっているので、地球外生物に助けを求めることに。最も簡単に殺したり、殺されたりするので、長い歴史や激変の中で、ありうる話として処理される。 驚くべき、要素と構成に、圧倒された。ふーむ。中国のSFも面白いのである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
内容ももちろん素晴らしかったですが、翻訳がこれまた素晴らしい出来だと思いました。 完全にストーリーの中に入り込める! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中国文革と、地球外知的生命体とのコンタクト。全く接点のない設定なのに、ぐいぐい引っ張られます。史強さんのキャラが、中国というより、ハリウッド映画に出てきそうで、立ってます!二作目の翻訳待ちきれないから、中国語版トライするかな? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私はSFが大好きで、見る目も肥えている自信があるのですが、本作は本当に良かったです。 詳しくはネタバレになるので書きませんが、いずれこの本に描かれているような思想が(特にエリート層で)流行し、本当にこの本で描かれるような世界が実現する可能性があるとも思います。 非常にわくわくさせてくれる本でした。傑作だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新世界 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
歴史、科学技術、VR…。人物描写も確かで、中国ならではの思想と技術、学者の関わり方などについても参照しつつ、最終的には未知との世界とのコンタクトを描く大傑作。ヒロインの造形も個人的には魅力的で、SFにはまだまだ豊饒な世界が残されていると知る。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
壮大なスケールのSF。 こんなに面白いSFは久々です。3部作の2部、3部の日本語訳が待ち遠しいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自国の政治的な要素も躊躇なく描いているし、日本のSFアニメの名作の数々を読んでいるような深い妄想力も感じられて一気に読んだ。むかしスティーブンキングのitを読んだ時のようなじわじわ感(主観です)、終盤にかけて、徐々に色々な事が明らかなるスリリングな展開が一番わくわくした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
J・P・ホーガンの星を継ぐものを初めて読んだ時のような、知的な香りと高揚感を味わいました。基礎理論の基礎の話なので、科学考証のところがまず面白い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中国の歴史、物理学、天文学、VRゲームなどのワードにピンとくる人はもちろん楽しめるだろうし、そこらへんのワードが全然ピンとこない私のような人も夢中になって読みふけってしまうSF小説。大史かっこいい。 原書の中国語版はもちろん、英語版もシリーズ完結の3巻まで刊行済。日本語版はまだ1巻のみ。2巻、3巻はもっとボリューミーらしい。 もうすぐ2巻が発売予定。待ち遠しい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中国発のSFと言うことで妙な政治的配慮だの美化だのが山盛りかと思いましたがそんなことはなく、どちらかというと現実感を補強するため中国の歴史・政治的な背景を上手く利用しているように感じました。 また諸々の技術的な話も細かい点で誇張を織り交ぜたりはしつつも大きく道を外れることなく話が展開し、特に主役の一人である超強度ナノマテリアル開発を行う教授と軍隊上がりのアウトロー警官との反目から一転コラボレーションへの顛末はかなり読ませます。 そして後半。いきなり技術的考証はとりあえずそっちのけで、映画化された際にはきっとCMで流れまくるだろうなと思われるド迫力シーンの連続(笑) 詳細は控えますが、巨大タンカー薄切りやら智子ちゃん製造など数々の「細けえこたぁいいんだよ!」が登場するものの、おそらくこの辺は著者も折り込み済みでこれらをぶち込んでも世界観が崩壊しないための土台として前半重苦しい歴史的背景を用いたのだろうと思います。 6月18日に次の「三体2 黑暗森林」の日本語版がリリースされますが、中国住みなので待ちきれずに先に中国語版を購入してしまうかも・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
以前から話題になっていて気になっていた作品。 中国人作家によるSF自体初めて読んだが、想像以上に面白かった。 物語は文化大革命時代の中国から始まる。 物語は ・凄惨な知識階級の迫害により、父を殺害された葉文潔が巨大なパラボラアンテナを備える軍事基地に送り込まれる話。 ・ナノマテリアル開発の応用物理学者である汪淼が「科学フロンティア」の活動に潜入する中VRゲーム「三体」に興味を持つ話。 の2つの軸があり、それがやがて一つに収斂していく。 科学フロンティアに関わる科学者が次々と現実に絶望して自殺していく謎に対して、汪淼が少しずつ核心に近づいていくあたりはサスペンスとしての面白さがある。 端的に言ってしまえば、地球外文明とのファーストコンタクトモノ。 話の進め方としては非常にドラマチックで、謎が謎を呼ぶストーリー展開は非常に引き込まれた。 知っているようであまり知らなかった文化大革命時代の中国文化、政治体制についても触れられており中々興味深く、本書を読みながらつい文革自体の中国情勢について興味を持ってしまった。 ただ、肝心の「三体星人」の文化というか政治体制が地球と大差がなくてそこにセンス・オブ・ワンダーは感じなかった。 全三部作の第一作目ということで続編もあるようなので楽しみ。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!