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時空旅行者の砂時計



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【この小説が収録されている参考書籍】
時空旅行者の砂時計
時空旅行者の砂時計 (創元推理文庫)

時空旅行者の砂時計の評価: 3.80/5点 レビュー 25件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.80pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全25件 21~25 2/2ページ
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No.5:
(3pt)

どきどき感のない残念な作品

本格とタイムパラドックスを組み合わせた禁じ手だが、この種のハイブリッドは先年の屍人莊から解禁になったようだ。作中でも明言されているようにフェアな語り口で、整理もされていて、読みやすい。だが、読ませるという迫力に徹底的に欠ける。何しろ殺人鬼が殺しまくる中、災害のタイムリミットが迫ってくる。はらはらドキドキが極まるダイハード感が自然に湧き起こるはずなのに、妙に平穏なのだ。最後の犯人当てもこの人だろうと思った人で終わった。非凡な設定なのに極めて凡庸な出来に終わった残念な作品だ。
時空旅行者の砂時計Amazon書評・レビュー:時空旅行者の砂時計より
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No.4:
(5pt)

ミステリー

スマホを見てたら、この本
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4488025625
No.3:
(5pt)

本格推理+SF小説に衝撃。日本のA.ベスター誕生

始めは横溝正史の金田一耕助シリーズの様なおどろおどろしい怪奇ミステリーの味わいでスタート。別荘で繰
り広げられる連続猟奇殺人事件である。主人公は2018年の現在から1960年にタイムトラベルした雑誌ライター
で、何故彼が主人公になったのかの理由や、タイムマシンである砂時計のメカニズム、マイスター・ホラーの謎・・・等々SFというよりファンタジーに近いという印象。

 ところが、物語がスタートすると俄然本格ミステリー色の濃いものになる。一行進めば登場人物を確認した
り、また一行読んでは家系図や別荘の見取り図を参考にしたりで、なかなか前進できない。これも本格推理の楽
しさなのかもしれない。と同時にファンタジーからダイナミックにSFっぽくなる。例えばタイムトラベル上の各
種規制をくぐり抜けながらも密室殺人(或いは不可能犯罪)が成立する。ミステリーファンやSFファンの問題解
決欲求をいやが上にも刺激する。

 241ページ。必要な全ての条件が整った上で、読者への挑戦状が提示される。読者はSF的シチュエーションを
理解しながら推理しなければならない。
 SF/タイムパラドックス+本格ミステリーの醍醐味を十分に堪能できる作品です。
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4488025625
No.2:
(5pt)

後味よい時空旅行ミステリレビュー1編を記す。

独自タイムトラベルのルールを読者が学習しなければならないのがちょっと面倒。
しかし、未来のタイムマシン人工知能さんと、別のタイムマシンに一体化してしまった天才理系悪女さんが、過去の世界で、善玉悪玉の人間を操って、または、善玉悪玉の人間に協力して、華麗なる対決を繰り広げるという趣向はベリ面白かった。
ミステリの内容は盛り沢山。
何より素晴らしいのは、後味のよいこと。この素晴らしい結末は、過去の名作タイムトラベル小説のルールを破っているが・・後味よければ、すべてよし。
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No.1:
(5pt)

タイムトラベルミステリ

本格ミステリ好きにはおすすめ。最近の鮎川賞はどれも個性的だ。
タイムトラベル設定に慣れるまですこし戸惑ったが、特に後半は一気読みだった。
クローズド・サークル、館、読者への挑戦までもが出てくるので、本格ミステリにどっぷりと浸かれて満足度が高い。特に読者への挑戦で個人的に盛り上がってしまった。
SF設定が物語やトリックにがっつり絡んでいるのも新感覚でいい。次回作にも期待。
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