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(短編集)
いけない
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いけないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全121件 81~100 5/7ページ
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なかなか、謎がわからない。 それぞれ異なるストーリーが重なって、答えが出てくる。地図がさらに重なるので整理して理解しないとわからなくなる。答えが知りたくて一気に読むことができるが、なぜそうなるかが良くわからなかった。 | ||||
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道尾さんの作品はいつもプロやファンの評価が高いので、私も釣られて読んでるんですが・・・。どうも毎回、しっくり来なくて。実は本作もそんな感じでした。何か新しいことに挑んでいるのはわかるんですけど。 形式としては連作短編集というやつですね。それぞれの話はバラバラなように見えて、実は相互に関連していて、最後にそれらが見事に収束・収斂する。作者はそんなのを目指していたのだと思います。 年間ベストテンに選出されるなど、本作の評価は高いです。この事実からして、作者の意図は成功してるんでしょう。でも私は何だかしっくり来ない。特に、第三章は最後まで読んでもどうして水元が死んだのか、いまだにわけがわからないんですよね。 あと、81ページの最後のパラグラフ。「男の力であれは」は、「男の力であれば」の間違いでしょう。明らかな誤植だと思います。 | ||||
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あまりにもテレビで絶賛していたので、久しぶりに紙で読む小説を買いました。いつもは、amazonで買った電子書籍で本を読んでいます。読後の感想ですが、各章の最後は、やはりひねりがあり概ね良かったです。しかし、一番最後は、大どんでん返しがあるのかと思って期待が大きかっただけに、こんなものかと思ってしまいました。良い作品ではあります。そこで、マイナス☆一つです。先入観なしに素直に読んでいれば、とても面白い作品だと思います。 | ||||
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多くの方が、本作品の考察記事をブログ等で公開されています。それらを使って答え合わせをすることで、読了直後よりも本作品の印象が大きく変わりました。気付かずにスルーしてしまっていたヒントの数々。これは小説というよりはパズル、脱出ゲームにチャレンジしたような感覚になります。 本書だけでそこそこ正解に辿り着けるように、挿絵や写真を導入されたのではないかと思いますが、第2章「その話を聞かせてはいけない」はそれでも難しい。今もなお、解けていないパズルをあちらこちらに残しているようで、もう少しスッキリしたい気持ちにはなります。 第1章「弓投げの崖を見てはいけない」のメインのトリックについては、正直あまり好きではありません。まるで、撮影用のカメラが入っているのに、特定の人を徹底的に画角から外しているかのようで、不自然です。しかし、本作は「物語の中の人たちと一緒に謎を追う話」ではないので、読了後にはそれも腑に落ちています。 | ||||
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読み始めて、(架空の)蝦蟇倉市を舞台にした各作家のリレー形式のアンソロジー「蝦蟇倉市事件1」をベースにした作品だと分かった(この時は道尾氏の失策を次の伊坂氏がカバーしていた)。第一章~第四章という構成だが、時系列順の連作短編集と思って良い。第一章はその失策をリカバリーしようとした復讐戦らしいが、同じ設定で同じ失策を繰り返すとは余りにも情けない。また、担当刑事が被害者遺族の元恋人(この設定も酷い)でなかったら、事件は一目瞭然という構成も拙過ぎる。 第二章はガラリと作風が変わる。中国から蝦蟇倉市へと両親と共に渡って来た珂(フルネーム馬珂)という少年の極限の孤独を呪術的に描いて初期の作風を想わせる好編。第三章も作風を変えている。蝦蟇倉市に詳しい方にとってはお馴染みの宗教法人「十王還命会」を巡る事件だが、密室トリックの事件捜査というよりは、「世の中には知らない方が良い事もある」という訓戒・諦観を軽い伏線込みで描いてマズマズの出来だが、これではキリがないのでは。第四章は締め括りの積りで書いたのであろう。「街の平和を信じてはいけない」という題名とは裏腹に「平和」への祈念を描いた掌編で、これを珂とその唯一の友人の2人の子供の言動を通して訴えている点がミソであると同時に、何だか甘くて締まらない短編集だなぁ~という思いを抱かせる微妙な作品。第三章の懸念も当ってしまった。 アンソロジーでの失策が余程堪えたのであろう、蝦蟇倉市を舞台にしたリターン・マッチだが、正攻法の短編は失敗し、初期の異界風の短編は奏功するというチグハグな出来。リターン・マッチにしては各編の練りが足りない駄作だと思った。 | ||||
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各章の最後に「絵」がついてますが、 ついてなくても楽しいし、というか、成立するし、 でも、絵があることで、世界がひっくりかえる面白さがある。 ただ、 この仕掛け以上に、道尾秀介さんの文章が美しくて、せつなくて、静かな情熱があって、いい。 | ||||
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(ネタバレ注意) 殺人の扱い方が雑と感じる。 盲人や子供に健常な大人がかくも簡単に殺されるか。また、3章の殺人も独身寮には住民が他にもいるだろうな誰も目撃者はいなかったのか、等々。 アイデア勝負の作品だからそれを指摘すると野暮ということなのかも知れないが、どうしても引っかかり満点はつけられなかった。 張り巡らされた数々の伏線の効果はお見事です。 | ||||
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面白いと話題になっているからか期待し過ぎたようです。 ハードで買わなくても文庫になってからで良かったかな…。 謎は解けますが、だからなんなんだ?というモヤモヤが残ります。好き嫌い分かれそう。私には合いませんでした。 | ||||
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「騙されては、いけない。けれど絶対、あなたも騙される。」驚愕度・完成度を大幅更新する衝撃のミステリー! この作家さん初読みです。文章は思っていたより読み易かったです。各章ごと脅かされ最後には伏線がまとまる。若干モアモア度が残りますが… | ||||
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久しぶりに道尾ワールドにハマった。何気ない伏線に踊らされてステレオタイプの思い込みに、気づいたときにはもう頭が翻弄されて感激、これでもかという気付きの心地よさ。 ネプリーグでは可愛い顔して出てくるのになぜこんなストーリーを思いつくのか。 正直言ってネットでネタバレ解説読むまで全く分からなかった。完全に向日葵を超えてる、やられた感 | ||||
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道尾秀介の、読んでるうちに不意に薄気味わるく寂しくおぞましい日の射さない世界が垣間見えてくるような、精緻でジメジメした作風が大好きで、「向日葵の咲かない夏」や「鬼の足音」が好きなんですが、その系列の新たな名作です。トリッキーな面白さとアイデアに満ち満ちた、ほんのり薄気味悪いミステリ連作短編集です。特にラストのさし絵の仕込みはほんとにサービス精神抜群。「向日葵の咲かない夏」が面白かった層には間違いなく推せます。そして、若干理不尽な読後感の良ささえある、じつに読みやすいエンタメ小説です。推せます。 ただ、「ラスト1ページで全部がひっくり返る」というのはちょっと不正確なアオリで、この宣伝文句で「向日葵」や「十角館」みたいなのを期待して読んで肩透かし食う人がいそう。ラスト1ページというよりは、最後の方にトリッキーな展開を仕込んである短編集、という感じで、ラストにオマケのように付け加えられたトリックを補完する写真や絵でゾワゾワニヤリとできます。そして、各章は同じ町の物語でつながりがありますが、基本的に単独の物語であり、最終章でそれをひっくり返したりするわけではありません。最終章はちょっとニヤリとさせられるエピローグくらいの位置づけです。 しかし1章の関係者はともかく、3章の犯人と山内くんはヤバすぎてちょっと野放しにしてほしくない(笑 | ||||
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テレビで紹介されていて、家族が珍しく読書に興味を持ち久々に本を読みました 個人的に作者がこの本で何を伝えたいのか意味がわからず 読み手に委ねてもいいですが、闇と作者の自己満足の作品に感じました。 スッキリ読み終えたいタイプなので 自分にはあいませんでした。 | ||||
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週刊文春と新聞の広告があまりにも面白そうだったので読んでしまった。 名前は存じ上げないが、この作品からあれだけそそられる広告を作れる人はまさしく天才としか言いようがない。 10年以上前「ひまわりの咲かない夏」という作品を読み、もう読むことは無いだろうと思っていた作家の作品をわたしの手に取らせた。その訴求力恐るべし。 この広告の作成者に頼めばどんな小説も50万部ぐらいは余裕だと思う。出版不況に関係者が喘ぐなか、偉大な才能の出現を称えたいと思う。 一応言っておくけどちゃんと理解してると思うよ。全員○○だけど○○されないってことでしょ。だから?ってしか思わないけどね。 | ||||
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評判が良すぎたので、期待しすぎました。短編なので、その点もあっさしていて、心に残りませんでした。 残念です | ||||
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ちょっと主観的になっちゃいますが、大変読みやすい文章です。わかりやすいです。 さて、他の方もメンションされてましたが、「だまされる快感」とか、「何度も読みかえす」なんてことはありませんでした。そんな文句いらないよぉ・・・。 私もまだ途中までしか読んでませんけど、各章の最後の図は、きちんと読解し、想像力を働かせて読めば、普通に思い描く情景です。私は最後の図を見たときに、ただの挿絵にしか思えず、「え、だからなに?」と思いました。 文章で書いてあることをわざわざ図に描いただけじゃ?と、かえって悶々としました。 変な「文句」のせいで、せっかくの面白い作品が、期待値が高すぎて半減しています。 もう少し丁寧に読んでみようと思います。ありがとうございました。 | ||||
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竹梨刑事は、警察組織で、生きる資格無い男だった。? | ||||
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話の内容は二の次で エンターテイメントに全振りしてる潔さがよかったです。 ??なところもありましたが ネットでネタバレサイト見てすっきりするのも楽しかったです。 ラスト1ページが暴き出す云々って 各章のラスト1ページってことですよね? 全体のラスト1ページと思って読み進めて、ちょっと拍子抜けしました。 | ||||
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ううん…買わなきゃ良かった、と久々に思えた本でした。先ず言うほどミステリーじゃない。ミスリードを誘うやり方はあんまりフェアじゃない気もする。そして結果、結末が何が何だか分からない。 | ||||
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どこも売り切れで、期待が膨らみ過ぎたようで、実際には、筋書きが読めた部分が残念 | ||||
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店では見つけられずにいたのが、すぐ手に入り良かった。が、内容は少し残念だった。もっと最後に起こると期待したのに裏切られた感じあり。 | ||||
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