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高い窓
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【この小説が収録されている参考書籍】
高い窓の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 41~42 3/3ページ
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1942年の作。マーロウの日常の雰囲気を楽しむための小品といった趣あり。清水俊二さんの訳ですが、田中小実昌さんのも読み比べてみたいものです。 | ||||
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探偵小説を読むのは10年ぶりくらいかもしれない。この作品も仕事がらみである。マール・デイビスの症状が興味深いことを専門誌で知り、確認作業としての読書であった。このごろ目の疲れがひどい上に、読みたくて読んだ作品ではないから、やっつけ仕事であったことは否めない。本作が絶筆となった訳者には、本当に申し訳ない読み方である。訳文はまったくの翻訳調で、主人公のマーロウはじめ、みな古い吹き替えドラマみたいなものの言い方をする。肝心の筋書きも、主人公の行くところ少しずつ順調にヒントが転がっていて、まことに直線的な運びである。よく言えば無駄がない。しかし、「世の中そんなにうまくいくものか」という気がする。作りものの(そりゃそうだ)探偵小説としては、きっとよくできち?いるのだろう。しかし、リアリティーに欠ける。論理性も甘い。こういう独特の西洋的雰囲気がたまらない、という人にはきっと魅力あふれる作品なんだろうけれど、どうも私には縁遠いようだ。残念ながら。 | ||||
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