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予言の島
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予言の島の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 21~40 2/3ページ
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今、二度目読み中です。おかげで遠野巷説百物語に進めないです。 | ||||
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読み終えたら必ずもう一度読みたくなります。二度目は全く違った印象になるはずです。 | ||||
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最近ひたすら怖いものが見たくなってしまって、本書を手に取りました。短い感想を言うと、最高です。 20年後のある日に6人の殺人が起きると予言がされた島へ、友人連れで訪れた主人公一行。奇しくもその日は台風が上陸し、主人公一行は閉鎖的な田舎の島へ滞在して脱出できなくなる。 予言をした霊能者はこの島の山には怨霊がいるとし、この島でのロケをキッカケに体調を崩して命を落とす。島の宿には至る所に「くろむし」とよばれる木炭の彫り物が置かれ異様な雰囲気が漂う。 随所に土俗的な気味悪さがありおすすめの一作です。 予言します。ここから先のレビューではネタバレがあるでしょう。まだ引き返せます、この本はネタバレを知らずに読んでみてもらえませんか? お願いします、後生ですからネタバレ無しで読んでください。 久しぶりに本で読んでよかったーーー!って思える作品。いわゆる、叙述トリックものはどうしても映像化が難しくなってしまうので。有名すぎるから名前出すけど、未だにハサミ男や殺戮に至る病は映像化されていないもんね。 今作、最初は山の怨霊やらくろむしやら不気味なものたちは土俗ホラーかな?と思わせながら、まさかの社会派サスペンス。残業廃棄物による毒とそれを隠蔽する島民、木炭は臭い消しと理にかなった説明。でも、謎解き編が始まってまだページは六割ほど。あれ、謎解きパート多くね?って思ってからまた物語は動き出す。 主人公一行は男3人旅かのように描かれているけど、その実男3人プラス母親の4人組。しかも、結構な割合で母親が喋っていることが明かされる。。。不意に誰がしゃべっているのかが分からなくなり読みにくいなーと感じたり、仕切りに4人を強調していたりするから変だなぁと思っていたのであの違和感がこれか!と。。。こちとらこれは民俗系ホラーだと思って読んでるので、そんな展開予想していないよと、一冊の中で二度美味しい作品。 作者としては勝手なイメージで田舎の因習に憧れる人へのアンチテーゼ的な意味も込めた本作とのこと。確かに、勝手に田舎なら変なお祭りとかあって欲しいって思うもんね。その裏には大体何か現実的な意味があるものだと身につまされますね。 あー、面白かった!ネタバレ無しで読めてよかった! | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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第一章から文章に違和感があり、その違和感が、章を重ねるごとに大きくなっていきます。 澤村伊智の作品は、これまで何作も読んできましたが、文章に対して違和感を持ったことはこれまでになく、地の文と会話文の繋がりなど妙に不自然です。 仲の良い友達どおしの会話なのに丁寧語でしゃべり、「どうぞ」と言ってドリンクを渡したり・・。 淳の性格設定にブレがありもう一つ感情移入できなかったり・・。 「どうしたんだ澤村伊智!ちゃんと推敲したのか?こんなに酷い文章を書く作家だったのか?」 と非常に残念な気持ちが最終章まで募ります。 ところが、最後の最後でやってくれました。 なんと、そうきたか。 「もう一度最初から読み返したくなる」との売り文句に納得。 本書の結末が分かったうえで、最初から読み直すと、文章が酷いと思った箇所が、すべて腑に落ちるのです。 あえて違和感を読者に味あわせ、ラストでガツンと種明かしをする。 ミステリー小説において犯人や結末が分かってしまうと、再読する楽しみが減りそうなものですが、本書に限っては、読者をミスリードする作者のテクニックに感心しながら読む二度目の方が面白く感じます。 小説ならではの設定と言えることから、本作をそのまま映像化することは無理でしょうね。 | ||||
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友人に勧められ購入して読破しましたが 一週目序盤の時点でなんとなく違和感を感じ、中盤ではこの小説のトリックに気づいてしまい ラストは「ああ、やっぱり・・・」って感じになりました。 でも、やはり澤村先生の文章って人を物語の世界に入り込ませてくれますね! 文句なしで面白かったです。 感想としましては、決してホラー小説ではないと思いますね この物語の真のテーマは「呪縛からの卒業」 登場人物の多くは”何か”に逆らうこともできず、縛られて生きている人たち その結果、余計に奪われてしまった命が6つ・・・ 現実を生きる私たちにとっても、決して他人事ではありませんね 「呪縛に囚われたままではいけない、勇気をもってふり切れ!」とエールを貰った気分になりました! | ||||
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些細なところに伏線があり、終盤にどんどん繋がっていくタイプのミステリ。比嘉姉妹シリーズのファンですが、こちらも面白い作品です。 再読率200%というオビを見て、ミスリード系だろうなと注意深く読み進めていましたが、あの結末には気付けませんでした。怖い。 予言は的中し、再読しました。 | ||||
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「めっさ雰囲気でとうやん」瀬戸内の孤島、山に棲む怨霊、遺された予言…言霊の力は霊能者の託宣や、ブラック企業のパワハラも、過疎化した地域で肩を寄せあって暮らす集団の意思すらも鎖となって心を縛りあげる。そして現実となって襲いくる死の手からの逃避行「けどなんでやのん帯で、うとてる二度目はホラーて? 」京極・三津田と作中で言及される作者名に結末の種が知れるが、結局廻り廻って怨霊の実在をほのめかす結末とはならない。そう殊能将之『ハサミ男』しかし、そう割り切った後で、あの解説が心にささくれを生じさせるのは何故だろう? | ||||
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澤村伊智さんの作品が好きで買い漁って読んでいます。 今作も面白かったです! 最初から感じていた違和感も、最後まで読むと「そういう事か!」と、驚きと納得。 ホラー要素と謎解き要素、人間の闇と優しさ、考えながら読んだつもりでも、 もう一回確かめるために最初から読みたくなります。 | ||||
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わかりません。まだ心がざわめいていて。 もう一度読みます。澤村伊智先生はいつもこちらの何枚も上手をいってしまうので本当にすごいし恐ろしいです。 | ||||
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初見で通読してから2回目に読み返すほうが「うわっ!キモチワル!」ってなりますね。 この作品は「うーん、これは映像化はできないよなあ・・」とは思いますね。 もし映像化して、○○の後ろから☓☓が一緒に歩いてきたら、バレバレですからね。 | ||||
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参考文献を見て、「ああ、あの系統か」と思い、だまされないように気をつけて読みましたが、見事に騙されました。 ただ、騙されっぷりの快さという意味では、元ネタのほうが意外性とそれを成立させる納得感があって、上だったように思います。 大ネタだけで勝負すると分が悪いかもしれませんが、呪いの真相、そこから生まれるさらなる悲劇といったストーリーの面白さはかなりのものだと思います。 ほかの作品も読みたくなりました。 | ||||
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澤村伊智さんの著書が好きで何冊も読んでいるので、高名な霊能者「宇津木幽子」→「霊子」というラインがこの物語の鍵を握っており、活躍するのだろうと勝手に解釈して読み始めたのは、「霊子」の登場シーンや出で立ちが比嘉琴子をイメージさせていたからだろう。この点が覆されたのがまずひとつ、そして次から次へと自分の描いていた物語が覆されていく感じが面白く、そしてラストシーンへ繋がっていき、これまで物語に出ていた伏線がひとつひとつ繋がっていく。う~ん流石です。 | ||||
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「来る」の映画を見てファンになったのですが、回を増す度に手段を択ばない 読んでいる側を楽しませる思考の豊富さに毎回、驚かされています。 呪いの噂がある島に、仲良し3人組が挑む話しで、シュチュエーションも個人的に大好きでした。 | ||||
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ホラー小説風ミステリーと言うか、ミステリー小説風ホラーと言うか…。とにかく驚きのラストでした。 何を言ってもネタバレになりそうなので…。 かなり面白かったです! | ||||
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ホラー要素を取り入れつつも、あくまで現実的なミステリーという作風が好きなので、私には合いました。 閉鎖的な村での非現実的な展開…めっちゃ好みで、登場人物の一人の心情に共感しました。その後の展開を読んでいくと、そういった人々に向けた皮肉のような流れもあって、それを含めて面白かったです。 あと、叙述トリックありきとして読んでいなかったので、最後の方のしかけに驚かされました。色んな部分で良く出来ていると思います。一読の価値あり。 | ||||
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文章に違和感があり、それも話の構成だろうと、主人公にキリカの様な二重人格でもあるんだろね、と勝手に予想して読んでいたら、まさかの・・・・!!!!、そう来るんすか、まあ現実社会でもあるかもしれない出来事かや?。 比嘉姉妹シリーズではありませんが、予言の島も必読です。 | ||||
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子供に勧められて購入しました。この作者の他の作品も読んでみたいと思いました。 | ||||
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記述のはしばしにちりばめられた違和感や居心地の悪さが終結部で見事に収斂し、とてつもない逆転劇となる。 不気味な孤島での殺人と怨霊騒動もそれなりに着地するが、それだけではないうすら寒いこの真相! 予備知識なしでまず一読されたい。そのうえで、再読されたい。 作者の周到で大胆な手掛かりにかならずうならされるはず。奇作、怪作、そして傑作。 | ||||
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作者はこれまでもトリッキーな構成に挑戦してきましたが、本作はその中でも白眉。叙述系のしかけとしても相当上手い部類に入る。 あまりにも鮮やかかつ、堂々と、フェアにやっているので、真相を明かされたときに、「いや、それはないでしょ...」と面食らうが、読み返してみると、とてもフェアな描写がされているのに気がつく トリックと構成、叙述のフェアさは素晴らしい反面、メインの話自体はそれほどなので☆4つ | ||||
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