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蘭の肉体



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【この小説が収録されている参考書籍】
蘭の肉体 (創元推理文庫 133-2)
蘭の肉体 (1963年) (創元推理文庫)

蘭の肉体の評価: 3.60/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

ハドリーチェイスの本を初めて読み、著者の本を全部読むきっかけになった本

日本の推理小説にはない面白さがあり、翻訳本でも読みごたえのある本を認識した。
蘭の肉体 (創元推理文庫 133-2)Amazon書評・レビュー:蘭の肉体 (創元推理文庫 133-2)より
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No.2:
(5pt)

先の読めない面白さ

60年代には創元推理文庫でハドリー・チェイスの作品は何でも読めましたが、その頃はチープな題名だけで軽くみていました。数年前、「ミス・ブランディッシュの蘭」を読んで、こんなに面白かったのかと仰天、後悔しました。「蘭の肉体」以後、さぞかしボロボロの中古本しかないのだろうと悲観していましたが、偶々入手できた「蘭の肉体」はかなりの美本。狂気の美女が登場すればたしかにホラーめいてきますが、1940年代によくまあこういうドロドロした展開の話を書けたものと感心します。まもなく「悪女イヴ」の新版も出るので楽しみです。
蘭の肉体 (創元推理文庫 133-2)Amazon書評・レビュー:蘭の肉体 (創元推理文庫 133-2)より
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No.1:
(4pt)

純愛に狂う女の美しさ。例え彼女が元々キチ○イであったとしても・・・

「ミス・ブランディッシの蘭」から約9年のスパンを経て発表された続編。前作(処女作)以降も精力的に作品を発表し続けたチェイスの創作力は更なる進化をとげ、より登場人物への感情移入がしやすい作品に仕上がっています。今日的な精神医学の見地からは難のある記述が色々あると思われますが、書かれた時代を考えると割り引いて評価するべきかと。その辺に目をつぶればスリリングな作品世界を堪能できます。私的なわかりにくい印象ですが、ここに出てくるキャロル・ブランディッシのイメージ、ちょっと前に読んだ楳図かずお先生の「わたしは真悟」のまりん嬢と重なりました。人物設定や作風など全く違うんですが、何でそう思ったかっていうのは・・・まあどっちも読めばわかります、機会があれば是非どうぞ。
蘭の肉体 (創元推理文庫 133-2)Amazon書評・レビュー:蘭の肉体 (創元推理文庫 133-2)より
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