ヌヌ 完璧なベビーシッター
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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フランスの最も独創的な小説に贈られるというゴンクール賞を2016年に受賞した作品。現実に起きた事件にインスパイアーされたという、乳母による幼児殺害事件をテーマにしたサスペンス・ミステリーである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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おすすめです | ||||
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翻訳が上手で、読み易く、フランス社会の一面を鋭く描いている、印象深い作品だと思います。 | ||||
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非常に鋭いところをついていると思いました。 私もこの作者が気づいたことと、多分ですが、同じようなことを以前から考えていました。ただなかなか言葉にしにくいことで、、、なのでそれが文章になっていて、すごいなと思いました。働く女性と子供をめぐるシチュエーションは世界共通なんですね。 住居に賃貸派と購入派がいるのと同じくらい、シッターさんやお手伝いさんに子育てや家事をお願いすることについては肯定派と否定派があると思います。ただ一つ言えるのは、どんなにかっこいい「働いて活躍するママ」が会社の広報に載っていたとしても、その陰ににはなにか大なり小なりのカラクリがあるということです。祖父母かもしないしシッターさんと子供の密約関係かもしれないし子供の孤独のことかもしれないし家庭の主導権を握られた弱みからくるなにかかもしれない。0と100ではなく、このあたりはバランスがすべてと思うので、それをどうやるかは女の人の度量次第(人間力や決断力)だと思います。 というわけで、どこかで迷いを抱きながら「働いて活躍している女の人」が読んだら興味深い本だと思います。 | ||||
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ミステリーとしてはイマイチ。でも移民がいないと社会が機能しないフランス社会をあますことなく伝えてます。 | ||||
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ホワイダニットのミステリー小説かと思い読みだしたのだが、すぐに純文学だと気付いた。二人の幼い子供を持つミレニアル世代の共働き夫婦の生活。彼らとヌヌとの関係。ヌヌの私生活が丁寧に描かれる。 完ぺきなベビーシッターだったルイーズがなぜあんなひどい犯罪を犯したのか。明示はされないものの、読み進めて行けば多くの人はそういうことだったのかと納得できるだろう。 大きな賞を獲ったというのも頷ける。ただ私の読みたい小説では無かった。 | ||||
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