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鯖
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鯖の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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えぐい ひさびさ ぼくたちは おどろいた もうねなきゃ | ||||
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ただ面白かった。 著者の経歴も面白い。 | ||||
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氏の作品、まだ2作目の読了ですが、ラストへのスピード感が、両作(藻屑蟹と本著)の魅力と感じます。 | ||||
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最初は、目立たなくて存在感が薄かった主人公の 成り上がりりと衝撃の結末が面白かった。 | ||||
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私は学がないので、他のレビューの方のように、読解力等、うまく伝えられませんが、いいと思います。 他の方に、素人が、書いたとか、書いてありましたが、これだけのものは、書けません。 批判している、レビューは、同業者の人、又は、作家を、目指して、断念した人とかの やっかみにしか聞こえません。 | ||||
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よい | ||||
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一本釣りの漁師集団が破滅に向かうストーリー。 饐えた脂臭いストーリーにはサスペンス、ミステリ的な要素も混ざる。 多分に作為的なストーリーなのにあまりうさん臭さを感じないのはその文体だろう。 固く簡潔な文章には並々ならぬ力量を感じさせる。 久しぶりに一気に読ませる小説だった。 | ||||
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おすすめです | ||||
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引き込まれて一気読みしました ニンゲン怖いな | ||||
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文脈が僕にとって大変新鮮で面白く一気読みでした。ストーリー的には上の下とかな..... | ||||
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他の作家の方が一気に読んだと聞いて、購入。海と魚の匂いまでしてくる荒海の男達の物語は読み応えありました。 | ||||
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赤松文学の真骨頂!鯖! エンターテイメント小説としても秀逸。 赤松利市の何から読み始めるのがいいのか不明な人は、まずはこれ! 映画化希望! | ||||
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赤松利市さんの本を読んだのはこれで4冊目だが、どの作品も花粉症でぼんやりしている私さえ集中させ、夢中にさせる。ものすごい力技の作家さんだ。この方を見出し、デビューさせた徳間書店さんを尊敬します。ただ本作の女性登場人物全員が男を利用するだけの存在としてとらえ、不要になった男を容赦なく始末する人間として描かれているのが、女である自分としては残念で、星ひとつ減らさせていただきました。デビュー作の『藻屑蟹』は星5つ! 『ボダ子』と『らんちう』も唸らずにいられない面白さでした。 | ||||
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『ボダ子』があんまりだったので躊躇したけど読んでよかった。原発から離れて今度は海。後味はよくないけどこれがハッピーエンドだったら面白くもなんともないわけで。相変わらず主人公には感情移入まったくできないけど、最後まで飽きずに読めた。漁のこと漁師のことがちょっとわかったのも面白かった。 | ||||
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登場人物のキャラ設定が面白いですが、 中でもアンジの頭のよさ、そして新一の卑屈さが際立っています。 それにしても権座と寅吉が不憫でならない。人のために動いてきた権座がやられてしまう下りは年代によっては当然と思う人と可哀想と思う人で別れるのではないかと。いや、国籍や自己責任論者によってとも言い換えられます。 自制心を大切にしようと思い知らされる1冊。 | ||||
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この著者の作品は、読み出すとはまって止まらなくなるものと、 いまいち良さが解らないものがありますが、こちらは前者でした。 本書では、雑だったり荒っぽいところがあっても基本的には善良なのにも関わらず、 今の時代では経済的な見返りをそれ程得られない魚の一本釣りの技術を持つ漁師の人たちが、 よそから来た人からより大きな仕掛けを提示され、 それによって経済的な豊かさと社会的な立場を得られそうになり、それに呑まれて その中で利用されていくところは、「らんちう」とも通じるところがありました。 外からきて新たなことを考えて提示する人達は、外のもっと冷酷な世界でもまれてきた人なので、 漁師の人たちには想像も出来ないやり方で、自分たちの事業の駒としてどんどん呑み込んで行っていました。 日本の様々な衰退している産業では、いろいろなことが起こっていて、 それを著者は見てきているのだろうと思わせる内容でした。 引き出しが多く、これからが楽しみな作家だと思います。 | ||||
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他の作品もそうだけど なんか最後まで止まらない | ||||
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衝撃のデビュー作「藻屑蟹」に続く赤松利市作品、「鯖」は「藻屑蟹」以上にぶっ壊れていました。 読み進める中では登場人物のキャラに一貫性がなかったりストーリーがギクシャクしたりしているように感じることもあったのですが、そんなことを超える圧倒的なインパクトと熱量が凄まじいです。 恵まれない男たちの群像劇に怪しい女たちが絡むことでさらに事態はぐしゃぐしゃになり、世間一般のモラルとは全くかけ離れたところで男たち、女たちが暴走していく様子が鮮やかに描き出されます。 この人の小説には救いのない状況を描いても何か不思議に後味が悪くなり過ぎない「何か」が感じられ、個人的にはその「何か」こそがこの作家のコアの部分なような気がしています…。 | ||||
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藻屑蟹、ボダ子と読んで3冊目ですから、読み始めたら止まらなくなるのはわかっていても、破滅の予感に1月以上枕元に置いたままでした。 このストーリー、終盤に近づくまではけっこうなビルドゥングスロマンで、心地いい。ひょっとしてこのままうまく成り上がっていくのかという淡い期待もしましたがやはり・・・。最後はまるで、今はなき船戸与一ですな。 年齢的にあと何冊書けるのかわかりませんが、久々に全作品を買い求めることになりそうな「新人作家」の誕生です。たとえ寡作に終わっても、この作者の出現自体が伝説として残りそうです。 | ||||
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鯖 新聞で大きくカラー写真で載っていた作者のなんとも言えない風貌と、住所不定、活字中毒という人物紹介に興味をひかれて読んだ。 鯖の一本釣りの漁師たち、そこに金脈を見い出す女達のおどろおどろしい人間模様が生々しく描かれている。 前半の漁の様子や、漁師一人ひとりの個性の描き方が素晴らしく上手いので、ぐんぐん引き込まれて読んでしまう。 しかしそこに金儲けをしようとする人物たちが入りこむことで、一気に韓国映画のような不気味な惨虐さを帯びる。 土地の言葉を使って交わされる会話や、人物それぞれのキャラがしっかり描かれていて、作者の筆のうまさを感じる。後半のドロドロした展開も一歩間違えばホラーになるところだが、最後まで飽きずに読める。 韓国映画のR指定ものの雰囲気がありありなので、ソン・ガンホあたりで映画化してもらいたい。 | ||||
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