■スポンサードリンク


(短編集)

虚構推理短編集 岩永琴子の出現



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
虚構推理短編集 岩永琴子の出現 (講談社タイガ)

虚構推理短編集 岩永琴子の出現の評価: 3.60/5点 レビュー 15件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.60pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

虚構推理短編集 岩永琴子の出現

アニメを観て漫画を読んで原作も読んでみたいと思い購入しました。
虚構推理短編集 岩永琴子の出現 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:虚構推理短編集 岩永琴子の出現 (講談社タイガ)より
4065139287
No.5:
(3pt)

リアリティー皆無のキャラクター小説

まず小説を読み、アニメを視聴して鋼人七瀬以外のストーリーもあるらしいと知った。それから、この短編集に手を伸ばした人間である。

 アニメによってヒロイン琴子のヴィジュアルイメージが補完され、それが個人的に好みだったのは 確実にプラス。(だからこの短編集を読もうと思ったわけでもある。)深窓の令嬢なのに毒舌家でお下品と言う琴子のキャラもヴィジュアルで許そうと思った。九郎との不自然な関係も目をつむる。

 が、肝心のストーリーは頂けない。妖怪変化が絡むのでまともなミステリーとしては読めない。琴子が妙に理屈っぽく推理らしきものを披露するのがキモと思うが、上滑りで私には面白さが伝わらなかった。鋼人七瀬のくどい程の論理構築は面白かったのだが。

 リアリティー皆無のキャラクター小説と評したい。
虚構推理短編集 岩永琴子の出現 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:虚構推理短編集 岩永琴子の出現 (講談社タイガ)より
4065139287
No.4:
(3pt)

前巻(鋼人七瀬)を気に入った人であれば、おそらく買って損はない

前巻「虚構推理(鋼人七瀬)」同様、アニメ6話(合理的な虚構)視聴後、購入、読了、漫画版は未読
全5話収録の短編集で、1話「ヌシの大蛇は聞いていた」はアニメ2~3話に収録で、やや異なる演出等あり
「初出」によると、1~4話は漫画版7~9巻に収録されており、5話「幻の自販機」のみ今巻オリジナルの話になると思われる
全体的に「大蛇」の話と同様、虚構をもって現実に少し異なる解釈を与えるという、シリーズの特色は一貫しており、九郎の異能や戦闘はほとんど出てこないのは変わらない
人物像も安定しており、琴子と九郎の関係と掛け合いは、良くも悪くも安定していて、あまり進展は無い
サブタイトルの通り、主人公である琴子の出番が多いこと(九郎の出番は少なめ)が特徴と言えなくもないか
前巻「鋼人七瀬」を気に入った人であれば買って損はないと思うが、合わなかった人には一層合わないと思われるので、そのつもりで購入を検討されるのが良いと思う
虚構推理短編集 岩永琴子の出現 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:虚構推理短編集 岩永琴子の出現 (講談社タイガ)より
4065139287
No.3:
(3pt)

表紙がない

Kindle版だと表紙がないのがとても残念です。紙版と同じ値段なのに表紙がなくて損しました。紙版を買うのをお勧めします。
虚構推理短編集 岩永琴子の出現 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:虚構推理短編集 岩永琴子の出現 (講談社タイガ)より
4065139287
No.2:
(3pt)

期待したけど、普通のラノベですな

長編「虚構推理」(鋼人七瀬)で鮮烈なデビューを飾った岩永の第二作だ。
五篇入り短編集である。なんか普通のラノベになってしまったな。
前作の現実と虚構のあわいを吹き飛ばすような衝撃は、まるで感じられない。
妖怪と話せるお姫様と不死身の彼氏という取り合わせは、それなりに魅力的ではある。
でもこの程度なら、そこらの漫画やアニメに普通にありそうだ。
「屍人荘の殺人」の今村昌弘もそうだったが、期待させるデビュー作のあと、凡庸な第二作で失望させてくれる。
とは言え問題作なんてそうそう連発できるものではないし、私の望みが高すぎるのかもしれん。

第一話と第五話は論理を捻くり過ぎて、推理というより屁理屈合戦になってしまった。
第二話「うなぎ屋の幸運日」と第四話「ギロチン三四郎」は、予想不可能な展開で思わぬ着地点に誘われる。
洒落た味わいの短編である。
第三話は電撃を放つ木彫り人形を巡って、人や妖怪の思惑が錯綜する。
アクション豊富で読み応えのある佳作だ。本書の一推し作である。
虚構推理短編集 岩永琴子の出現 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:虚構推理短編集 岩永琴子の出現 (講談社タイガ)より
4065139287
No.1:
(3pt)

前作の流れを期待すると肩すかし

とコミックス,どちらを先に読んでいるかで評価は変わりそうですが,
前作に比べて虚構や推理は薄れ,反対に怪異や霊の類いがだいぶ前に出ている印象で,
歪んだ事実を虚構をもってさらにねじ曲げ…と,前作に大きく驚き,唸らされただけに,
短編集だけにいろいろあるのはいいのですが,期待とは少し違っていたようにも感じます.

特に怪異退治とその背後の人間模様は,類似した作品も多いために目新しさには欠け,
主人公二人のラブコメなどは笑えたりもしましたが,やはりそこに虚構や推理はなく….

コミックス版が先行しており,小説の方は今後もそのノベライズになっていきそうな中,
願わくば小説オリジナル,それも虚構のロジックを積んでは崩しを繰り返す長編をぜひに.
虚構推理短編集 岩永琴子の出現 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:虚構推理短編集 岩永琴子の出現 (講談社タイガ)より
4065139287

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!