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(短編集)

虚構推理短編集 岩永琴子の出現



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【この小説が収録されている参考書籍】
虚構推理短編集 岩永琴子の出現 (講談社タイガ)

虚構推理短編集 岩永琴子の出現の評価: 3.60/5点 レビュー 15件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全15件 1~15 1/1ページ
No.15:
(4pt)

読むほどに、岩永琴子が醸し出す不穏な魅力に惹かれていってます。

見た目は可憐な少女でありながら、その裏に、異形の化け物たちから頼られる不穏な空気を秘めた岩永琴子(いわなが ことこ)。読むほどに、この小悪魔のような女性の魅力に惹かれ、目が離せなくなっていってます。

本書には、「ヌシの大蛇は聞いていた」「うなぎ屋の幸運日」「電撃のピノッキオ、あるいは星に願いを」「ギロチン三四郎」「幻の自販機」の五篇を収録しています。
このなかでは、岩永琴子が仕掛けた罠にハマった▼▼の動き、そのヴィジュアル感が印象に残る第三話「電撃のピノッキオ、あるいは星に願いを」、江戸川乱歩の名品「押絵と旅する男」の雰囲気に相通ずる列車内の描写にうっとりしてしまった第四話「ギロチン三四郎(さんしろう)」の二篇が良かったです。
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No.14:
(2pt)

漫画の方がダンゼン面白いから

漫画の方がダンゼン面白い!

漫画も原作合ってのモノ

鶏が先か卵が先か…

原作も読むべき。
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No.13:
(2pt)

平凡で内容が薄い

*長編・コミック・アニメの存在は知っていますが読んだ(視聴した)ことはありません

・「真実」よりも「周囲の者・物・モノを納得させる解決」を重視
・探偵役が特殊能力持ち or 人外の存在
という古くからある(組み合わせも含めて)パターンなので、どのような切り口になるのかと
期待していたのですが・・・・・・「依頼者・関係者がバカすぎて(読者が)当然想定できることを
見落としている → 探偵役がドヤ顔で指摘 → 周りが受け入れる」の繰り返しで残念でした。

主人公たちのラブコメ模様も含め「悪い意味でのラノベ」の域を脱していなかったように思えます。
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No.12:
(5pt)

良かった。

良かった。
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No.11:
(3pt)

虚構推理短編集 岩永琴子の出現

アニメを観て漫画を読んで原作も読んでみたいと思い購入しました。
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No.10:
(3pt)

リアリティー皆無のキャラクター小説

まず小説を読み、アニメを視聴して鋼人七瀬以外のストーリーもあるらしいと知った。それから、この短編集に手を伸ばした人間である。

 アニメによってヒロイン琴子のヴィジュアルイメージが補完され、それが個人的に好みだったのは 確実にプラス。(だからこの短編集を読もうと思ったわけでもある。)深窓の令嬢なのに毒舌家でお下品と言う琴子のキャラもヴィジュアルで許そうと思った。九郎との不自然な関係も目をつむる。

 が、肝心のストーリーは頂けない。妖怪変化が絡むのでまともなミステリーとしては読めない。琴子が妙に理屈っぽく推理らしきものを披露するのがキモと思うが、上滑りで私には面白さが伝わらなかった。鋼人七瀬のくどい程の論理構築は面白かったのだが。

 リアリティー皆無のキャラクター小説と評したい。
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No.9:
(4pt)

ミステリ寄りか、ファンタジー寄りか

前作鋼人七瀬はファンタジーとミステリが見事に融合した傑作でしたが、本作の短編についてはそれらが分離してしまっているような気がしてなりません。
ヌシ、うなぎ屋、キノッピオの短編については超常存在との関わりがほぼ全てでミステリ要素が感じられず、ギロチンの話は逆にギロチンの付喪神が依頼者であるものの謎の解決に一切寄与していないため、ほぼファンタジー要素なしのミステリになっています。
ただ、うどん自販機の話は非常に秀逸で、「異空間に迷い込んだため通常到達できない距離を移動し、アリバイが成立してしまった」というファンタジーを、ミステリの虚構でうまく解決していてとても面白かったです。
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No.8:
(3pt)

前巻(鋼人七瀬)を気に入った人であれば、おそらく買って損はない

前巻「虚構推理(鋼人七瀬)」同様、アニメ6話(合理的な虚構)視聴後、購入、読了、漫画版は未読
全5話収録の短編集で、1話「ヌシの大蛇は聞いていた」はアニメ2~3話に収録で、やや異なる演出等あり
「初出」によると、1~4話は漫画版7~9巻に収録されており、5話「幻の自販機」のみ今巻オリジナルの話になると思われる
全体的に「大蛇」の話と同様、虚構をもって現実に少し異なる解釈を与えるという、シリーズの特色は一貫しており、九郎の異能や戦闘はほとんど出てこないのは変わらない
人物像も安定しており、琴子と九郎の関係と掛け合いは、良くも悪くも安定していて、あまり進展は無い
サブタイトルの通り、主人公である琴子の出番が多いこと(九郎の出番は少なめ)が特徴と言えなくもないか
前巻「鋼人七瀬」を気に入った人であれば買って損はないと思うが、合わなかった人には一層合わないと思われるので、そのつもりで購入を検討されるのが良いと思う
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No.7:
(4pt)

シリーズ読破

楽しかったです。
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No.6:
(5pt)

程よく短編

幽霊が見えるというよくあるネタを面白そうだなと思わせて来るだけで昨今の出版状況では凄いと思う。
内容としては所々単調な流れがあるものの、そこは二人の登場人物の掛け合いでクスリと笑え、最後まで楽しむことが出来た。
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No.5:
(3pt)

表紙がない

Kindle版だと表紙がないのがとても残念です。紙版と同じ値段なのに表紙がなくて損しました。紙版を買うのをお勧めします。
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No.4:
(3pt)

期待したけど、普通のラノベですな

長編「虚構推理」(鋼人七瀬)で鮮烈なデビューを飾った岩永の第二作だ。
五篇入り短編集である。なんか普通のラノベになってしまったな。
前作の現実と虚構のあわいを吹き飛ばすような衝撃は、まるで感じられない。
妖怪と話せるお姫様と不死身の彼氏という取り合わせは、それなりに魅力的ではある。
でもこの程度なら、そこらの漫画やアニメに普通にありそうだ。
「屍人荘の殺人」の今村昌弘もそうだったが、期待させるデビュー作のあと、凡庸な第二作で失望させてくれる。
とは言え問題作なんてそうそう連発できるものではないし、私の望みが高すぎるのかもしれん。

第一話と第五話は論理を捻くり過ぎて、推理というより屁理屈合戦になってしまった。
第二話「うなぎ屋の幸運日」と第四話「ギロチン三四郎」は、予想不可能な展開で思わぬ着地点に誘われる。
洒落た味わいの短編である。
第三話は電撃を放つ木彫り人形を巡って、人や妖怪の思惑が錯綜する。
アクション豊富で読み応えのある佳作だ。本書の一推し作である。
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No.3:
(5pt)

マンガ短編集のノベライズあり

マンガ化してから過去に出版された小説を読んだのですが、本当に面白い。嘘をついて解説する妖怪珍道中なんて面白すぎる。続編も楽しみです!
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No.2:
(3pt)

前作の流れを期待すると肩すかし

とコミックス,どちらを先に読んでいるかで評価は変わりそうですが,
前作に比べて虚構や推理は薄れ,反対に怪異や霊の類いがだいぶ前に出ている印象で,
歪んだ事実を虚構をもってさらにねじ曲げ…と,前作に大きく驚き,唸らされただけに,
短編集だけにいろいろあるのはいいのですが,期待とは少し違っていたようにも感じます.

特に怪異退治とその背後の人間模様は,類似した作品も多いために目新しさには欠け,
主人公二人のラブコメなどは笑えたりもしましたが,やはりそこに虚構や推理はなく….

コミックス版が先行しており,小説の方は今後もそのノベライズになっていきそうな中,
願わくば小説オリジナル,それも虚構のロジックを積んでは崩しを繰り返す長編をぜひに.
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No.1:
(5pt)

真っ赤な嘘は、ときに真実よりも美しい。

漫画原作者としての方が有名になってしまった城平京。ですが、この作家さんは間違いなく、現代のミステリ作家の中でも天才の一人です。
真実を突き止める探偵ではなく、虚構の嘘を真実のように見せることで真実(現実)を変化させてしまう、というギミックは本作でも健在。城平京がつく、真っ赤な嘘は、どうしてこうも美しいのでしょうか。
どの短編も一筋縄ではいかないどんでん返しと、魅力的な会話・キャラクターが満載でした。
著者は『スパイラル』『絶園のテンペスト』と二作もアニメ化されていますが、本作も同様にアニメ化されることを祈ります。
そしてシリーズ続編を待ち望みます!
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