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心霊電流
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心霊電流の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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※ネタバレを多少含みます※ キングはどうしたんだろう?ここ10年近くおかしな作品を連発しているが、本作も例外ではない。年を重ねるにつれて心境や思想の変化があるのは誰も同じだが、有名人がつまらない変化を遂げると、ファンのため息も大きくなる。 この辺りからネタバレを含みます 例えば「奇跡の代償」についてはグリーンマイル、「不条理な死による神への不信」はデスペレーションで取り上げられているテーマだ。過去の二つの作品には、まだキングの神に対する信仰があったからこそ、素直に感動を呼ぶ物語になっている。これは別にキリスト教信者でなくても同じだろう。 しかし今回はそれを完全に捨て去っている。アンダー・ザ・ドームで既に「神=異星人説」を持ち出していたのがさらに悪く進化した印象で、正直興醒め感が拭えない。 デスペレーションで妹のパイの死を、両親の死を、そして(聖書の登場人物の名を持つ)旅の仲間の犠牲を乗り越えて最後の言葉に至った(これも聖書の登場人物の名を持つ)主人公であるディヴィッドは、本書ではどう言う扱いになるんだろう?パイも両親もジョンも身体に噛みちぎられた痕を残しながら、怪物に囲まれて地獄の行進を続けているのかと思うと、呆れを越えて何か笑えてくるように思える。 物語としても都合が良すぎて、最近のキングの大好きな「歳の差セックス」「老年セックス」がしつこく登場するのはもう諦めるとして、なぜ主人公と兄だけが「奇跡の代償」を払わずに済んでいるのか。グリーンマイルが感動のあと不気味なホラー感を残して終わるのに比べ、本書はプロット自体も劣化作品だと言わざるを得ないと思う。 キングはそろそろ筆をおくべきだ。 | ||||
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初期の頃からのファンで,久しぶりにキングの新作を読んでみた。いつものノロノロとした序章がいつ破られるのかと我慢して,結局,読み終わってしまった。もちろん所々で,嫌な事は起きるが,恐怖を感じる程のホラーな展開にはならずじまい。キリスト教徒ならば,読後感は異なるのかもしれないが,生憎,当方は無神論者。やはり,残念ながらピークは過ぎてしまったのだろうか? | ||||
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