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心霊電流
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心霊電流の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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相変わらずのキング節、さほど突拍子もない方向にいかないで終わって良かった。たまにあるんですよキング。 | ||||
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ITとスタンド・バイ・ミーの融合。読み手によりいろいろ感じ方は違いますが、家族愛と信じていた人との悲しい相違といいましょうか。良作です。まさにキングの正統ホラーを味わえます。 | ||||
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何か電気を扱うことしたくなる。 ラストはどこかITを思わせ、兄弟藍にスタンド・バイ・ミーを感じさせます。 傑作です。ジンワリ感動が這ってきます。微粒の電流のごとく、、、、、 | ||||
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読んでいるとどんどん引き込まれ 徹夜で読みこんでしまいました | ||||
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登場人物が丁寧に書き込まれていて、引き込まれました。ホラー感はそう強くなく、クライマックスもそう来たかと言う感じで軽く読めました。幸せな家族の1人ずつ欠けていく様が、切なく、時代が流れていく様子がリアルでした。 | ||||
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1962年から60年近くの長い年月に渡る物語。6歳の無邪気な男の子ジェイミーは隣に新しく赴任してきた牧師と友達になります。牧師は若くハンサムで美しい妻と2歳の幼児を連れていました。前途洋洋に見えた牧師一家を悲劇が襲います。悲嘆にくれた牧師は神を罵る説教をして村を追放になります。27年後、ヘロイン中毒になったジェイミーは巡回ショーで見世物をしている牧師と偶然に再会します。牧師は電気とカメラを使ったトリック写真を撮影して観衆を驚かせ、お金儲けをしていました。元牧師はジェイミーの頭にも電流を流してヘロイン中毒を治してくれました。しかし、幻覚や異常行動が起こり… 途中までは怖い描写は少なく、ジェイミーの青春ストーリーとも言えます。クライマックスは牧師の最終実験になります。決して覗いてはならない禁断の扉の向こう。色々な文学や漫画に登場する「死後の世界」、スティーブンキングはどう表現するか、あなたの脳で体験してください。 | ||||
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気に入らない事などありません キング大好き読んで無い作品あったら絶対注文・・あったんです嬉しいです もっとみつけたんでそのうちまた宜しくお願いします | ||||
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上下巻読んだ感想です。 神父が実は悪魔とかそう言う展開かと思ったら、実は違った。 善良で信仰厚い神父が不幸な事故で妻子を失い、神に対して不信感を持つようになり、やがて狂っていく。 そしてそれに巻き込まれていく主人公と言うドラマ自体は凄く良く出来ていて久々にキングに期待した。 だが、怪奇展開がどうもなあ。どうもホラーとしてパンチが弱い。これは絶対映画化しないだろう。 ホラーはやっぱりハッタリが大事で、昔はそのハッタリの利かせ方が強烈だったキングだが、今作では弱い。 何より、愛する者の死により狂った男が再会を願うあまり恐るべき存在を呼び出してしまうと言う展開は、ペットセメタリ―でやっているので過去作の劣化にしか見えない。 だったらいっそ、神に対する不信、或いは人生の不条理さをテーマにしたビターな人間ドラマにしてくれればよかったのに。 人間ドラマだったら☆五つだった。でもそうじゃないんだなあ。 | ||||
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タイトルに「心霊」という文字を使っていますが、ホラー的要素は少なく、これまでのキング作品同様、ホラーとは関係のない少年時代から青年時代に至るクロニクル的な物語部分がとても面白いです。 かえって、ホラー的要素が出てきた後半部分から物語の勢いが落ちて行ってしまった印象さえあります。 幸せな生活を送っていても、いつなんどき厄災が襲ってくるか誰にも分からない。 善良な人間を襲う突然の不幸。 人生でひどいことが起こったとき、人々は必ず理由を求める。理由がない場合でも。 神はなぜ善良な人々を苦しめ、悪人をのさばらしているのか。 神は残酷で気まぐれな存在なのか。 この考えはキングのすべての作品の根底に流れているテーマですが、本書も例外ではありません。 ジェイミー・モートンが、本書の語り部として語られるジェイコブズ牧師との出会い、アストリットとの恋愛、ギタリストとして生計を立てるようになる青年期までの生き生きとした人生の合間に垣間見られる突然の不幸。 ここまでの展開はさすがキング、凄いやとうなずく面白さ。 しかし、神をもしのぐ力を得たジェイコブズ牧師に翻弄されるようになるに至って後は、キングに対する期待が高い分、残念ながらの失速感がありました。 もちろんそれでも面白いのですが。 | ||||
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この作家は「小説」が本当にうまい。登場人物、キャラ立ちまくり。小説の怖さ以上に。読み終えてしまう「怖さ」を味わった。 | ||||
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キング久々のホラーとのことで期待して読んでみました。 ジャンルとしてはホラーなのかもしれませんが代表作「シャイニング」のような全編に漂うホラー感はありません。 感覚的には8割方ホラーを感じません。 本書のキーパーソン、元牧師が何を考えているのかわからない不気味さはありますが恐怖を覚えるほどではありません。ホラーとして読むと肩透かしをくらいます。ホラー感のある作品くらいの期待値で読まれるのが良いかと。 この作品は宗教に対する一つの考え方を提示しています。 人は死ぬと天国へと旅立つのか。キングの解答をご覧ください。 | ||||
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日常の積み重ねが、後の恐怖につながっていきます。そこに、抗えない人間の悲しみ苦しみがプラスされ、、、スティーブンキングの筆が冴え渡る良質な作品でした。一気読みしました。 | ||||
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本国では2014年に上梓されており、著者が初めて挑んだミステリーもの、ビル・ホッジズ・シリーズの1作目と2作目の間の時期に当たり、初めての仕事に挑みながら、合間を縫って本領発揮の力作をぶち込んでくる、無尽蔵の創作力に驚かされる。 キングの手慣れたスロースターターな進行によって、読む方もいつも通り上巻は休み休み、しかし後半怒涛の狂気展開に目が離せなくなり、下巻はノンストップ徹夜で読了。 今回の主人公はミュージシャンの設定で、これも著者のお得意分野であり、実在と架空のバンド・曲が混在し、その虚実入り混じり度合いが、クライマックスの現実離れした展開にリアル感を持たせている。 本国のキリスト教原理主義者からは、強烈な非難を浴びそうな作品だ。 他作品とのリンクも散りばめられて、マニアには何度も読み直し、それらを解く楽しみもあるらしい。 著者のハイペースな活動に、ついていくのがやっとの自分には、なかなか叶わない楽しみだが、いつか読み返して確認してみたい。 | ||||
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キングにしては破綻なく良く書けた作品ではないでしょうか。 ただファンとしては、あの過剰さがないというか・・・驚きがないというか・・・ 献辞にメアリ・シェリーやラヴクラフトに捧ぐという言葉が無ければ、これは最後の方まで普通小説ではないのかと思ってしまいました。またキリスト教徒でもない私(多くの日本人)にとっては怖さの度合いが違うのかもしれません。 キングの良さってラストよりもその途中にあるのではないでしょうか? そこがどうも今回は、読みやすいけど、少し物足りないなと思いました。 | ||||
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ミステリーの巨大三部作の間に書かれた本書「心霊電流」を読み、ひとこと すごい よくもまぁ、あれだけの筆量の作品の合間に…と感嘆した 肝心の内容はといえば、個人的に三部作よりはるかに面白かった 読み始めればスルスルと進み、はてこれは「ホラー」なんだろうか?と思い始める頃合いで要素が顔を出し始める 以下ネタバレ多少あり (上下巻を読んでの感想) 作中のジェイコブズ師の「惨憺たる説教」に少なからず共鳴してしまった私がいた 実際、ことこの説教に関してはキングの宗教観そのものである気がしてならない ミッションスクールに通っていた私が抱いている観念も同じで宗教とは単なる慰みであり真実からは程遠い代物であるとハッキリと感じていたから、強く納得できた もちろん救われる者を否定はしないが、作中の熱狂的な信者はやはり愚かしく映る ゆえに私はキングが心配になった いまや大ベストセラー作家になり影響力もある作者がここまでシニカルな宗教観をさらけだして万一の事態にならないのかと 狂信者からすれば明らかな冒涜であり、心おだやかではいられないのではないかと 作品を読みつつ、そこまで考えてしまうほど踏み込んだ文章を連ねている その辺りも読みどころとして非常に面白い ホラーとしては、じりじりとゆっくり恐怖が忍び寄る感じで決して派手ではない 私としては、今作も一代叙事詩である「暗黒の塔」に通じてるのではと思う また、過去作品の舞台が出てくるのも嬉しい キングの人をじっくりと掘り下げていく手法を冗長ととる人もいるだろうが、私は丁寧に描いたからこそジェイコブズ師の変化に悲しみと怖さを感じることができるのではないかと思っている ただし過剰な期待は禁物 本作はキングにつきものの激しく感情が揺さぶられて涙するようなものではないからだ | ||||
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