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ジキル博士とハイド氏
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ジキル博士とハイド氏の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.02pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全53件 41~53 3/3ページ
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何十年ぶりかに読んでも、面白い作品。 善と悪。 ジキルから生まれたハイドに、悩まされ苦しめられるジキル。 完全なる悪として存在しているハイドがどうなっていくのか。 人間には多面性があるものですが、根本的には善と悪に分けられるのかもしれません。 | ||||
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外国本の翻訳だが結構読みやすい。 ジーキル博士の死ぬ前の様子とハイド氏の周辺の出来事が死後に開かれた手紙とリンクするともっとおもしろいと思う。それであの時こうだったのか、という感じが欲しい。 またハイド氏の「考え」がもっと前面に描写されてもおもしろかった。「ハイド氏」としてどのように感じ、考えて、結果どうしたのか、ここをもう少し知りたい。 | ||||
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薬剤によって現れた劣等で邪険で醜悪な要素の集合であるハイドと、努力と徳行と節制の生活を送るジーキル博士。この二人についての葛藤と懊悩が、後にジーキル博士の手記として述べられるのだが、この手記を読んだアタスン弁護士は一体何を感じただろうか。人間誰もが持っている「善」「悪」とどう付き合っていくか。「ペルソナ」を被った人間が「シャドウ」とどう接していくか。心の底で眠っている二面性について触れ、その深奥について考えさせてくれる一冊である。 | ||||
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二重人格の比喩的表現によく用いられるこのタイトルですが、読み終わった感想は「おもしろいけど、SFっぽいなコレ」でした。姿形までかえてしまってるので物語の深刻さが希薄になってしまった気がします。もちろん心の葛藤が描かれてるシーンもあるんですが。漱石の「こころ」を直前に読んでいたので・・・ねえ?まあ娯楽作品としては素晴らしいですから読んで損はないです。 | ||||
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学校の読書感想文の課題として読みました。この本には人間の表の人格と裏の人格が描かれています。この本をきっかけとして、人間の二重性を考えることができました。騙されたと思って一度読んでみてください。リーズナブルな価格ですし。 | ||||
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あまりにも有名な話なのでストーリー展開に興味をそそられることがなかったのが残念。それこそこの話の生命線だから、知らなければもっと楽しめたはず。話の内容をまだよく知らない人はサスペンス調の展開に引き込まれるでしょう。 | ||||
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私は中学生の時にストーリーも知らずに読んだのでとても新鮮に読めた記憶があります。というのは二重人格の話だと知っているか知らないかで面白さが違うと思います。ページも薄く内容も軽い方だと思いますので、内容を教えず中学くらいのお子さんに読ませるのが一番良いのではないかと思います。もちろん大人が読んでも名作には変わりありません。 | ||||
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ジキルとハイド、とは二重人格的な、という形容詞のようにも使われる言葉ですが、この小説は、多重人格が解離性同一性障害などの名前で一般にも知られるようになるかなり前の、1886年の作品です。いわゆる多重人格の小説ではなく、ロンドンを舞台とした一流の19世紀末怪奇小説と思ったほうが良いでしょう。何より、臨場感あふれる構成のため、物語に入り込み主人公と共にこの事件の顛末を見届けるような気持ちで読むことが出来ます。 誰の心にもある二面性、信頼される優しさや利己的な残酷さなど、表裏一体のそれを、無理に切り離さざるを得なかった愚かしさとそれに続く悲劇が、謎を読み解いた後には心に残ります。もしかするとスティーヴンソンは、総ての人の心に棲む邪悪なハイド氏を認めず自分から切り捨し自由にさせるのでなく、彼を馴致しつつどうにか彼と共に歩まねばならないのだと、それがほんとうに必要な人間性というものであるのだと、この衝撃的な物語を通じて訴えたかったのかもしれません。 | ||||
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実際に読んでいなくても、大体の人が大体の内容を知識として知っているのではないでしょうか。あまりに有名すぎて、「内容確認」として読んだだけになってしまいました。それは、モナリザを見ても「見た」ということに満足して、鑑賞するまでに至っていないという状況と似ています。まあ、これはこの本に限らない話でしょうが・・・。ただ、一般に言われている「二重人格」とはちょっと違います。ジャンルとしてはホラーに属するかも・・・? | ||||
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20世紀初頭に次々に発表された「空想科学」小説。透明人間が現れ、火星人が襲来し、そしてこの、ジーキル博士が誕生した。温厚で知的なジーキル博士と、彼と入れ違いに現れる悪人そのもののハイド氏。誰でも知っている古典的なSF小説だが、きちんと本を読んだ人は少ないのではないだろうか。フロックコートにシルクハット、禁断の薬に秘密の部屋。そんなムードが好きな方に特にお勧めしたい。手軽に読める本であり、ページ数もさほど多くはない。寝る前の10分間、少年時代のひとときを味わうのにちょうどよい本だ。 | ||||
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『ジーキル博士とハイド氏』は、同一人物が、ジーキル博士に代表される温和さとハイド氏に見受けられる冷血さといった二面性を持つという、複雑な人間心理を描いた小説である。そう記すと、一見現実離れした小説のように思われるかもしれないが、この本の主題は誰にでも当てはまると私は信じて止まぬ。何故ならば、人間の心理は、ただ一つの感情のみに支配されているわけではなく、常に様々な感情が混沌たる状態で存在しているものだからだ。さすれば、この物語を身近に感じ取ることができる者、それすなわち或る心情の裏に潜む別の心情を捉えることのできる者と言えよう。 | ||||
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ジキル博士とハイド氏といえば、もう二重人格の代名詞にまでなっているが、数々の小説や映画などにパロディとして取り上げられたり、各国のクリエーター達に多大な影響を与えたりした筋金入りの名作でもある。 優秀な弁護士アタスンの親友である医学博士兼、教会法博士兼、法学博士兼、王立協会会員のヘンリー・ジキルと、そのジキルに擁護されている醜怪で誰もが嫌悪感を覚えるような容貌のエドーワード・ハイド。弁護士アタスンは友人ジキルから自分が死亡および三ヶ月以上に及ぶ失踪の場合に、その遺産を全てハイドに委譲するという奇妙な遺言書を受け取って、不審に思う。ハイドとは何者か? また友人ジキルとはどういう関係なのか? そのような疑問のなか物語は展開していく。訳もGOOD。しかも表紙もカッコイイ! これは是非買って読むべきでしょう。 | ||||
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普段なに気なく生活していて、まるで「ジキルとハイド」のような人だなと感じることがあると思います。では、「ジキルとハイド」ってどんな話だっけと、ふと考えると、子供のころ読んだような記憶はあるのですが思い出せませんでした。そこで、改めて振り返ってみました。子供向けの本だったので、見た目は非常に読みやすいものでしたが、内容は、大人が普段行っている生活で感じることがあるが、自覚することはあまりない意味が深いことを言っていると感じます。 普段なに気なく使う「ジキルとハイドのようだ」と使う言葉の意味を、この本を読んで改めて痛感できました。 活字も大きく読みやすいので、土日にさらっと読みには丁度良いものでした。 | ||||
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