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愛なき世界



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【この小説が収録されている参考書籍】
愛なき世界 (単行本)

愛なき世界の評価: 3.85/5点 レビュー 65件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.85pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全65件 21~40 2/4ページ
No.45:
(1pt)

単純につまらない

私はこの本を書くために、これだけ取材しましたよ。という知識のひけらかしというか、小説が置いてけぼりになってる気がしました。
愛なき世界 (単行本)Amazon書評・レビュー:愛なき世界 (単行本)より
4120051129
No.44:
(5pt)

植物と動物の垣根を越えて愛を語る

食堂の円服亭で働く調理師の藤丸とT大学生物学科の院生(松田研究室)の本村の二人がメインの登場人物。本村に好意をよせる藤丸であるが、植物の研究が好きすぎる本村には藤丸と付き合う気はまったくない。藤丸は松田研究室への定期的な出前を通して本村とは友人関係を築き、植物と料理の共通点から何かを掴みとっていく。

ハッピーエンドでもバッドエンドでもないラブストーリー。動物と植物の垣根を越えたレベルまで意識を拡げるとハッピーエンドなのかもしれない。全体的にほのぼのとゆっくりとした気持ちが良い読後。ずっと読んでいたい気になった。
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No.43:
(4pt)

穏やかな気持ちで読める

著者らしい人間味あふれる描写で、生物の研究というとっつきにくい題材でも読みやすく仕上げている。
研究部分については、分かりやすく説明しようとしているため長くなりかえって分かりにくくなっている点や、研究者の描写としてはかなりデフォルメはあるものの、登場人物のみんなの心優しさは読んでいて気持ちがいい。
タイトルとは逆説的に、人間は愛にあふれている。
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No.42:
(5pt)

めぞん一刻は、お好きですか?

市立図書館で借りて読んでいたのですが 内容が我が家族向きでしたので 回し読みしようと購入を決定しました。
めぞん一刻がお好きな方なら 絶対気に入りますよ!
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4120051129
No.41:
(5pt)

新聞連載時にイマイチかな?と思った人に、読んでほしい

私はもともと三浦しをんさんのファンですが、この小説が読売新聞に掲載されている時に読んだときは、あまり面白いとは感じませんでした。新聞の連載だと1話1話が(私にとっては)短いこと、出張や旅行等で途中1話とか飛ばしてしまうことがあったり、本と違ってあれはどうだったかな、と前に戻って読み返したりすることができないこともあったと思います。なので、正直単行本が発売された時も最初は文庫本になってから買ってもいいかなという気持ちでしたが、他の方のレビューにもあるとおり装丁の美しさに魅かれて購入しました。
ところが、予想外に(失礼を申し訳ありません)面白く、平日で翌日は仕事があるにもかかわらず、睡眠時間を削って2日で読み終えてしまいました。
三浦さんの描く登場人物は、荒唐無稽ではないけれど、リアリティーを追求しすぎない、でも、その片鱗が現実世界でもチラホラ見受けられるという絶妙なさじ加減が魅力です。フィクションだけどファンタジーまではいかないので、こういう人いるよね、とか、そういう事もあるある、と共感を感じつつも現実を忘れて物語の世界をたっぷり楽しむこと(逃避すること)ができます。
植物もまた重要な登場人物(?)であるだけに、静的な美しさや優しさを感じることができるラストシーンであるように思いました。私はまったくの文系人間ですが、小説に描かれた研究の話の部分も、充分に楽しめて興味深く読み進めることができました。私と同様に、新聞連載時には魅かれなかった人に、手に取ってほしい1冊です。
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No.40:
(5pt)

表紙がきれい

好きな作家の本なので購入しました
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No.39:
(4pt)

さすが、三浦しをん!

2019年も、後4箇月……。
 なんてこったいっ!
 茶道以外の本を一冊も読んだ記憶がない…。
 「せめて、一冊は」と思ったとき、浮かんだのは、三浦しをん。
 期待を裏切ることなく、面白かった。
 何度笑ったことか。そして、ほろっともさせられた。
 キャラも立っている。
 藤丸君、最高!!
 松田先生ほか研究室のメンバーも、いい感じ。
 ただ、研究についての記述が、ちょっと長過ぎ、藤丸君同様、私にはチンプンカンプン。
 だからこそ、藤丸君に感情移入がしやすかったのかなぁ。
 最後は、余韻に欠ける唐突な終わり方で、残念。
 装丁が美しい。
 
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No.38:
(4pt)

がんばれ本村さん

途中の実験操作の説明が文章だけでは分かりにくくて、ちょっと間延びした感がありましたが、大学院生の日常が良く描けていたと思う。
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No.37:
(4pt)

なんかホッコリ^_^

愛だの恋だの、結果を求める物語が多い中、この作品にはそういう結果を求めるというより、人生のターニングポイントになる大きなテーマがあったように思います。
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No.36:
(5pt)

タンポポの種はタンポポにしかならない!何故なのか?まだ人間は解けない!

植物にだって愛はある。植物に関わる人間の愛も可愛らしい❗
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No.35:
(5pt)

ピュアな気持ちをもらえた

登場する人達はみんな純粋に真剣に生きている。自分を振り返ればこんなに真面目に生きて来なかったけど、一瞬を切り取れば物語と重なる様な時期もあったな。なんて、ほわっとさせられました。
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No.34:
(5pt)

植物愛?

人物の描き方・喜怒哀楽の描写など小説としても面白い上に、生物の遺伝子の実験の過程もわくわくドキドキでした。植物を愛する者には本当にお勧めの本です。植物って、こういうものだったのかと、改めて考えさせられます。この本をご紹介いただいた方にも、この場を借りて、お礼を申し上げたいです。
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No.33:
(4pt)

ぜひ読んで欲しい

非常に面白い作品だった。メイン登場人物の藤丸くんのキャラがとても良い。ところどころ笑えるところもあり普段小説を読まない人にもおすすめできる。ただ、文系人間の私には読むのが辛い植物の研究の描写が所々あるので、そこは玉に瑕だと思った。そこは軽く流し読みした。やはり、三浦しをんは良い!
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No.32:
(5pt)

皆、光を食べて生きている

本当に素敵で優しいです。愛なき世界の物語の中に沢山の愛がつまっています。登場人物が皆ユニークで可愛らしい。一つの事に夢中になれる人達って魅力的です。どうしてだろう、なぜだろう、疑問に思うことを解明せずにはいられない人々の厳しい毎日。料理人の藤丸君の一途さや優しさに心が癒されます。ぜひ多くの方に読んで頂きたい作品です。
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No.31:
(4pt)

読みやすいです。

いい意味でライトな感じで、読みやすかったです。
そんなにドラマチックな展開もなく、日常的な感じで話が進みますが、登場人物が結構個性的なので、退屈せず読めました。
なんとなくですが、そのうち映画化とかされそうな気がします。
装丁が綺麗なので、ずっと手元に置いときたい本です。
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No.30:
(2pt)

好き嫌いが分かれる作品

好きな作家さんなので、丁寧にじっくり読んでいきたかったのですが、研究や実験の細かい説明のくだりは、興味がないせいか読む気になれず斜め読みしてしまいました(笑)。
主人公のリケジョ本村と彼女に想いを寄せる見習い料理人藤丸の青春情熱物語だから、作風としては嫌いじゃないはずなのに、いつになったら面白くなるんだ?この二人の魅力はどこだ?
などと思いながら頑張って読み続けたのですが、最後まで面白さがわからず、物語の世界観に入り込めないまま読み終えてしまいました。
個人的には、主人公と主人公の相手役より、脇役である松田先生や、加藤くんのほうがキャラ立ってしまっているように思え、期待外れで残念…そんな読後感となりました。
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No.29:
(1pt)

私には合いませんでした。

理系大学院生の日常を淡々と描いています。恋愛話もウッスラで、起こる出来事も山なし谷なしで、申し訳ないが途中で読むのを止めてしまいました。
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No.28:
(4pt)

のんびり・ほんわかした、良いお話

植物に恋するリケジョと、リケジョに恋する料理人。

どうしょうもなく知りたい気持ちに駆られ、研究対象の植物(シロイヌナズナ)に惹かれ、真理の探求が第一で、恋愛は二の次になってしまう、小さくてつるりとしたかかとの持ち主、本村さんと、洋食屋(町の食堂)円服亭の住み込み店員で、料理が大好きな藤丸くんの、生真面目で不器用な恋の行方を、リケジョとシロイヌナズナの生態と共に描く。

 植物には感情が無い=愛なき世界 vs 知りたい気持ち=愛。

のんびり・ほんわかした、良いお話でした。
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No.27:
(5pt)

好きな作品はこれですと言います

今年も既に幾つかの小説を読み、それぞれ楽しませて頂いたのですが、その中では本作が一番好きかもしれません。簡単に比較できるものではありませんし、もしかすると「一番面白かった」のは別の作品かもしれないとも思うのですが、本作は「好き」です。

まだ駆け出しの男性料理人と、植物の研究に没頭したい女性研究者の間で紡がれる、コミカルなラブストーリー。これはこれで、ひとつの理想的な愛のかたちなのではないでしょうか。二人の周囲に登場する人たちも、かなりキャラが立っていて楽しいです。おすすめしたい一冊です。
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No.26:
(2pt)

こういう風に研究者を描くのはやめてもらいたい

前半は,作者の語りのうまさや植物学の薀蓄でそれなりに楽しめたのですが,後半のストーリーのスカスカっぷり,キャラクターの薄っぺらさに辟易しました.400ページを超える長編ですが,この話から植物学の話題を取っ払ったら,100ページくらいになるのではないでしょうか.
また私自身も研究者ですが,研究者に対する作中での描き方は有害だと感じました.作中で本村さんや松田教授は浮世離れした求道者,として描かれています.確かに,研究者の一側面としては正しく,アカデミアの自由さと素晴らしさを伝えることには成功していますが,これを「リアル」と銘打つのは間違いです.研究者や大学院生を「研究以外の喜びを捨てた(もしくは捨てるべき)仙人」というステレオタイプにはめ続けた結果が,やりがい搾取である日本のポスドク問題,その結果としての科学競争力の低下の一因であると感じています.岩田さんの「私は本村さんとは違う.恋愛も結婚も諦められない」という叫びが,この作品で唯一リアルで,心を動かされたセリフでした.
愛なき世界 (単行本)Amazon書評・レビュー:愛なき世界 (単行本)より
4120051129

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