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国宝



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国宝の評価: 4.56/5点 レビュー 393件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.56pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全352件 281~300 15/18ページ
No.72:
(5pt)

すべてと別れる

心はまだ ずっと若いままやのに いつの間にこんなことになっとったんやろ
気いついたらみんなおらんようになってしもて 寂しいなぁ
と しみじみ想うのでありました

波乱万丈の歌舞伎人生
芸技の話のみならず 義理人情から興行的な厳しさまで 色々面白い話が続く

芸を極めても どんなに成功しようとも 友人家族に恵まれようとも 皆いつか人生の幕は降り 全てと別れ 手放し失う それが人生なのだ

歌舞伎の演目に織り込まれている 人の心の機微を 彼らはその役を演じ極めながら学んでいるのだろう 没頭しているうち気付かないが 喜久雄もまたその自らの劇を生きているのだ

特徴的な語りによって 彼らの人生そのものが 歌舞伎の演目のように感じられる

狂気と紙一重の境地に達していたラスト お見事!
国宝 (下) 花道篇Amazon書評・レビュー:国宝 (下) 花道篇より
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No.71:
(5pt)

素晴らしかった

オーディブルにて。
とても面白くて徹夜して上下を一気に聴きました。
物語の面白さもさることながら、尾上菊之助さんの朗読が素晴らしく、世界観に引き込まれ鮮やかに色々な場面が目に浮かびました。
すごいもの聴いちゃったなという感じ。
国宝 (下) 花道篇Amazon書評・レビュー:国宝 (下) 花道篇より
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No.70:
(5pt)

余韻がすごい。

上下巻とも、結構な厚さの本ですが、あっという間に読み切りました。芸に打ち込むことの素晴らしさ、厳しさ、恐ろしさ、すっかり酔いしれてしまいました。こんな本に出会えたことに感謝です。
国宝 (下) 花道篇Amazon書評・レビュー:国宝 (下) 花道篇より
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No.69:
(5pt)

引き込まれた!

素晴らしい作品。緊張感、スピード感。登場人物が皆、魅力的です。思わず応援したくなります。歌舞伎がわからない人でも楽しめると思います。
国宝 (上) 青春篇Amazon書評・レビュー:国宝 (上) 青春篇より
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No.68:
(4pt)

上下一気に読みましょう❗

上巻下巻一気に読みました。まさに力作という言葉がぴったりな大作。出てくる役者達を実在の歌舞伎役者に見立てながら読むと何だか凄く贅沢な気分になりました。
ただ、ラストへ向け物語の疾走感が加速し過ぎてしまったのか、そのままのスピードで終わってしまったのが唯一の残念なところ。
国宝 (下) 花道篇Amazon書評・レビュー:国宝 (下) 花道篇より
402251566X
No.67:
(5pt)

菊之助さんの上品な艶やかな声が好き❣️

ウォ-キング中に聴けて楽しい〜
菊ちゃんのキャラが魅力的❣️
国宝 (下) 花道篇Amazon書評・レビュー:国宝 (下) 花道篇より
402251566X
No.66:
(5pt)

絶妙なストーリーテリング

禍福は糾える縄の如し。私にとっては、上下2巻に通底するテーマだった。芸の魅力に取り憑かれ、気づけばいつか彼岸とも見紛う頂点に達しようとする主人公にとってその人生は、これでもかという逆境と喪失の連続でもあった。禍福の振幅の激しさは、芸に向かう熱量の大きさでもあっただろう。心憎いほどの山と谷、巧みに仕組まれた伏線に唸らされた。歌舞伎という古典芸能の分かりにくさを、独自の語りでさりげなく説明してくれる手法も見事。神の視点でもある語り手は誰なのか、最後にさらりと種明かしもしてくれた。新聞連載小説とあって、最終盤に全てを回収しようと些か筆を急いだ感はあったが、読者を引き込んでいっきに読ませてしまう作品の力に対して満点を献上したい。最後に、主人公の台詞が長崎弁、大阪弁、標準語へと変わる中、ストーリーの語り口は関西訛りの標準語だったのだろうか。作者の頭の中に響いていたアクセントを知りたかった。
国宝 (下) 花道篇Amazon書評・レビュー:国宝 (下) 花道篇より
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No.65:
(4pt)

二人の関係と歌舞伎のせかいがおもしろい。

前半が良く、すぐ読んだので下巻をとりよせた。
主人公の人生と坊ちゃん、二人の歌舞伎に対する熱意がよかった。
国宝 (下) 花道篇Amazon書評・レビュー:国宝 (下) 花道篇より
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No.64:
(4pt)

読み始めは読みづらかったが◎

狂言回しの文体が苦手。とか言いながら読み進めたら引き込まれるように読んでいるかもしれない。そうしたら評価変えます。今は2。
その後→だいぶ読み進めておもしろくなってきました。ササッとページ数だけ確認してポチッたので内容はあまり知らずに買って文体に閉口しましたが任侠と梨園が舞台なので何となく納得しました。戦後の芸能人が実名で登場したり、争乱の場面が芝居がかった表現だったり、食いつきどころが頭に映像でうかぶようになったのでほぼ大丈夫。
この映像がフルカラーになったら完璧です。
ちなみに解説は最後に読むようにしています。さあ、続きは. . 。
国宝 (上) 青春篇Amazon書評・レビュー:国宝 (上) 青春篇より
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No.63:
(4pt)

波瀾万丈の人生、面白い。

主人公の親、頼りにしている人に殺されてるのに何の制裁もなし。主人公も最後まで気づかず。なんかモヤっと。
国宝 (上) 青春篇Amazon書評・レビュー:国宝 (上) 青春篇より
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No.62:
(5pt)

壮大な世界に連れて行ってもらいました

歌舞伎好きにお勧めと書かれていたので読み始めました。悪人のときの重苦しさはなく、激動の時代を軽やかな文章で描いてあります。歌舞伎の演目の丁寧な解説もさることながら、演目とシンクロするストーリーで、舞台のシーンの度に目を閉じ、観客のひとりになることができました。読後は、永遠を感じて感動しました。
国宝 (上) 青春篇Amazon書評・レビュー:国宝 (上) 青春篇より
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No.61:
(5pt)

モデルは尾上菊五郎?・

女性は入れぬ梨園の世界を面白く描く、吉田修一新境地面白いぐいぐい読み進んだ。
国宝 (上) 青春篇Amazon書評・レビュー:国宝 (上) 青春篇より
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No.60:
(5pt)

別世界を楽しんだ

久々に、面白い小説に出会った。非凡な人間の一生を描いたこの壮大なドラマは、極道ヤクザの世界(青春編)に、非日常的な歌舞伎のさらに裏の世界(花道編)に、読者を誘ってくれる。

 本書は、交わされる長崎弁、関西弁の会話が生き生きとして楽しく、娯楽本としても、軽い歌舞伎の入門書としても、また多くの登場人物の波乱万丈に満ちた人生が交錯するサスペンスとしても、十二分に楽しめる作品である。最後はちょっとドラマチックすぎる気もあるが、ま、そこは小説。いいでしょう。
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No.59:
(5pt)

圧巻の筆力

とてつもない作品だった。
立花喜久雄という人の感情が最後まで読めず、
何か人形的な人だなぁ、と思わされてしまって、
つまりは、それが「役者」ということ。
ということを書けちゃうんだもなぁ、すごいなぁ。
国宝 (下) 花道篇Amazon書評・レビュー:国宝 (下) 花道篇より
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No.58:
(5pt)

期待を大幅に超えた

期待を大幅に超えて傑作です。尾上菊之助丈の朗読は絶品で、どこで聴いても、数秒で小説の世界に引き込まれていきます。この作品との出会いに感謝いたします。
国宝 (上) 青春篇Amazon書評・レビュー:国宝 (上) 青春篇より
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No.57:
(5pt)

壮大な話

歌舞伎のことがわからずとも、とても素晴らしい小説。覚悟を持った人達の人生の尊さが描かれています。
国宝 (上) 青春篇Amazon書評・レビュー:国宝 (上) 青春篇より
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No.56:
(5pt)

一気読みしました!

ぐいぐい引き込まれて、あっという間に上下巻読み終えてしまいました。終わってしまうのが惜しいくらいでした。あと歌舞伎に興味を持ちました。
国宝 (上) 青春篇Amazon書評・レビュー:国宝 (上) 青春篇より
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No.55:
(5pt)

たしかにAudibleで聴いた方がずっと楽しめる

長崎のヤクザの息子が歌舞伎の女形として人間国宝(と同時に・・・)になる約50年のストーリーなので長い。Audibleでも上下で20時間近くなのでコロナ禍の日々、一日一時間のウォーキングで聴いても一カ月以上楽しむことができる。プロットがそこまで複雑ではないので聞き流すだけでも十分に楽しめる。さらに、語りが尾上菊之助ということで、途中の歌舞伎のセリフはもちろん歌舞伎のごとく、普通の会話もなかなか臨場感がある(長崎弁はちょっと違うが)。また、多くの歌舞伎の演目の解説も、これはもちろん作者の吉田修一が書いているのだろうが、読み上げもスムーズで耳に心地よい。

と、いうわけでAudibleで何を聴こうか迷ったら「国宝」をお薦めしたい。聴くのは読むよりは記憶に残りにくい気がしているので、あちこち思い出さないといけない本には適さない気がする。こういう一代記みたいなものが適しているのだろう。聴いている間は歌舞伎通になった気分だ。
国宝 (上) 青春篇Amazon書評・レビュー:国宝 (上) 青春篇より
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No.54:
(5pt)

初恋の人が図書館で読んでました!

不純な動機で手にとりました。あまり興味の持てなかった歌舞伎の世界に一気に惹き込まれました。ドキドキがいっぱいの物語です!
国宝 (下) 花道篇Amazon書評・レビュー:国宝 (下) 花道篇より
402251566X
No.53:
(5pt)

歌舞伎を見たことなくても

私は歌舞伎を見たことがありません。
いや正確に言うなら、松竹大歌舞伎を一度だけ見たのですが、途中からずっと寝ていました。
だからこそ、吉田修一氏は大好きな作家なのですが文量もあるし、テーマは歌舞伎だしということで、この本を読むことに相当覚悟がいりました。
しかしいざ読み始めると主人公があらゆる時代を駆け抜けていく様がリアルにそして感情移入して読み進めることができました。また登場人物も個性的で魅力的な人物ばかり。
男の物語と思っていましたが、実は女性のたくましい生き方を描いていたりと、読み応えたっぷりであっという間に読了していました。
国宝 (上) 青春篇Amazon書評・レビュー:国宝 (上) 青春篇より
4022515651

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