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拳の先



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【この小説が収録されている参考書籍】
拳の先
拳の先 (文春文庫)

拳の先の評価: 4.09/5点 レビュー 11件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.09pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

「空の拳」のその後

「空前作同様、ボクシングの試合の描写はチンプンカンプンだし、長いな~と思う場面も多々あったけど、
リングで闘うボクサーではなく外からボクシングを見ている空也の客観的な視点で描かれてたからこそ私も最後までついていけた気がします。
先日、角田さんのトークショーに行ってきたのですが、ご本人はこの作品をうまく書ききれなかったと思っていらして、
そこはやはり根本的な「男女の性差」によるものを感じたかららしい。
でもそれでも書いたのは、ご自身がボクシングジムに通って、ボクシングを間近に見て、作家として熱いものを感じたからでしょう。
作中での坂本君の姿はそのトークショーで話されていた角田さんの男友達のエピソードと重なりました。

空也がずっと抱いてたスッキリとしない違和感は、読んでいる間中ずっと私も感じていました。
でも得体のしれない不安はどんな世界に生きる人にもあるもので、そこをどう変えるかはやはり自分自身でしかないのだな。
逃げることはカッコ悪いことではない・・・うん、そうだ!そうだ!と激しく共感しました。
拳の先Amazon書評・レビュー:拳の先より
4163904166
No.1:
(3pt)

陰方向だな。オチバレあります

というのが全体の印象。
ボクシングという競技自体がそういうもんだとは思ってます。
空也のキャラがどうにも…。「場違い」な人という感じで苛々した。ノンちゃんに、この人は「あてにならない大人」だよ、と途中で言ってあげたくなった感じ。
とりあえず、小学生~中学生を沖縄だのタイだのに誘う「常識の無さ」を振り返れ、的な。誘うなら、自分が費用を奢るという前提で誘え。
ボクシングずっと見てて、ホームタウンディジョンって概念知らない人っているのかな?日本に呼べば「フェア」ってのも違う気が。相手選手にとってはアウェイになる訳で。
程度問題あっても、どんな競技でも多かれ少なかれ↑はあるから。立花自身「判定」はないな。と思って臨んでるんじゃないの?それひょっとして空也は分かってないんかい?みたいな。
立花がきっちりと整頓を付けられたのが気持ち良かったのに、「またやってよ」的な事言いだすのって…お前今までの過程見て来たんだろうが!と、どつきたくなる感じの「分かってなさ」がありました。
拳の先Amazon書評・レビュー:拳の先より
4163904166

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