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高層の死角
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【この小説が収録されている参考書籍】
高層の死角の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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トータルとして60点という印象。 森村誠一氏のホテルマン時代の業務知識が、 これほどまでに書くか、というほど盛り込まれている。 前半は特に盛り上がりを見せ、どうトリックを見破っていくかが気になる展開になる。 しかし後半になるにつれて、「くどい」印象が強くなってくる。あまりにもトリックに関連するホテル従業員しかわからないネタが細か過ぎて、「早く終わらないかな」とさえ感じる始末。 幾重にも立ちはだかる犯人のトリックを文章で伝えたかったのだろうが、これは小説でやるにはくどすぎる。映画や長尺のドラマなら相性が良さそうだ。 あと全体的に森村誠一氏のサスペンス小説に共通する話なのだが、後半に入ると事件解説への糸口が結構偶然というか、都合が良すぎる形で収束していく。 ある程度どんな小説でも偶然とか、ちょっと都合よく事件解決に向かう事はあるのだが、森村誠一氏の小説は特にこの傾向が強い。 前半で風呂敷を広げるだけ広げて、 後半でダレてしまう小説。確かに読んでいて疲れた。 読み終えた後のスッキリ感は殆どない。 | ||||
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犯人が自明な状態で、トリックだけをひたすら解明していく展開に疲れてくる。新たな手段が露見してもそれほどの高揚感はなく、途中からは、いいから早く終われって感じになる。 で、結局側近の運転手があそこまでべらべら喋るのかい!って肩透かしで終わるところがあっけないというか、森村誠一らしい気もする。 事件後の刑事のそれからみたいな章がないのもまさにそれ。 | ||||
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一時代を画した傑作ということで 購入しました。 なるほど発表当時は巨大ホテル、国際線、キャリアウーマンといったきらびやかな舞台で繰り広げられた事件ということで多くの読者を魅了したと思う。 だが推理小説ということで考えると犯人を特定した切っ掛けがEasyだし、特定したあとのアリバイ崩しも本丸でないところを細かく推理していくのが長々と語られるが、何のことはない運転手を追い詰めて行けば時刻表トリックだなんだという事とは無関係にアリバイは崩せたのではないか? 普通の刑事ならまず最初に関係者を徹底的につぶして行くと思いますが・・・まぁそこらへんに気を留めさせない筆力の森村ワールドです。 | ||||
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高層ホテルで起こった殺人を巡る推理。確かに、ダイナミツクには描いていますが、在り来たりで、新鮮味に欠けます。また、勢いを感じる処は買いますが、人間が描けていません。兎に角読むのに疲れる本です。 | ||||
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