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アンドロメダの猫
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アンドロメダの猫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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朱川さんの本は久しぶりだ。本屋で偶然発見した。 二十代後半の瑠璃は派遣社員だ。彼氏と別れて落ち込んでいるとき、コンビニで万引きしようとしている少女ジュラを見かけた。彼女は親の借金返済のため風俗で働いており、ヤクザまがいの男にDVも受けていた。瑠璃は彼女を守ろうと決意する。 朱川作品で視点人物が女性というのは初期作以来だ。最近流行のジェンダー小説の風味が混じっているが、なんか似合わない。ジュラの不思議ちゃんキャラは魅力的だ。頭がトロいかわりに絵の才能があるというのもユニークだし、中盤の活躍が気持ちいい。愛の逃避行はスリリングだ。が、後味が悪すぎる。ここまで読んできたワクワク感をどうしてくれる!と言いたい。朱川小説のヒロインなら、そんなものに負けるなよ。 結末直前までは最高点でもいいくらいだったが、まあ評価は普通にしとこう。 | ||||
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表紙の仁吉さんの猫の木彫が小説の内容にピッタリでした。 | ||||
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ショッキングな結末です。話が終わりに近づくにつれ、瑠璃とジュラのあのような状況下でも救いがあるだろうと、期待しながら読み進めましたが期待がしたがために結果なんとも後味のわるい?ある意味期待を裏切られた?ようでした・・・。 キーマンのような男の子もあと一歩、もうちょっと助けてほしかったな泣 女性にたいしての結構な暴力描写もあるため、苦手な方はご注意ください。キツくてもうストーリーとか忘れました。 月蝕楽園などがお好きな方でしたら・・・好きかもしれません・・。 | ||||
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え?っていう読後感は何年ぶりだろう。 話の展開も、マンガみたいだし、後半に出てきた引きこもりの少年との絡みも、なんの意味があるのか。 お金と時間を返してください。 朱川さんの作品は、いっぺんさん、アカシヤ商店街 と楽しく読んだので、がっかりも大きいです。 | ||||
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女二人のつかの間のふれあい、幸せとそして悲劇。ストーリーとしては普通、しかしこの作者の女性の描写が気持ち悪い。昭和のおじさん向けのレズものな雰囲気。 朱川湊人さんは当たりが出ると大きいが、普通~はずれが多い。これははずれ。 | ||||
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宇宙の図鑑や星座の本は「女の子なのに珍しい」んだ…? 星繋げて星座を発見するのって「女の子が喜びそう」だとばかり(←自分がそうだったから)思っていたので、新しい概念だった カップルというのは同性であっても結局どっちかが「旦那化」するなあ 物心ついてこのかた「命の次に大事なのは、娘の自分」だと期待した事すら、ないw ↑の質問を母親に投げかけられる精神というのは「健全」だと思うタチだ 聞くまでもなく「そうではない」と知っている…モンじゃないか? 概ね楽しく読んだが、多分、自分は、「良く分かってない」 | ||||
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著者にとって、久しぶりの、長編新作。その分期待は大き買ったのだが、少し期待はずれ。 冥の水底、無限のビイを超えるものではない。この2作と比べると、読書中のワクワク感、 読後の満足感は1/3程度。内容は、オルゴオルをベースにみつばち心中と水銀虫を隠し味 に入れた感じ。 | ||||
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地味な毎日の生活の話から一変、大胆な行動に出ることで、後悔しない選択をした自分を得るお話。このお話ってとても不可思議な感じがしていて、とても地味なのだけれど、少し世間離れした感覚がずっと根底にあって、終始一貫このモードが続いているきがしました。 | ||||
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妻子持ちの男にだまされてつきあっていた派遣社員の瑠璃。男と別れたばかりの瑠璃はコンビニで万引きをした少女ジュラを助け、ジュラを風俗で働かせているヤクザ者から大金を奪って逃げる。 単純なストーリーだけど、執拗に追いかけるヤクザ者からの二人の逃避行にドキドキ、そしてふたつの不幸な魂が引き寄せあう展開に心がなごむ。 最後は、この二人に引きこもりの青年がからみ、ストーリーがすすむ。結末は悲しいけれど、なぜか心癒される読後感。心に傷をおった人間たちの織りなす現代のメルヘンかな。 | ||||
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