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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 21~33 2/2ページ
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もうどこから見てもお先真っ暗、未来なんてどこにあるのか、という話。 取ってつけたような「終章」に、未来など全く感じることなどできず、早坂も須山も助かって、亜里沙が言うように、二人とも殺されるか売られるか、少なくとも私には、どちらにしても最悪な未来しか感じ取れませんでした。 少女たちに必要だったのは、中途半端で嘘の「未来からの手紙」ではなく、まともな保護者でしょう。 特に、登場人物の中で一番まともだと思った主人公の父親が、実は一番過去に囚われて、妻を崇拝する余り、娘の「未来」を潰した、という印象です。 作者が、読者に対して何を伝えたいのか、少なくとも私には全くわかりませんでした。 | ||||
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どうして書店員さん達がこの本を推すのかがわからない。 どんどん悪い事態へと転がっていくのが救いがなさすぎる。 『告白』は、まだ復讐のカタルシスがあったのに。 | ||||
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出だしで興味を惹かれて読み続けたものの、我慢と苦痛でしかなくそれでも読み続けていれば最後はスカッとしたパズルが当てはまる的な希望も何もなく今まで関係ない子どもが出てきたりしてちっとも面白くないまま読了した。読み終わったら帰りに駅のトイレに捨てていくのが妥当。 | ||||
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毒親の品評会でもやってるのかと思える作品。いくらなんでも登場人物全員が毒親がらみで犯罪者ってのは酷い。世の中毒親もいるだらうし、酷い目にあっている子どももいるだろうけどこれはないだろうって感じですね。とってつけたようなラストシーンはあっても、お先真っ暗な未来しか感じさせない作品には悪意すら感じました。 | ||||
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「湊ワールドの集大成!」と広告にあったので期待して読んだのですが、残念でした…。 そもそも、なぜこの作品が直木賞の候補作になったのか不思議です。 「オール讀物」9月号に選評が載っていましたが、どの選考委員も、評するのに困っていましたね…。 人気作家の最新作ということで候補に入れたのでしょうが、それにつられて買う読者も多いはず。 今回は、いろいろな意味でガッカリしました。 | ||||
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イヤミスと言うより、世の中の悪意を凝縮して集めたエピソードに、登場人物を当てはめていったと言った方が、判りやすいかと思います。 批評家・大矢 博子氏の言うようなきれい事とは乖離しています。 親子間の殺人事件の理由をニュースで拾っていってもここまで酷くなるかと思う位、 私には思いつかない位、子供達がその命・尊厳を汚され、世間の人もかさに掛かって貶める。 そこまで酷くする必要が有るのか疑問で、読んでいて何度放り出した事か。胸が悪くなると言うより本気で吐き気がしました。 序章で、30歳の自分から手紙が届き、不幸が有っても必ず幸せになるからと書かれていますが、全く救われないです。こんな未来のどこが幸せなのか、 味わった苦痛を比べて天秤に掛けても幸せとは思えません。 猟奇殺人の小説より気持ち悪く、お値段も「文庫書き下ろし」で良いと思いました。 こんな物しか書けないならミステリー作家名乗るのを止めて欲しい。 | ||||
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久々に読みましたが、やっぱり湊さんの文章は不思議な詠みにくさがある。スっと頭に入ってこないこの感じは何なんだろう。元々脚本家志望だというから小説は巧くないんだろうが、売れているのに巧くならないのが謎。内容はいつもの湊ワールドで、悪くはないです | ||||
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「よく似た幸福はあっても、よく似た不幸はない」という言葉がありますが、湊かなえ作品(「告白」以降)には当てはまらないらしい。 同じ本の中の登場人物の不幸がどれにこれも似てる。 親が早く死ぬ、経済的に困窮する、性的虐待を受ける人物が一作品に何人もいる。 どんだけすさんだ世界なんだと突っ込みたくなる。 出てくる教師はちょっと笑えるくらい役に立たない。教師を責めるモンペたち。(この設定はこの作者がよく使うネタ) 前半の出てくるエピソードがやっつけ仕事としか思えない不幸だらけ。 同じような不幸が続くのでコレはオチに関係あるのか?と思ったら、そうじゃない。 ちょっとびっくりした。 登場人物の性格が途中から変わってるように思う所も気になる。 あの人がストーカー、まともなことを言ってた経営者が実は〇〇、いい人だと思ってたシェフが実は・・・。 このシェフにいたってはエピソードが多すぎて結局、どうゆう人物なのかいまだにつかめない。 子供って大人の本質を見抜けないからネ!ってことなのかもしれないけど、安易なキャラ変更にはご都合主義しか感じない。 友人のエピソードは邪魔だったなと思う。 友達の友達のエピソードにいたってはなぜ書いた?と言いたくなる。 夜間学校に対するイメージも昭和すぎる・・・。 後半戦になるとやっと湊かなえらしい文章になる。 ラストは「告白」の白バージョンな感じがする。 「告白」の時は読了後にあふれた「真っ黒な爽快感」が最高だった。 「未来」の時には読了後にあふれたのは「まぁまぁな爽快感」だった。 正直なところは「こんだけ時間(ページ数)かける前に誰かそのことに早く気が付けよ!(笑)」と言いたくなるオチでもある。 それを言ったらおしまいか。 もう少し登場人物を絞って、エピソードを絞ってたらもう少し違ったんじゃないだろうか。 後半戦がわりとおもしろいので残念。 | ||||
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ホントにガッカリ作品でした。 序盤はどういうカラクリか楽しみに読めましたが、だんだん暗い気分になり、最終的にも暗い過去のエピソードばかりでとても未来と言うタイトルが合わない作品だと感じました。結局大したカラクリもなく、他の方も書かれているように非道なことが書かれているだけの気分の悪い話でした。殺人やイジメは当たり前に描かれるだろうとは思ってましたが少しやり過ぎ感があるので苦手な方はやめた方がいいです。 | ||||
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未来の自分から手紙から始まる出だし。 途中までは純粋に、どういうからくり?どんな驚きの展開があるんだろう!と期待しながら読んでましたが、中盤に入った辺りでグッタリ。 他の方も書いてますが、家族の病気死別、DV、性的暴力、変態、AV強要(←教師を目指してる人が引っ掛かる!?)、近親相姦等のオンパレード。 これだけのものを盛り込めば、そりゃあ、イヤミスになるでしょう。逆にこういうものを入れなければ書けなかったのかな・・と思ってしまいました。 あたしがこの本を読んで得たことは、悩みがある時は勇気を出して相談しようって事ぐらいです。 | ||||
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期待が大きかった分、とてもつまらなかったです。 最初がきつかった・・・ あと、ありきたりなドロドロ劇に 拍子抜けしました。 | ||||
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未来という明るいタイトルに惹かれ購入しましたが、ずっとDVやら性的虐待の話であり、最後に苦し紛れな感じで未来があるという締めくくり…。主人公の母親もどうなったのか…。 | ||||
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デビュー作から全ての本を拝読していましたが、原点回帰というよりも、「告白」の衝撃(感動)を越えるために、安易に虐待やDVなどが「これでもか」と続き、非常に嫌な気持ちになりました。いわゆる「イヤミス」という分野の草分けであり、その後たくさんの作家の良質な作品がでましたが、この作品はまったく共感できませんでした。ラストのあれだけで「未来」=希望がもてるとはとうてい思えず。 | ||||
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